*《&ruby(こんとんげんま){混沌幻魔};アーミタイル/Armityle the Chaos Phantom》 [#l28d78d9]
 融合・効果モンスター
  星12/闇属性/悪魔族/攻   0/守   0
 「神炎皇ウリア」+「降雷皇ハモン」+「幻魔皇ラビエル」
 自分フィールド上に存在する上記のカードをゲームから除外した場合のみ、
 融合デッキから特殊召喚が可能(「融合」魔法カードは必要としない)。
 このカードは戦闘によっては破壊されない。
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
 このカードの攻撃力は自分ターンのみ10000ポイントアップする。

 [[LIMITED EDITION 10 CHAOS BLACK>LIMITED EDITION#d5151532]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[三幻魔]]の[[融合]]形態であり、[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]されず、[[自分]][[ターン]]のみ[[攻撃力]]が10000ポイントアップする。~
 [[特殊召喚]]に関する[[テキスト]]は[[召喚ルール効果]]で、残り2つの[[効果]]はどちらも[[永続効果]]である。~

 [[攻撃力]]10000は破格の数値であり、一度[[攻撃]]を通すだけで勝利できることも多い。~
 だが、この[[モンスター]]を[[召喚]]するには、[[三幻魔]]全てを[[フィールド]]に揃える必要がある。~
 [[三幻魔]]自体が各々[[特殊召喚]]に3枚の[[カード]]を必要とし、それら全てを同時に[[フィールド]]に揃えるのはかなり困難である。~


 まともに[[特殊召喚]]するのは極めて難しいが、[[モンスター]]の名前をコピーできる[[《ファントム・オブ・カオス》]]や[[《E・HERO プリズマー》]]を使うことでいくらか軽減することができる。~
 [[《魔導雑貨商人》]]等で[[三幻魔]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[《地獄の暴走召喚》]]で[[《ファントム・オブ・カオス》]]を3体[[特殊召喚]]し、[[三幻魔]]をコピーするのが簡単な方法と言えるだろう。~

 [[《ゲール・ドグラ》]]の[[効果]]でこの[[カード]]を[[墓地に捨て>墓地に捨てる]]、[[《ファントム・オブ・カオス》]]の[[効果]]の[[対象]]に指定する事で簡単に[[攻撃力]]10000を備えた[[モンスター]]を[[召喚]]できるが、それだけでは[[戦闘ダメージ]]を与えられない。~
 しかし、[[《カタパルト・タートル》]]で5000[[ダメージ]]を与えたり、[[エンドフェイズ]]までに[[《神秘の中華なべ》]]の[[コスト]]として[[リリース]]する事で、[[《ゲール・ドグラ》]]の[[効果]]を[[発動]]した[[コスト]]も簡単に[[回復]]させたりすることができる。~
 また、[[《墓守の従者》]]に[[《ユニオン・アタック》]]を使用すれば[[ダメージ]]を与えられる。~

 [[三幻魔]]を使用して[[特殊召喚]]する場合、まず高性能の[[魔法・罠除去]]能力を持つ[[《神炎皇ウリア》]]の[[特殊召喚]]し、障害を排除しておきたい。~
 その後に[[宝玉獣]]の[[効果]]を利用して[[《降雷皇ハモン》]]を[[特殊召喚]]したり、[[《DNA改造手術》]]で[[宝玉獣]]を[[悪魔族]]にして[[《幻魔皇ラビエル》]]の[[特殊召喚]]をしたりした方がいいだろう。~

