*《&ruby(せんりがん){千里眼};/Senri Eye》 [#t00829c2]
 永続魔法
 1ターンに1度だけ自分のスタンバイフェイズ時に100ライフポイントを払う事で、
 相手デッキの一番上のカードを確認して元に戻す事ができる。
 相手はそのカードを確認できない。

 [[黒魔導の覇者]]で登場した[[永続魔法]]。~
 [[相手]]の次の[[ドロー]]に対する[[ピーピング]][[効果]]を持つカード。~

 [[《はたき落とし》]]や[[《ショット・ガン・シャッフル》]]で[[相手]]の[[キーカード]]を消したり、[[手札]]を[[確認]]することで[[《マインドクラッシュ》]]・[[《異次元の指名者》]]による[[ハンデス]]に繋げられる。~
 だが、単独では[[効果]]が薄い、余分に[[ドロー]]された時その全てを見られないなどの弱点も多い。~
 専用[[デッキ]]を組みたい所だが、そうすると[[ライフコスト]]も無くより[[コンボ]]性の高い[[《天変地異》]]に劣ってしまう。~
 使い方の難しいカードである。~

-[[《サイバー・エスパー》]]ならば、ノーコストで[[相手]]の全ての[[ドロー]]カードを[[確認]]できる。~
しかし、あちらは[[モンスター]]のため維持が難しい。~

-1[[ターン]]に1度だけと明記されているが複数回[[効果]]を[[発動]]したところで[[確認]]できるカードは同じなのであまり意味がない。~
また1[[ターン]]に複数回[[効果]]を[[発動]]できたとしても既に[[《検閲》]]が存在するのでやはり使い方が難しいことに変わりはない。~
--ただし、複数回[[発動]]可能であったら、[[《自爆スイッチ》]]や[[《大逆転クイズ》]]を[[発動]]しやすくできる。
-1[[ターン]]に1度だけと明記されているが、複数回[[効果]]を[[発動]]したところで[[確認]]できるカードは同じなのであまり意味がない。~
[[《自爆スイッチ》]]や[[《大逆転クイズ》]]の[[ライフ]]調整に利用されないようにするためだと思われる。~
1[[ターン]]に何度も発動できる[[《検閲》]]は、専らこの手の[[ライフ]]調整に利用される。

-原作・アニメにおいて―~
遊戯が千年パズルの力で城之内を見つけ出した。~
また、アニメGXでエドの所属するプロ事務所の名前が「千里眼グループ」であった。~
万丈目グループのライバルという設定であったため、「万」に対して「千」を用いたのか。

-コナミのゲーム作品において―~
「遊戯王ナイトメア・トラバトール」では、このカードや[[《正々堂々》]]を使って来るキャラクターも出てくるが、[[相手]]がCOMである以上、[[自分]]の[[手札]]が[[相手]]に伝わったところで思考パターンを変えたり、明確な対策をたてるわけではないのでほとんど意味は無い。~
そのため、この[[カードの効果]]で[[相手]]の[[ライフポイント]]をどんどん100ずつ下げていったり、[[《正々堂々》]]の[[効果]]で[[相手]]の[[手札]]を[[自分]]だけ見ることが出来る。

-神話・伝承において―~
千里(中国における400km)の先をも見通す能力やその能力を持つ者のこと。~
仏教においては四天王の一、「広目天」がこの力を持つとされる。~
また、道教でも「媽祖」に仕える鬼神として対になる「順風耳」と共に「千里眼」が存在する。

**関連カード [#h70617d8]
-[[《サイバー・エスパー》]]

-[[《検閲》]]

-[[《クレボンス》]]

**収録パック等 [#tec2ed33]
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP144
-[[黒魔導の覇者]] 303-035

//**FAQ [#jfdd4166]
//**FAQ
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