*《&ruby(すざく){朱雀};/Vermillion Sparrow》 [#h1f3a034]
 融合モンスター
 星5/炎属性/炎族/攻1900/守1500
 「赤き剣のライムンドス」+「炎の魔神」

 [[BOOSTER3]]で登場した[[炎属性]]・[[炎族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[融合素材]]は[[《赤き剣のライムンドス》]]と[[《炎の魔神》]]。~

 朱雀という名前でありながら何故か人間型の[[モンスター]]。~
 当時としてはそこそこの[[攻撃力]]であったが、今では特に特徴のない[[融合モンスター]]である。~

 [[《簡易融合》]]で場に出した後、[[《火霊術−「紅」》]]で1900の[[ダメージ]]を与えられる。~
 [[《爆炎集合体 ガイヤ・ソウル》]]の[[生け贄]]としたり、[[《怨念の魂 業火》]]の[[生け贄]]とするといった活用法もある。~
 またこの[[カード]]は[[炎族]]なので、この[[カード]]を[[墓地]]に落としておけば、[[《炎帝近衛兵》]]の[[効果]]を使用する際に[[デッキ]]を圧迫することなく[[ドロー]]することが出来る。

-[[《エンシェント・ゴッド・フレムベル》]]の登場で価値が上がった[[カード]]。~
[[《簡易融合》]]で[[特殊召喚]]できる[[炎族]][[モンスター]]はこれと[[《炎の騎士 キラー》]]のみであり、[[レベル]]5なのはこの[[モンスター]]だけである。~

-英語名を直訳すると(「Vermillion」の「l」が一つ多いことに目をつぶれば)「朱色の雀」となる。~
英語圏の人にとっては、「どこが雀?」と思いたくなる意味不明の名前だろう。~
この英語名は[[固有名詞>《デビルマゼラ》]]なのだろうか?~

--「Vermillion」という単語は、上でも書いたように「Vermilion(朱色)」ではない。~
「Vermilion(朱色)」と「Million(100万)」をあわせて作った造語という話もあるが、スペルミスと考えるのが自然だろう。~
実際のカード化はいまだされていないので、海外版が出る際に意図したものかどうか一定の結論が得られるであろう。

-コナミのゲーム作品において―~
GBのDMシリーズでは[[通常召喚]]可能な[[通常モンスター]]として登場し、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「全身から灼熱の炎を放つ炎の戦士」と書かれている。

-神話・伝承において―~
中国の伝説上の神獣(神鳥)で、四神・五獣の一つ。~
南方を守護し、火と朱(赤)色を司る。~
姿は猛禽類に近いのだが、この[[モンスター]]はどう見ても人型。~
あまり関連は無いと思われる。~
一応「神」が「[[融合素材]]」ではあるが。~
ちなみに四神が住んでいる土地を四神相応(しじんそうおう)という、平安京(今の京都市)が四神相応として有名。~
岐阜県の名の由来は鳳凰が舞い降りたとされる岐山からとったものだが、このカードは[[《山》]]で[[攻撃力]]は上がらない。~
~
鳳凰と間違われやすいが、このカードでは[[《ネフティスの鳳凰神》]]とは比べ物にならない。~
今現在、類似カードはあるものの《青龍》や《白虎》など、他の四神の名を持つ[[カード]]は存在しない。~

**関連カード [#s8e707ab]
-[[《赤き剣のライムンドス》]]
-[[《炎の魔神》]]

**収録パック等 [#h5864d5f]
-[[BOOSTER3]]