 [[カードの効果]]に[[耐性]]は持たず、[[三幻魔]]を[[除外]]する事で総[[攻撃力]]が落ちる方が多い為、[[召喚条件]]の[[重さ>重い]]の割に扱いづらいが難点。~
 しかし、[[相手]][[フィールド]]上に複数の[[モンスター]]が存在する場合、[[三幻魔]]で総[[攻撃]]を掛けても[[ライフ]]を削り切れないこともあるだろう。~
 その際、[[攻撃力]]10000のこの[[カード]]で[[攻撃表示]]の[[相手]][[モンスター]]を[[攻撃]]する事で、勝利できる可能性が生まれる。~
 [[攻撃]]反応型[[罠カード]]を受けないためにも、[[《神炎皇ウリア》]]の[[除去]][[効果]]は[[発動]]させておきたい。~
 また[[特殊召喚]]した後にこの[[カード]]が[[除去]]されると致命的な[[ディスアドバンテージ]]を負うことになるため、できる限り[[特殊召喚]]した[[ターン]]に決着をつけたい。~
結局、他の類似[[特殊召喚モンスター]]と比べると[[リターン>アドバンテージ]]が低く非常に[[出しづらい>重い]]ので[[特殊召喚]]しての勝利どころか[[特殊召喚]]を成功させる事自体が[[プレイヤー]]間では伝説と化している[[モンスター]]の1体でもある。~
 結局、他の類似[[特殊召喚モンスター]]と比べると[[リターン>アドバンテージ]]が低く非常に[[出しづらい>重い]]ので[[特殊召喚]]しての勝利どころか[[特殊召喚]]を成功させる事自体が[[プレイヤー]]間では伝説と化している[[モンスター]]の1体でもある。~

 この[[モンスター]]自身の[[特殊召喚]]を狙わず、[[テキスト]]に[[三幻魔]]の名が記されている点を活用する手もある。~
 [[《E・HERO プリズマー》]]の[[効果]]で[[《幻魔皇ラビエル》]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[《ダーク・コーリング》]]で[[《幻魔皇ラビエル》]]を[[融合素材]]とすれば[[攻撃力]]4000を超える[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]を[[融合召喚]]できる。~
 さらに[[《融合準備》]]の登場により、[[サーチ]]の困難だった[[三幻魔]]を[[手札]]に呼び込むための[[キーカード]]にもなった。~

-5年ぶりに登場した、[[レベル]]12の[[モンスター]]である。~
それまでの[[レベル]]12[[モンスター]]の最低[[攻撃力]]・[[守備力]]は[[《青眼の究極竜》]]の4500・3800だったので、共に0というのは、ある意味革命的な[[ステータス]]だった。~
後に同じく[[レベル]]12、攻守共に0の[[《ユベル−Das Extremer Traurig Drachen》]]が登場している。~

-この[[カード]]に[[《巨大化》]]・[[《収縮》]]を使っても、[[元々の攻撃力>元々の攻撃力(守備力)]]は0なので数値は変化しない。~

-[[テキスト]]に記されている[[召喚条件]]は「[[エクストラデッキ]]からの[[特殊召喚]]」のみに関するものであるため、[[蘇生制限]]を満たせば[[蘇生]]・[[帰還]]が可能である。~
[[攻撃力]]が0であるため、[[《ファントム・オブ・カオス》]]共々[[《リミット・リバース》]]による[[蘇生]]が可能である。~

-10000ポイントという数値は、固定の[[ステータス]]上昇値としては次点の[[《ドドドガッサー》]]の3倍近くの群を抜いた最高値である。~
また、[[テキスト]]に5桁以上の数値が書かれている[[カード]]は現在のところこの[[カード]]が唯一となっている。~

-名前の由来はおそらく「アルミサエル(Almisael)」からだろう。~
「アルミサエル」は[[デーモン]]から妊婦や胎児を守る天使の一人とされる。~
しかし、この[[カード]]とのイメージは程遠い。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおける「十代&ヨハンvsマルタン([[ユベル>《ユベル》]])」戦でマルタン([[ユベル>《ユベル》]])が使用。~
[[《E・HERO カオス・ネオス》]]に10000ポイントの[[戦闘ダメージ]]を与えて十代を倒そうとするが、[[速攻魔法]]《プリズム・ウォール》によってヨハンの[[《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》]]と[[相打ち]]になり[[デュエル]]が中断する。~
その後は異世界編での「ヨハン([[ユベル>《ユベル》]])vsアモン」戦で再登場。~
自身の[[効果]]でアモンの[[《究極封印神エクゾディオス》]]を[[除外]]するが、その後[[《霧の王》]]に[[戦闘破壊]][[耐性]]を[[無効]]にされ、あっさり[[戦闘破壊]]されてしまった。~
なお、この[[カード]]を出さずとも[[《幻魔皇ラビエル》]]の[[効果]]を使えば普通に勝っていた。~
[[ダメージ]]を与える[[効果]]の名は「全土滅殺 転生波」、[[除外]][[効果]]の名は「虚無幻影羅生悶」。~
//字幕で確認、再放送時も同じ表記でした。~
また、132話の回想シーンにおいてタニヤ達を異次元に引き込んでいるのが確認できる。~

