*《&ruby(せんねん){千年};の&ruby(たて){盾};/Millennium Shield》 [#top] 通常モンスター 星5/地属性/戦士族/攻 0/守3000 古代エジプト王家より伝わるといわれている伝説の盾。 どんなに強い攻撃でも防げるという。 [[LIMITED EDITION 1>LIMITED EDITION#LE1]]で登場した[[地属性]]・[[戦士族]]の[[上級モンスター]]。~ [[OCG]]で初めて[[《青眼の白龍》]]の[[守備力]]を超えた[[カード]]である。~ [[守備力]]3000もあれば[[《青眼の白龍》]]の[[攻撃]]をも防ぎ、そう簡単には[[戦闘破壊]]されない。~ とはいえ、[[攻撃]]を凌ぎたいだけならば、[[戦闘破壊]]されない[[永続効果]]を持つ[[《マシュマロン》]]や[[《魂を削る死霊》]]等で十分。~ 同じ[[守備力]]3000を持つ[[モンスター]]には、若干の[[攻撃力]]もある[[《ネオアクア・マドール》]]や、[[罠モンスター]]ゆえに[[特殊召喚]]しやすい[[《メタル・リフレクト・スライム》]]も存在するため、単なる[[壁]]としての優先度は低い。~ この[[カード]]の利点は「[[攻撃力]]0・[[戦士族]]・[[通常モンスター]]」と、[[サポートカード]]が多い[[ステータス]]を備えているところにある。~ [[《おもちゃ箱》]]・[[《巨大ネズミ》]]・[[《荒野の女戦士》]]から[[リクルート]]でき、[[《デブリ・ドラゴン》]]・[[《ドラゴラド》]]・[[《蛮族の狂宴LV5》]]で[[蘇生]]も容易である。~ [[《おもちゃ箱》]]で[[リクルート]]する場合には、同じ[[ステータス]]を持つ[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]と併用することで即座に[[ランク]]5の[[エクシーズモンスター]]に繋げられる。~ 他にも[[《最強の盾》]]を使用すれば一躍[[攻撃力]]3000の[[アタッカー]]に転じる事も可能。~ これを共有できる[[《ビッグ・シールド・ガードナー》]]や[[《D−HERO ディフェンドガイ》]]を用いるのも面白い。~ [[《タンホイザーゲート》]]を使用すれば高[[ランク]]の[[エクシーズモンスター]]も容易く[[エクシーズ召喚]]可能である。~ -ザ・ヴァリュアブル・ブックの[[【岩石族】]]の[[デッキ]]レシピで紹介されている。~ [[岩石族]]であること以外全く同じ[[ステータス]]を持つ[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]が当時未発売だったので、[[岩石族]]に匹敵する[[守備力]]に注目しての起用だろう。~ -[[LIMITED EDITION 1>LIMITED EDITION#LE1]]版の[[フレイバー・テキスト]]には「千年アイテムのひとつ」と記述されていたが、原作設定と矛盾するため[[PREMIUM PACK 5>PREMIUM PACK#PP5]]では、「エジプト王家に伝わる盾」に変更された。~ ([[エラッタ]]の項を参照) -全体的に誇張した解説が目立つ初期の[[モンスター]]群の中では、[[フレイバー・テキスト]]に見合う[[ステータス]]を持った[[カード]]の1枚だと言える。~ 現在の[[カード]]プールには[[召喚制限]]を持たない[[モンスター]]の中にも[[《獣神機王バルバロスUr》]]や[[《超伝導恐獣》]]等の[[攻撃力]]が3000を超す[[モンスター]]が散見されるが、登場当初から現在に至るまで[[守備力]]3000の[[上級モンスター]]はそう多くない。~ 一応、初出のDM1でも当初から[[攻撃力]]が3000を超える[[モンスター]]は[[《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》]]と[[《究極完全態・グレート・モス》]]が存在しており、「どんな[[攻撃]]でも防げる」訳ではなかったが。~ [[OCG]]に登場して以降は、[[《シールドクラッシュ》]]と[[《ゴッドハンド・スマッシュ》]]の[[イラスト]]内で[[攻撃]]を受けた結果砕け散った姿が描かれており、引き立て役に甘んじている。~ 因みに、同じ[[守備力]]を持つ[[《ネオアクア・マドール》]]の[[フレイバー・テキスト]]に於いても「絶対に破る事のできないと言われる巨大な氷の壁を作り」という、断定口調で[[攻撃]]を防ぐ様な解説がなされている。