効果モンスター 星４/風属性/魔法使い族/攻1500/守 600 (1)：このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。 デッキからドラゴン族・戦士族・魔法使い族の通常モンスター１体を手札に加える。
STARTER DECK(2014)で登場した風属性・魔法使い族の下級モンスター。
フィールドから墓地に送られた?場合、デッキから特定種族の通常モンスターを手札に加える誘発効果を持つ。
通常モンスターのサーチが可能であり、シンクロ素材などに使用してもタイミングを逃すことなく効果を使用することができる。
しかし、上級モンスターならば《召喚師のスキル》を利用したり、《竜の霊廟》などで墓地に置いてしまったほうが有効な場合も少なくない。
下級モンスターの場合、《レスキューラビット》で直接リクルートした方がいいものも多い。
とはいえ、３種族ならレベルも関係なくすべてをサーチできる点は優秀。
例えば《冥界の使者》同様にエクゾディアパーツの収集として一考の余地があるだろう。
こちらは相手に効果を利用される恐れがなく、リクルーターや《地獄の暴走召喚》が使える攻撃力等利点が多い。
《ワンダー・ワンド》にも対応しているので、《トライワイトゾーン》を交えたシンクロ召喚＋《闇の量産工場》、あるいは《金華猫》を利用して魔法使い族を展開するタイプの構築でも候補になる。
また、《閃光の騎士》と《フーコーの魔砲石》の２種類のペンデュラムモンスターをサーチ可能である。
前者は《召喚師のスキル》でサーチできず、また前者が手札に来ても後者と《召喚師のスキル》が手札に握れるとは限らないため、これらを揃える確率を上げてくれる。
この両者を用いればレベル３から６までのペンデュラム召喚が可能になるため、通常モンスターを多く採用するデッキならば十分に採用に値する。
《チューン・ウォリアー》といったチューナーもサーチでき、ペンデュラム召喚を併用すればシンクロ召喚につなぐことも可能。
サーチ効果はタイミングを逃すことなく使用できるため、シンクロ素材にして新たに《チューン・ウォリアー》をサーチすれば大量展開も可能。
総じて、召喚士の中でも扱いやすいカードと言える。
―イラスト関連