*《&ruby(はかいりん){破壊輪};/Ring of Destruction》 [#xba6eb6c] 通常罠(制限カード) 「破壊輪」は1ターンに1枚しか発動できない。 (1):相手ターンに、相手LPの数値以下の攻撃力を持つ 相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 その表側表示モンスターを破壊し、 自分はそのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。 その後、自分が受けたダメージと同じ数値分のダメージを相手に与える。 //http://www.yugioh-card.com/japan/notice/revision/#date20150101 [[遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 付属カード>ゲーム付属カード#DM4]]で登場した[[通常罠]]。~ [[表側表示]]の[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]し、その[[攻撃力]]分の[[ダメージ]]を[[お互い]]に与える[[効果]]を持つ。~ [[発動]]は[[相手]][[ターン]]のみではあるが、[[ノーコスト>コスト]]かつ[[フリーチェーン]]の[[除去]]罠[[カード]]は極めて貴重。~ 更に[[破壊]]した[[モンスター]]の[[元々の攻撃力]]分の[[ダメージ]]をお互いに与える[[効果]]を有しており、[[火力]]としても[[《魔法の筒》]]並の威力が期待できる。~ [[攻撃]]を止めるにも、[[シンクロ召喚]]や[[エクシーズ召喚]]の妨害をするにも十分な性能を有しており、[[除去]][[罠カード]]の中でもかなり高い[[汎用性]]の持ち主と言える。~ 欠点としては、[[裏側表示]]の[[モンスター]]を[[対象]]にできない点、そして[[自分]]または[[相手]]の[[ライフ]]が少ない時は[[使用]]できない点が挙げられる。~ [[《神の宣告》]]・[[《ヒーローアライブ》]]等で[[ライフポイント]]を自ら削る[[デッキ]]では採用を避けた方がいい。~ また、[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]1体以外の[[カード]]がない時に[[発動]]すると[[《冥府の使者ゴーズ》]]が[[特殊召喚]]され与えた[[ダメージ]]と同値の[[ダメージ]]を与えてくる点に注意。~ この[[カード]]の[[効果]]と合わせ、[[破壊した]][[モンスター]]の2倍の[[攻撃力]]分の[[ダメージ]]を負う上、[[《冥府の使者ゴーズ》]]からの追撃も痛い。~ -[[効果]]について。~ //公式DBより --[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]が変動している場合、その変動している数値で[[対象]]に取れるかどうかを考える。~ そのため、[[《ゴルゴニック・ガーディアン》]]などで[[攻撃力]]を下げれば[[対象]]にとれる範囲が広くなる。 --[[《進化する人類》]]を装備した[[《ブラッド・ヴォルス》]]を[[破壊]]した場合でも、カード記載の[[元々の攻撃力]]分の[[ダメージ]]の1900となる。 --[[対象]]の[[モンスター]]が[[裏側守備表示]]になった場合、[[破壊]]も[[ダメージ]]も発生しない。~ [[コントロール]]がこちらに移った場合、通常通りの[[破壊]]と[[ダメージ]]を行う。 --「[[破壊]]」と「[[自分]]の[[ダメージ]]」は同時扱いで、その後に「[[相手]]の[[ダメージ]]」を行う順番となる。~ そのため、[[自分]]が[[ダメージ]]を受けて[[ライフポイント]]が0になった場合、その時点で[[デュエル]]は終了し、[[相手]]に[[ダメージ]]を与える処理は行われないので[[引き分け]]になる事はない。~ [[ダメージ]]を受けることを[[トリガー]]とする[[《DDD反骨王レオニダス》]]などの[[効果]]も使えない。~ --[[《デス・ウォンバット》]]などで[[自分]]が[[ダメージ]]を受けなかった場合、[[相手]]も[[ダメージ]]を受けない。 --[[対象]]とする[[モンスター]]の[[攻撃力]]は[[発動]]時に[[相手]]の[[ライフ]]以下であればいいので、この[[カード]]の[[発動]]に何らかの[[バーン]][[カード]]を[[チェーン]]すれば[[引導火力>火力]]になり得る。 -大幅な[[エラッタ]]が行われた[[カード]]であり、[[エラッタ]]前は以下の[[テキスト]]だった。~ 通常罠 フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を破壊し、 お互いにその攻撃力分のダメージを受ける。 --現在の[[効果]]とは以下の点で異なる。