*《&ruby(こんとんげんま){混沌幻魔};アーミタイル/Armityle the Chaos Phantom》 [#top] 融合・効果モンスター 星12/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0 「神炎皇ウリア」+「降雷皇ハモン」+「幻魔皇ラビエル」 自分フィールドの上記カードを除外した場合のみ、 EXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。 (1):このカードの攻撃力は自分ターンの間10000アップする。 (2):このカードは戦闘では破壊されない。 [[LIMITED EDITION 10 CHAOS BLACK>LIMITED EDITION#LE10]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[融合モンスター]]。~ [[三幻魔]]を[[除外]]する[[召喚条件]]、[[自分]][[ターン]]のみ[[攻撃力]]が10000アップする[[永続効果]]、[[戦闘]]では[[破壊されない]][[永続効果]]を持つ。~ [[自分]][[ターン]]中は[[攻撃力]]10000というとてつもない[[ステータス]]となり、[[直接攻撃]]か[[攻撃力]]2000以下の[[攻撃表示]][[モンスター]]へ[[攻撃]]すれば一撃で勝利できる。~ だが、1体でも[[重い]][[三幻魔]]を3種類も[[フィールド]]に揃えるという正規の[[召喚条件]]はあまりに重く、とても現実的ではない。~ 10000の[[攻撃力]]が欲しい場合でも、1[[ターン]]限りだが[[《No.39 希望皇ホープ・ダブル》]]を経由した[[《No.39 希望皇ホープ》]]に[[《ダブル・アップ・チャンス》]]を使った方が手っ取り早い。~ また、[[相手]][[ターン]]中は[[攻撃力]]は上がらないにも関わらず(2)の[[効果]]による[[戦闘破壊]][[耐性]]があるため、[[攻撃力]]0の[[サンドバッグ]]になってしまう。~ 真っ当に[[特殊召喚]]するのは極めて難しいので、基本的には[[《次元融合殺》]]で出すべきであろう。~ [[手札]]や[[墓地]]の[[三幻魔]]も利用できるので難易度が大幅に緩和され、更に自身は[[戦闘ダメージ]]を受けなくなるので[[相手]][[ターン]]で[[サンドバッグ]]にされる心配も無い。~ [[《次元融合殺》]]は[[融合]]に属し、[[三幻魔]]は[[カード名]]を指定された[[融合素材]]であるため、いずれも受けられるサポートが多いのも利点。~ しかし、出せたとしても[[カードの効果]]への[[耐性]]が一切ないため、簡単に[[除去]]されてしまう。~ [[三幻魔]]とこの[[カード]]に[[耐性]]を付与し、[[ドロー]]加速[[効果]]も持つ[[《失楽園》]]の併用は必須であろう。~ もっとも、[[《失楽園》]]自体に[[耐性]]はないため[[除去]]を連発されると防ぎきれず、長期の維持はあまり期待できない。~ 従って、できる限り[[特殊召喚]]した[[ターン]]に決着をつけたい。~ 非常に困難ではあるが、正規の[[召喚条件]]で[[特殊召喚]]すれば[[蘇生制限]]をクリアすることが可能。~ [[カード名]]を[[コピー]]できる[[《ファントム・オブ・カオス》]]や[[《E・HERO プリズマー》]]を使うことで、幾分か負担は軽減できる。~ 特に[[《E・HERO プリズマー》]]は同時に[[三幻魔]]を[[墓地へ送る]]事ができるため、上記の[[《次元融合殺》]]とも[[シナジー]]が強い。~ [[《ファントム・オブ・カオス》]]を使用する場合は[[《魔導雑貨商人》]]等で[[三幻魔]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]つつ、[[《地獄の暴走召喚》]]と絡めて3体を並べるのが比較的効率的である。~ [[《E・HERO プリズマー》]]の[[カード名]]を[[コピー]]して[[《コピー・ナイト》]]を[[発動]]し、それを[[トリガー]]に[[《地獄の暴走召喚》]]を[[発動]]して[[《E・HERO プリズマー》]]3体を並べる方法もある。~ 1体をとりあえず[[特殊召喚]]するのならば[[《暗黒の召喚神》]]という[[サポートカード]]も存在している。