*《&ruby(くろ){黒};き&ruby(もり){森};のウィッチ/Witch of the Black Forest》 [#l6361303]
 効果モンスター(禁止カード)
 星4/闇属性/魔法使い族/攻1100/守1200
 このカードがフィールド上から墓地に送られた時、
 自分のデッキから守備力1500以下のモンスター1体を選択し、
 お互いに確認して手札に加える。その後デッキをシャッフルする。

 [[Vol.6]]から登場した[[闇属性]]・[[魔法使い族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[フィールド]]上から[[墓地]]に送られた時、[[デッキ]]から[[守備力]]1500以下の[[モンスター]]を[[手札]]に[[加える]][[誘発効果]]を持つ。~

 [[攻撃力]]1500以下の[[モンスター]]を[[サーチ]]する[[《クリッター》]]とは対を成す。~
 [[《音楽家の帝王》]]・[[《クリッチー》]]・[[《髑髏の司祭ヤスシ》]]の[[融合素材]]でもある。

 [[サーチャー]]の中でも、[[発動条件]]が緩い。~
 [[フィールド]]から[[墓地]]に送られるだけで良いので、[[戦闘破壊]]・[[効果]][[破壊]]・[[生け贄]]と手段は豊富に存在する。~
 [[相手]]に[[破壊]]されても自分で自発的に[[破壊]]しても良く、[[モンスター効果]]の[[発動条件]]を簡単に満たすことができる。~

 [[サーチ]]対象も非常に多く、広範囲の[[モンスター]]を[[手札]]に[[加える]]ことができる。~
 [[攻撃力]]の高い[[モンスター]]は[[守備力]]が低いことが多いため、低[[レベル]]の[[効果モンスター]]に加え、[[アタッカー]]も[[サーチ]]できる。~
 [[デッキ]]の構成によっては投入されている全ての[[モンスター]]を[[サーチ]]することが可能である。~

 自身も[[戦闘]]要員として戦うことができ、[[破壊]]された後も状況に合わせた後続を[[サーチ]]することができる。~
 また、[[魔法使い族]]であるため、[[《ディメンション・マジック》]]の[[生け贄]]にするのも有効である。~

-その強さと扱いやすさにより[[01/01/15>禁止・制限カード/2001年1月15日]]で[[準制限>準制限カード]]、[[02/05/01>禁止・制限カード/2002年5月1日]]で[[制限>制限カード]]と次第に枚数制限がかかり、最終的には[[04/09/01>禁止・制限カード/2004年9月1日]]に[[禁止カード]]に指定された。~
[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]・[[帝]]・殆どの[[BF]]、[[チューナー]]、[[ライトロード]]・[[《神獣王バルバロス》]]・[[《ダーク・シムルグ》]]等の非常に強力な[[モンスター]]をこの[[カード]]で[[サーチ]]できる現[[環境]]を考えると、[[禁止カード]]から抜け出すのは厳しいところだろう。~
しかも[[闇属性]]なので[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]や[[《ダーク・シムルグ》]]と相性がよく、[[誘発効果]]は[[タイミングを逃す]]ことがないので[[シンクロ召喚]]の素材として凶悪な性能を誇ってしまう。~

-この[[カード]]が[[禁止カード]]になる以前は、[[守備力]]が1500以下であるか否かは、[[モンスター]]の採用を決める際の重要な要素であった。~
[[守備力]]が高い1600の[[《サファイアドラゴン》]]よりも、1500を下回る[[《ブラッド・ヴォルス》]]等の方が採用率が高かった。~
また、[[《魔導戦士 ブレイカー》]]等の強力な[[効果モンスター]]を[[サーチ]]できるのも、この[[カード]]の強みだった。~
かつての[[【スタンダード】]]では[[必須カード]]であり、このカードは[[環境]]に大きな影響を与えていた。~

-初期のころの記述には「[[墓地]]に送られた時」としか書かれていなかったので、[[手札]]から[[墓地]]に送られても[[サーチ]]が可能であった。~
そのため[[《天使の施し》]]等で高速で[[《封印されしエクゾディア》]]のパーツを揃えることができた。~
そしてそれが横行してきたことにより、現在のテキスト内容に[[エラッタ]]されることになった。~
[[《クリッター》]]と共に、かなり初期(初ではない)に[[エラッタ]]が出た[[カード]]である。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメDMにおいて多くのデュエリストによって使用されている。~
「[[遊戯>《遊戯》]]vsステップ・ジョニー」戦においてステップ・ジョニーが使用。~
[[《音楽家の帝王》]]の[[融合素材]]となった。~
この時はわざわざ[[召喚]]されたにも関わらず[[効果]]が[[発動]]していない。~
//[[デッキ]]内に[[モンスター]]が残っていなかったのだろうか。~
「[[遊戯>《遊戯》]]vsレベッカ」戦においてレベッカが使用。~
[[《シャドウ・グール》]]の[[コンボ]]の一環として活用された。~
「KCグランプリ編」の「レベッカvsレオン」戦においてレベッカが再び使用。~
《かぼちゃの馬車》を[[戦闘破壊]]した後に《シンデレラ》に[[戦闘破壊]]されたが、[[効果]]により《ルビードラゴン》を[[サーチ]]した。~
「戦いの儀」の「[[遊戯>《遊戯》]]vsアテム」戦において[[遊戯>《遊戯》]]が使用。~
この[[カード]]を[[生け贄]]に[[《デーモンの召喚》]]を[[召喚]]し、[[《マシュマロン》]]を[[サーチ]]した。~
さらに双六の回想シーンにおいて、レベッカの祖父であるアーサーとの[[デュエル]]でアーサーも使用している。~
また「乃亜編」の回想シーンにおいて、[[海馬>《海馬》]]がモクバを突き飛ばした時に落ちていた[[カード]]の内の1枚。~

--アニメ5D'sにおいて、ボルガーが初版のこの[[カード]](を始めとするジュラルミンケースにいっぱいの[[カード]])を担保に融資をしてもらおうと取引をしていた。~
ちなみにこの時使われた[[カード]]の[[レアリティ]]は[[レア>Rare]]だったが、初登場の[[Vol.6]]での[[レアリティ]]はノーマルである。~

-コナミのゲーム作品において―~
GBのDMシリーズでは[[効果]]を持たない[[モンスター]]として登場し、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「森の奥深くに住んでいる魔女 額の目で[[真実を見抜く>サーチ]]」と書かれている。

--DM4では《黒き森の梟仙人》という黒き森出身の[[カード]]が登場している。~
両者の関連性は不明。~
ちなみにドイツには実際に「黒き森」が存在する。~

**関連カード [#oc7c7188]
-[[《クリッター》]]
-[[《ゴブリンゾンビ》]]

-[[《クリッチー》]]
-[[《音楽家の帝王》]]
-[[《髑髏の司祭ヤスシ》]]

-[[《バイオレット・ウィッチ》]]

―色違い[[モンスター]]
-[[《心眼の女神》]]

**収録パック等 [#gdd03896]
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP066 &size(10){[[Rare]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.4]] DL4-047 &size(10){[[Rare]]};
-[[鋼鉄の襲撃者−METAL RAIDERS−]] ME-56 &size(10){[[Rare]]};
-[[Vol.6]]
-[[STRUCTURE DECK−ペガサス・J・クロフォード編−]] PE-16
-[[STRUCTURE DECK−城之内編−]] JY-19

//**FAQ [#b543ed34]
//Q:~
//A: