速攻魔法 「帝王の烈旋」は1ターンに1枚しか発動できず、 このカードを発動するターン、 自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。 (1):このターン、アドバンス召喚のために自分のモンスターをリリースする場合に1度だけ、 自分フィールドのモンスター1体の代わりに相手フィールドのモンスター1体をリリースできる。
ザ・デュエリスト・アドベントで登場した速攻魔法。
エクストラデッキからの特殊召喚を制限し、相手モンスター1体をアドバンス召喚のリリースとして使用できる効果を持つ。
《クロス・ソウル》の相互互換であり、細かな違いはあるが最も大きな違いはバトルフェイズを行えることである。
この点であちらよりもかなり使い勝手が良く、攻め手を止めずに相手モンスターを除去できる。
戦闘する事に役割が集約される《偉大魔獣 ガーゼット》や《冥界の魔王 ハ・デス》などは強く恩恵を受けられる。
《クロス・ソウル》では運用しにくい《八俣大蛇》・《火之迦具土》などの最上級スピリットのサポートとしても使いやすい。
直接アドバンテージを稼げない《虚無魔人》や《人造人間−サイコ・ショッカー》のようなモンスターも、相手に与える猶予期間が縮まる事でメタカードとしての影響力を高められる。
エクストラデッキの使用に制限があるため《イリュージョン・スナッチ》からエクシーズ召喚に繋ぐといった行為はできないが、それを踏まえても充分に強力である。
アドバンス召喚主体のデッキなら複数枚の投入も十分検討できる。
《クロス・ソウル》と同様に《黄泉ガエル》等と合わせれば、最上級モンスターも簡単に召喚する事ができる。
同じくエクストラデッキの使用を制限する各種帝王や《ドラゴノイド・ジェネレーター》と併用するのも良いだろう。
対象をとる(指定する)効果に耐性をもつ《神樹の守護獣−牙王》や、通常魔法を書き換える《アーティファクト−デュランダル》も難なく除去できる。
また《神の警告》でアドバンス召喚を無効にされても、リリースによる除去は行える。
こういった遂行力の高さから、アドバンス召喚そのものを目的としないデッキであっても、除去カードとして採用することも考えられる。
上級モンスターをサーチできる【シャドール】や、上級モンスター軸の【陽炎獣】・【アーティファクト】などならば、扱いにはそう困らない。
ただし、魔法カードの効果を受けない《サイレント・マジシャン LV8》などはリリースできないので注意したい。
―イラスト関連
Q:対象を取りますか?また、発動後は何らかのチェーンが作られますか?
A:いいえ、取りません。
発動後、チェーンを作らず相手モンスターをリリースしてアドバンス召喚する処理を行うことができます。(14/04/19)
Q:レベル7以上のモンスターをアドバンス召喚を行う際に自分と相手フィールドのモンスターをそれぞれ1体ずつリリースしてアドバンス召喚できますか?
A:はい、できます。(14/04/19)
Q:フィールド上にモンスターが存在しない状況で発動できますか?
A:はい、できます。(14/04/19)
Q:魔法カードの効果を受けないモンスターをリリースできますか?
A:いいえ、できません。(14/04/19)
Q:このカードの効果が適用された事によって相手モンスターをリリースしてアドバンス召喚を行った場合、そのモンスターはカードの効果によって墓地へ送られた扱いになりますか?
A:いいえ、なりません。(14/06/05)
Q:このカードの効果で相手モンスターをリリースしアドバンスセットを行うことはできますか?
A:可能です。(14/06/07)