~ [[フィールド]]に出さず、始めから[[墓地]]に置いて[[効果]]のみを[[コピー]]する使い方もある。~ 例えば、[[《轟雷帝ザボルグ》]]でこの[[カード]]・[[《WW−ウィンター・ベル》]]2体・[[《捕食植物キメラフレシア》]]を[[墓地へ送れば>墓地へ送る]]、次の[[ターン]]に[[サーチ]]した[[《ミラクルシンクロフュージョン》]]で[[《WW−クリスタル・ベル》]]を[[融合召喚]]でき、この[[カード]]を[[コピー]]する事で[[攻撃力]]12800を達成できる。~ この際、[[《旧神ヌトス》]]で[[伏せカード]]を[[破壊]]したり、同様の方法で[[《ナチュル・エクストリオ》]]を出せば、[[相手]]の[[罠カード]]を警戒せずに済む。~ [[《おろかな重葬》]]で[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[《レスキューラビット》]]等で[[《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》]]を出して[[コピー]]するのも良く、[[手札]]2枚程度の消費で[[貫通]]付きの[[攻撃力]]12800となる。~ [[《ファントム・オブ・カオス》]]で[[コピー]]した場合は[[戦闘ダメージ]]を与えられないが、[[《カタパルト・タートル》]]で[[射出]]すれば5000[[バーン]]となり、[[《神秘の中華なべ》]]で[[リリース]]すれば10000の[[ライフ回復]]となる。~ また「[[テキスト]]に[[三幻魔]]の名が記されている[[融合モンスター]]」という点にも利用価値がある。~ [[エクストラデッキ]]のこの[[カード]]を[[公開]]すれば、[[《融合準備》]]や[[《融合徴兵》]]で[[三幻魔]]を[[サーチ]]したり、[[《E・HERO プリズマー》]]で[[三幻魔]]を[[墓地へ送る]]事が可能。~ 特に[[【ダーク・ガイア】]]では、これらを併用することで[[《幻魔皇ラビエル》]]を[[融合素材]]とした高[[攻撃力]]の[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]を[[融合召喚]]するサポートができる。~ -[[三幻魔]]を正規の方法で並べての[[特殊召喚]]を狙うのであれば、[[魔法・罠除去]]能力を持つ[[《神炎皇ウリア》]]を[[特殊召喚]]し、妨害される危険性を少しでも排除しておきたい。~ その後は[[《失楽園》]]で[[ドロー]]を加速しながら[[永続魔法]]で[[ロック]]を仕掛けて[[《降雷皇ハモン》]]を狙い、最後に[[《幻銃士》]]を[[召喚]]して[[銃士トークン]]2体を出し[[《幻魔皇ラビエル》]]に繋げるのが比較的現実性のある方法といえる。~ 上記の通り[[三幻魔]]は[[《融合準備》]]で[[サーチ]]できる点も有効に活用したい。~ なお正規の方法でこの[[カード]]を出すと、ほぼ間違いなく[[三幻魔]]3体よりも総[[攻撃力]]が落ちる。(通常[[《神炎皇ウリア》]]の最低[[攻撃力]]は3000であり、他の2体が4000。[[三幻魔]]の総[[攻撃力]]11000となり、この[[カード]]の[[攻撃力]]より1000高い)~ -[[除外]]する[[三幻魔]]は[[モンスター]]状態である必要はないため、[[《ユニオン・キャリアー》]]等で[[装備カード]]となった[[三幻魔]]も[[除外]]できる。~ 特に[[《降雷皇ハモン》]]は、[[《ユニオン・キャリアー》]]と[[属性]]が同じであるため比較的簡単に狙える。~ ただし、[[《次元融合殺》]]で出す場合は[[装備カード]]状態の[[三幻魔]]を使うことはできないので注意。~ -[[テキスト]]に記されている[[召喚条件]]は「[[エクストラデッキ]]からの[[特殊召喚]]」のみに関するものであるため、[[蘇生制限]]を満たせば[[蘇生]]・[[帰還]]が可能である。~ [[攻撃力]]が0であるため、[[《ファントム・オブ・カオス》]]共々[[《リミット・リバース》]]による[[蘇生]]が可能である。~ -10000ポイントという数値は、固定の[[ステータス]]上昇値としては最高値である。~ これは次点の[[《ドドドガッサー》]]([[攻撃力]]3500アップ)の3倍近くという群を抜いた数値である。