--アニメでは、[[魔法カード]]《次元融合殺》でのみ[[特殊召喚]]される[[モンスター]]だった。~
OCG化にあたり、《次元融合殺》を自身の[[召喚条件]]として[[内蔵]]する事になった。~
//http://yugioh.wikia.com/wiki/Dimension_Fusion_Destruction
また、[[攻撃力]]が上昇するのではなく、[[1ターンに1度]][[相手]][[モンスター]]1体に10000ポイントの[[戦闘ダメージ]]を与えるという[[起動効果]]だった。~
さらに、[[エンドフェイズ]]まで[[コントロール]]を[[相手]]に移し、その時の[[コントローラー]]の[[フィールド]]に存在するこの[[カード]]以外の[[モンスター]]を[[除外]]する[[効果]]もあった。~
なおアニメ版の[[効果]]では[[攻撃表示]]で出す[[メリット]]は特に無いはずであるが、ユベルはこの[[カード]]を[[攻撃表示]]で[[フィールド]]に出している。~

--作中での[[召喚]]専用[[カード]]を[[内蔵]]した形でのOCG化となった[[カード]]は、~
他には[[《ヴォルカニック・デビル》]]・[[《ダークネス・ネオスフィア》]]・[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]・[[《異次元ジェット・アイアン号》]]・[[《No.99 希望皇龍ホープドラグーン》]]が存在する。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[WCS2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]では、対戦[[相手]]として登場。~
《混沌幻魔アーミタイル》を[[特殊召喚]]して[[デュエル]]に勝利する石碑を解除した後、対戦が可能になる。~
使用する[[デッキ]]は当然[[【混沌幻魔アーミタイル】]]なのだが、[[《ファントム・オブ・カオス》]]は1枚も入っておらず、律儀にも正規の方法で[[三幻魔]]を揃えようとする。~
また同シリーズでは専用の召喚ムービーが存在し、[[召喚に成功した]]場合は[[三幻魔]]よりボーナスポイントが多く貰える。~
一方で[[三幻魔]]を[[フィニッシャー]]とした場合に発生する「幻魔勝利」には、対応していない。~
[[TAG FORCE 3>ゲーム付属カード#jb54b06c]]以降のシリーズでも、チャレンジの一つとして《混沌幻魔アーミタイル》の[[召喚]]を成功させるというものがある。~

**関連カード [#i974a8be]
-[[《神炎皇ウリア》]]
-[[《降雷皇ハモン》]]
-[[《幻魔皇ラビエル》]]

-[[《光の創造神 ホルアクティ》]]

-[[VWXYZ]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#o736953d]
-[[【混沌幻魔アーミタイル】]]

**収録パック等 [#x50a120a]
-[[LIMITED EDITION 10 CHAOS BLACK>LIMITED EDITION#d5151532]] LE10-JP001 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#tadce1c7]
Q:[[超過ダメージ>戦闘ダメージ#e184d154]]は受けますか?~
A:[[超過ダメージ>戦闘ダメージ#e184d154]]を0にする[[効果]]は持っていないので、受けます。

Q:[[《モンスターBOX》]]の[[効果]]を受けた後の[[メインフェイズ]]2で、[[攻撃力]]は[[永続効果]]が再[[適用]]され10000に戻りますか?~
A:[[攻撃力]]は10000になります。(09/01/21)

Q:[[《収縮》]]を受けた場合、[[攻撃力]]はいくつになりますか?~
A:[[攻撃力]]は10000です。(09/01/21)

Q:[[自分]]の場の[[装備魔法]]扱いの[[《神炎皇ウリア》]]らをゲームから[[除外]]し、これらの[[モンスター]]を[[特殊召喚]]することはできますか?~
A:はい、[[特殊召喚]]できます。(10/07/29)

Q:[[攻撃力]]と[[守備力]]が0の時に[[《BF−疾風のゲイル》]]の[[効果]]を受けました。~
  [[自分]]の[[ターン]]が来た時、[[攻撃力]]はいくつになりますか?~
A:10000になります。(12/03/04)

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
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