*《代打バッター/Pinch-Hopper》 [#t446986b] 効果モンスター 星4/地属性/昆虫族/攻1000/守1200 自分フィールド上に存在するこのカードが墓地に送られた時、 自分の手札から昆虫族モンスター1体を特殊召喚する事ができる。 [[暗黒の侵略者]]で登場した[[地属性]]・[[昆虫族]]の[[下級モンスター]]。~ [[昆虫族]][[モンスター]]を[[自分]]の[[手札]]から[[特殊召喚]]する[[誘発効果]]を持つ。~ この[[誘発効果]]は自身が[[自分]]の[[フィールド]]上から[[墓地に送られた]]時に[[任意発動]]できる。~ [[戦闘で破壊>戦闘破壊]]された時は勿論、[[カードの効果]]で[[破壊]]された時にも[[昆虫族]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]する事ができる。~ [[《セイバー・ビートル》]][[《鉄鋼装甲虫》]]等の[[昆虫族]]の[[上級モンスター]]を使用する際には、[[召喚]]補助として役立つ。~ 特に[[昆虫族]]の[[最上級モンスター]]を多用する場合は、[[《巨大ネズミ》]]から[[リクルート]]するのも有効である。~ 注意すべきなのは、この[[カードの効果]]が[[任意発動]]であるという点。~ [[墓地]]に送られた直後でなければ[[効果]]を発動することはできないのである。~ このカードを[[生け贄召喚]]や[[《対空放花》]]等の[[生け贄]]にした時には、[[効果]]が発動しない。 -日本語名は、野球の「代打バッター」と「バッタ」のシャレ。~ 英語名は「ピンチヒッター(Pinch-Hitter)」と「バッタ(Hopper)」のシャレ。~ …と、日英でシャレを見事両立させている。~ 数あるカードの中でも、妙なカード名がやたら多い英語版の中では一線を画す、かなり秀逸な訳である。~ //しかし翌々考えてみると「代打」とは打順が回ってきた打者に代わって打席に入り、~ //打撃を行う選手の事なのでこの効果で召喚されたモンスターは"代打"のさらに"代打"と言うことになる。~ //代打を呼ぶバッタなんでしょ。 -原作・アニメにおいて―~ 「バトルシティ編」において、「城之内vsインセクター羽蛾」戦で羽蛾が使用。~ [[召喚]]したこのカードを《殺虫剤》で自分からわざと[[破壊]]する事で、[[効果]]を発動。~ [[手札]]から[[《インセクト女王》]]を[[特殊召喚]]する事に成功した。~ (しかし、原作では「攻撃によって[[破壊]]された時」限定であったため、[[カードの効果]]で[[破壊]]した時は[[効果]]が発動しないはずである。)~ また、アニメ版においては[[《ラーバモス》]]を[[特殊召喚]]し、[[《究極完全態・グレート・モス》]]の[[召喚]]の足がかりとしても活躍した。~ その後も羽蛾が[[《インセクト女王》]]を[[召喚]]するために、幾度とこの[[コンボ]]を使用しており、アニメでは[[《インセクト女王》]]と[[セット]]のような印象もうける。 --GXにおいては、「翔vs胡蝶蘭」戦で胡蝶蘭が使用。~ この時は[[《アリの増殖》]]との[[コンボ]]で[[《インセクト・プリンセス》]]の[[特殊召喚]]へと繋げている。~ ただし、実際にはこのような形で[[効果]]を発動できないので注意。~ (理由は前述の通り。) -コナミのゲーム作品において―~ GBAソフト「遊戯王デュエルモンスターズGX めざせデュエルキング!」で[[コスト]]にしても[[効果]]が発動してしまうバグがある。~ ただのバグなら許せるが、なんと「詰め[[デュエル]]」でこのバグを利用しないとクリアできないものがある。~ ちなみにこのときの《代打バッター》を[[墓地に送る]]のに使うカードは[[《アリの増殖》]]。~ アニメスタッフはここでのミスを正しいルールと勘違いしてしまったのだろうか。~ [[強制発動]]の[[誘発効果]]と判断した可能性も考えられる。 **関連カード [#h70617d8] -[[《火口に潜む者》]] **収録パック等 [#dac76602] -[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP079 -[[暗黒の侵略者]] 307-023 **FAQ [#g7cbb5cc] Q:このカードに[[《突然変異》]]や[[《孵化》]]、各種[[儀式魔法]]カードを使った場合、自分の[[手札]]から[[昆虫族]][[モンスター]]1体を[[特殊召喚]]する事ができますか?~ A:[[任意効果]]の[[発動タイミングを過ぎている>タイミングを逃す]]ため、できません。