~ また、[[テキスト]]に5桁以上の数値が記載された初の[[カード]]であり、長らく他には現れなかった。~ 約11年後に5桁の数字で[[《大胆無敵》]]が、[[ステータス]]の数値としても[[《万物創世龍》]]が登場したことでようやく唯一ではなくなった。~ -それまでの[[レベル]]12[[モンスター]]の最低[[攻撃力]]・[[守備力]]は[[《青眼の究極竜》]]の4500・3800だったので、共に0というのは、ある意味で革新的な[[ステータス]]だった。~ 程なくして同じく[[レベル]]12、攻守共に0の[[《ユベル−Das Extremer Traurig Drachen》]]が登場している。~ -名前の由来はおそらく[[デーモン]]から妊婦や胎児を守る天使「アルミサエル(Almisael)」からだろう。~ しかし、この[[モンスター]]は[[デーモン]]と同じく[[悪魔族]]であり、[[カード]]とのイメージは程遠い。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメGXにおける「十代&ヨハンvsマルタン([[ユベル>《ユベル》]])」戦でマルタン([[ユベル>《ユベル》]])が使用。~ [[《E・HERO カオス・ネオス》]]に10000ポイントの[[戦闘ダメージ]]を与えて十代を倒そうとするが、[[速攻魔法]]《プリズム・ウォール》によってヨハンの[[《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》]]と[[相打ち]]になり失敗する。~ (《プリズム・ウォール》の[[効果]]処理が成立していれば十代の勝ち抜けとなるが、劇中では[[発動]]後にヨハンと[[ユベル>《ユベル》]]の双方が異次元に飛ばされる形で中断となった。)~ 異世界編での「ヨハン([[ユベル>《ユベル》]])vsアモン」戦で再登場。~ 自身の[[効果]]でアモンの[[《究極封印神エクゾディオス》]]を[[除外]]するが、[[《霧の王》]]に[[戦闘破壊]][[耐性]]を[[無効]]にされ、[[戦闘破壊]]された。~ [[ダメージ]]を与える[[効果]]の名は「全土滅殺 転生波」、[[除外]][[効果]]の名は「虚無幻影羅生悶」。~ //字幕で確認、再放送時も同じ表記でした。~ --アニメでは、[[《次元融合殺》]]でのみ[[特殊召喚]]される[[モンスター]]だった。~ [[《次元融合殺》]]は[[フィールド]]の[[三幻魔]]を[[除外]]してこの[[カード]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]であり、[[OCG]]化の際に自身の[[召喚条件]]として[[内蔵]]する事になった。~ //http://yugioh.wikia.com/wiki/Dimension_Fusion_Destruction 後に[[《次元融合殺》]]も[[OCG]]化されたが、あちらは[[OCG]]化の際にこの[[カード]]をより簡単に出せるように調整されている。~ また、(1)の[[効果]]は[[攻撃力]]が上昇するのではなく、[[攻撃表示]]の時に[[1ターンに1度]][[相手]][[モンスター]]1体に10000ポイントの[[戦闘ダメージ]]を与えるという[[起動効果]]だった。~ さらに、[[エンドフェイズ]]まで[[コントロール]]を[[相手]]に移し、その時の[[コントローラー]]の[[フィールド]]に存在するこの[[カード]]以外の[[モンスター]]を[[除外]]する[[効果]]もあった。~ また、[[イラスト]]は右を向いており、腰から下は描かれていない(アニメ本編では[[カード]]は映っていないが、海外アニメサイトで確認できる)。~ ---[[戦闘ダメージ]]を与える[[効果]]は[[相手]]の[[カードの効果]]を受けない[[《究極封印神エクゾディオス》]]に通じていないため、[[モンスター]]に直接作用する扱いのようである。~ //--作中での[[召喚]]専用[[カード]]を[[内蔵]]した形での[[OCG]]化となった[[カード]]は、以下の通り。