《朱雀/Vermillion Sparrow》 †
融合モンスター
星５/炎属性/炎族/攻1900/守1500
「赤き剣のライムンドス」＋「炎の魔神」
BOOSTER3で登場した炎属性・炎族の融合モンスター。
融合素材は《赤き剣のライムンドス》と《炎の魔神》。
朱雀という名前でありながら何故か人間型のモンスター。
名前の通り当時としてはそこそこの攻撃力であったが、今では特に特徴のない融合モンスターである。
今の環境にこのカード名で出ていれば強力な効果を持ったカードになっていただろうが…登場時期が悔やまれる一枚である。
この人の名前が「朱雀」なのかはたまた称号や通り名なのかは不明。
《簡易融合》で場に出した後、《火霊術−「紅」》で1900のダメージを与えられる。
《爆炎集合体 ガイヤ・ソウル》の生け贄としたり、《怨念の魂 業火》の生け贄とする、等の活用法もある。
- 英語名を直訳すると(｢Vermillion｣の｢l｣が一つ多いことに目をつぶれば)｢朱色の雀｣となる。
はっきり言って、英語圏の人にとっては「どこが雀?｣となってしまう意味不明の名前と思われる。
- ｢Vermillion｣という単語は、上でも書いたように｢Vermilion(朱色)｣ではない。
とある会社が｢Vermilion(朱色)｣と｢Million(100万)｣をあわせて作った造語という話もあるのだが…割愛。
- コナミのゲーム作品において―
GBのDMシリーズでは通常召喚可能な通常モンスターとして登場し、オリジナルのテキストが存在する。
「全身から灼熱の炎を放つ炎の戦士」と書かれている。
- 神話・伝承において―
中国の伝説上の神獣（神鳥）で、四神の一つ。南方を守護し、火と朱（赤）色を司る。
姿は猛禽類に近いのだが、このモンスターはどう見ても人型。あまり関連は無いと思われる。
一応「神」が融合素材ではあるが…
鳳凰と間違われやすいが、このカードでは《ネフティスの鳳凰神》とは比べ物にならない。
今現在類似カードはあるものの《青龍》など、他の四神の名を司るカードは存在しない。
関連カード †
収録パック等 †