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメオリジナル「表遊戯vsレベッカ」戦においてレベッカが使用。~ [[《磁力の指輪》]]を装備する事で、[[《キャノン・ソルジャー》]]を[[攻撃]]から守った。~ 最終的には表遊戯に[[コントロール奪取]]された末、[[《カタパルト・タートル》]]の[[効果]]で[[射出]]された。~ [[攻撃力]]0の[[モンスター]]を[[射出]]するのは不可解な光景だが、原作連載当時は[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]する手段が非常に少ない上に当時は[[生け贄]]の機会も少なかったので、このような工夫も必要だった。~ また「乃亜編」の回想シーンにて、海馬がモクバを突き飛ばした時に落ちていた[[カード]]の内の1枚であり、海馬がモクバに株の仕組みを計100枚の[[カード]]で説明する際に使用していた1枚。~ --アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};の「カイトvs&ruby(ブイ){V};vs蚊忍者」戦においてVが使用した[[通常罠]]《&ruby(パラドクス・シンセサイズ){矛盾の合成};》の[[イラスト]]に描かれている。 -コナミのゲーム作品において―~ 初期のゲーム作品では《千年の盾の儀式》で[[特殊召喚]]される[[儀式モンスター]]であった。~ [[儀式魔法]]の[[生け贄]]が固定されているDM2と真DMでは、[[《プリヴェント・ラット》]]・[[《一眼の盾竜》]]・[[《鎧ネズミ》]]を[[生け贄]]とする必要があった。~ だが真DMではスターチップ200個でこの[[カード]]自体を楽に入手できる上に、[[儀式召喚]]に成功しても[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]と大差ないので、わざわざ《千年の盾の儀式》を使う必要はなかった。~ 真DM2においては[[生け贄]]は[[守備力]]2000以上の[[モンスター]]3体となっており、[[表側守備表示]]の間、[[自分]][[フィールド]]上の全ての[[モンスター]]の[[守備力]]を1000ポイント[[強化>全体強化]]する[[効果]]を備えていた。~ また[[WCS2007>ゲーム付属カード#WCS2007]]等では、この[[カード]]や[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]が[[詰めデュエル]]の[[壁]]として置かれている場合がある。~ --真DMでは原作に先駆けて千年アイテムが全て登場したため、[[テキスト]]が「次期千年アイテムの候補のひとつ」となっている。~ [[OCG]]における[[エラッタ]]の前触れだったとも言える。~ ただし原作設定上、「次期千年アイテム」なるものの存在もおかしいのだが。~ ちなみに外国語では[[テキスト]]の変更は行われていない。~ --[[DUEL TERMINAL]]の旧アクションデュエルでは、守備魔法のリールに[[PREMIUM PACK 5>PREMIUM PACK#PP5]]のこの[[カード]]の[[イラスト]]が使われていた。~ **関連カード [#card] -[[《千年原人》]] -[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]] -[[《ネオアクア・マドール》]] ―《千年の盾》の姿が見られる[[カード]] -[[《シールドクラッシュ》]] -[[《ゴッドハンド・スマッシュ》]] //**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] //-[[【】]] **収録パック等 [#pack] -[[LIMITED EDITION 1>LIMITED EDITION#LE1]] &size(10){[[Ul-Secret]]}; -[[PREMIUM PACK 5>PREMIUM PACK#PP5]] P5-09 &size(10){[[Ultra]],[[Parallel]]}; -[[トーナメントパック2012 Vol.1]] TP21-JP005 -[[スターターデッキ(2014)]] ST14-JP004 -[[決闘者の栄光−記憶の断片− side:武藤遊戯]] 15AX-JPM13 &size(10){([[Millennium>N-Parallel#MR]])}; ---- &tag(《千年の盾》,通常モンスター,モンスター,星5/地属性/戦士族/攻0/守3000);