~ //---[[《オレイカルコス・シュノロス》]] //---[[《ヘリオス・デュオ・メギストス》]] //---[[《ヘリオス・トリス・メギストス》]] //---[[《アルカナフォースEX−THE LIGHT RULER》]] //---[[《ヴォルカニック・デビル》]] //---[[《究極封印神エクゾディオス》]] //---[[《冥府の使者ゴーズ》]] //---[[《ダークネス・ネオスフィア》]] //---[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]([[《サモン・リアクター・AI》]]が内蔵) //---[[《機皇帝ワイゼル∞》]] //---[[《機皇帝スキエル∞》]] //---[[《機皇帝グランエル∞》]] //---[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]] //---[[《究極時械神セフィロン》]] //---[[《スーパーバグマン》]] //---[[《異次元ジェット・アイアン号》]] //---[[《No.99 希望皇龍ホープドラグーン》]] //抜けがある上に長い。書くにしても内蔵のページに移動させるべきだと思う -コナミのゲーム作品において―~ [[WCS2008>ゲーム付属カード#WCS2008]]では、対戦[[相手]]として登場。~ 《混沌幻魔アーミタイル》を[[特殊召喚]]して[[デュエル]]に勝利する石碑を解除した後、対戦が可能になる。~ 使用する[[デッキ]]は当然[[【混沌幻魔アーミタイル】]]なのだが、[[《ファントム・オブ・カオス》]]は1枚も入っておらず、律儀にも正規の方法で[[三幻魔]]を揃えようとする。~ また同シリーズでは専用の召喚ムービーが存在し、[[召喚に成功した]]場合は[[三幻魔]]よりボーナスポイントが多く貰える。~ 一方で[[三幻魔]]を[[フィニッシャー]]とした場合に発生する「幻魔勝利」には、対応していない。~ [[TAG FORCE 3>ゲーム付属カード#TF3]]以降のシリーズでも、チャレンジの一つとして《混沌幻魔アーミタイル》の[[召喚]]を成功させるというものがある。~ **関連カード [#card] -[[幻魔]] -[[《神炎皇ウリア》]] -[[《降雷皇ハモン》]] -[[《幻魔皇ラビエル》]] -[[《失楽園》]] -[[《光の創造神 ホルアクティ》]] -[[VWXYZ]] ―《混沌幻魔アーミタイル》の姿が見られる[[カード]] -[[《次元融合殺》]] **このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] -[[【混沌幻魔アーミタイル】]] **収録パック等 [#pack] -[[LIMITED EDITION 10 CHAOS BLACK>LIMITED EDITION#LE10]] LE10-JP001 &size(10){[[Ultra]]}; -[[COLLECTORS PACK 2017]] CP17-JP035 &size(10){[[N-Rare]]}; -[[ストラクチャーデッキ−混沌の三幻魔− 三幻魔解放パック>ストラクチャーデッキ−混沌の三幻魔−#pack]] SD38-JPP04 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]}; **FAQ [#faq] Q:[[《モンスターBOX》]]の[[効果]]を受けた後の[[メインフェイズ]]2で、[[攻撃力]]は(1)の[[効果]]が再[[適用]]され10000に戻りますか?~ A:[[攻撃力]]は10000になります。(09/01/21) Q:[[《収縮》]]を受けた場合、[[攻撃力]]はいくつになりますか?~ A:[[攻撃力]]は10000です。(09/01/21) Q:[[自分]][[フィールド]]の[[装備魔法]]扱いの[[《神炎皇ウリア》]]らをゲームから[[除外]]し、これらの[[モンスター]]を[[特殊召喚]]することはできますか?~ A:はい、[[特殊召喚]]できます。(10/07/29) Q:[[攻撃力]]と[[守備力]]が0の時に[[《BF−疾風のゲイル》]]の[[効果]]を受けました。~ [[自分]]の[[ターン]]が来た時、[[攻撃力]]はいくつになりますか?~ A:10000になります。(12/03/04) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《混沌幻魔アーミタイル》,モンスター,融合モンスター,効果モンスター,星12/闇属性/悪魔族/攻0/守0,正規の方法以外でエクストラデッキから特殊召喚不可,融合召喚不可,幻魔);