~ ---[[同名カード]]を含めて[[発動]]枚数制限は無し。 ---[[自分]][[ターン]]でも[[発動]]できる。~ ---[[自分]][[モンスター]]も[[対象]]にできる。 ---[[相手]]の[[ライフポイント]]より高い[[攻撃力]]の[[モンスター]]も[[破壊]]できる。~ ---与える[[ダメージ]]は[[フィールド]]で変化していた状態の[[攻撃力]]分の数値。~ ---[[お互い]]に同時に[[ダメージ]]を受ける。 ---他の[[効果]]で[[自分]]への[[ダメージ]]が軽減または0になる場合でも、それは[[相手]]への[[ダメージ]]に影響しない。~ --[[エラッタ]]前は自分の高[[攻撃力]][[モンスター]]で[[直接攻撃]]した後にその[[モンスター]]を[[破壊]]し、爆発的な[[ダメージ]]を叩き出せた。~ 相手[[ライフポイント]]による[[発動]]制限がなかったため、その高[[火力]]でしばしば[[フィニッシャー]]となっていた。~ [[デュエル]]を[[引き分け]]に持ち込むにも適しており、[[マッチ]]第一戦を先取した後、この[[カード]]で逃げ切る[[プレイヤー]]すら存在した。~ 自分が[[ダメージ]]を受けなくても相手への[[ダメージ]]が通ったため、[[《デス・ウォンバット》]]で相手にのみ[[ダメージ]]を与えたり、[[《地獄の扉越し銃》]]で倍の[[ダメージ]]を押し付ける事もできた。~ -この[[カード]]が現役の[[環境]]では、[[ライフポイント]]を著しく消耗した状態で[[アタッカー]]を[[召喚]]する場合、この[[カード]]にトドメをさされるリスクを覚悟しなければならなかった。~ 扱うにはそれなりのテクニックが必要ではあるが、時が経つにつれてその理不尽なまでの性能が認知されていき、[[01/01/15>禁止・制限カード/2001年1月15日]]での[[準制限カード]]指定を皮切りに、[[05/09/01>禁止・制限カード/2005年9月1日]]でとうとう[[禁止カード]]に指定される事になる。~ [[06/09/01>禁止・制限カード/2006年9月1日]]に[[制限復帰]]を果たすも、[[07/09/01>禁止・制限カード/2007年9月1日]]からはずっと[[禁止カード]]だった。~ その後、[[15/01/01>リミットレギュレーション/2015年1月1日]]に大幅な[[エラッタ]]で性能を下げた上で[[制限復帰]]した。~ -海外版では、[[イラスト]]の爆弾が炎に変更されている。~ -原作・アニメにおいて―~ 「バトルシティ編」における海馬の主力[[罠カード]]の1枚。~ 「闇遊戯&海馬vs光の仮面&闇の仮面」戦で初登場。~ [[《シャイン・アビス》]]を[[破壊]]しようとしたが、[[通常罠]]《呪い移し》によって、自身の[[《ブラッド・ヴォルス》]]に[[対象]]を変更されてしまった。~ 準決勝の組み合わせを決めるバトルロイヤルでも使用されている。~ --原作では、[[発動]]タイミングが[[攻撃宣言]]時に限定されていたが、代わりに[[自分]]は[[ダメージ]]を受けないという[[《炸裂装甲》]]+[[《魔法の筒》]]と言える強力な[[効果]]だった。~ アニメDMでは[[OCG]]版に修正されたが、[[ライフポイント]]の辻褄合わせとして[[《防御輪》]]が新たに誕生する事となった。~ 「海馬vs乃亜」戦では、乃亜の[[攻撃宣言]]時に《&ruby(ラスオブタスク){怒りの牙の};マンモス》を[[破壊]]し、[[《防御輪》]]を使用した。~ //http://www.yugioh.com/cards/last-tusk-mammoth しかし、[[《異次元竜 トワイライトゾーンドラゴン》]]を[[破壊]]していれば、海馬の勝利だった。~ --遊戯王Rの「城之内vsキース」戦では、キースがこの[[カード]]を[[リストバンドに仕込んでおいて手札に加えるイカサマ>《7カード》]]を行ったが、ブラック・[[デュエル]]ディスクの不正防止機能によって使用できなかった。~ --アニメGXでは、様々な決闘者が使用している。~ 「三沢vs試験官」戦においては、[[《機動砦のギア・ゴーレム》]]と[[《ビッグ・シールド・ガードナー》]]という高い[[守備力]]を持つ[[モンスター]]2体を前にした三沢が[[自分]]の[[《ブラッド・ヴォルス》]]を[[破壊]]する事で勝利を収めた。~ 万丈目は、海馬と同様に[[《防御輪》]]と[[コンボ]]する戦術を使用している。~ --「翔&剣山vs氷丸&雷丸」戦では、翔が[[通常罠]]《生命輪》を使用。~ この[[カード]]とは逆に、[[お互い]]に[[破壊]]した[[モンスター]]の「[[守備力]]」分の[[ライフポイント]]を「[[回復]]」する[[効果]]だった。~ --アニメGXの「吹雪vs藤原」戦では、[[レッドアイズ]]専用の条件付《破壊輪》といえる[[罠カード]]《レッドアイズ・バーン》が登場した。~ --アニメ5D'sでは、ジャック及び偽ジャックが、この[[カード]]の[[エラッタ]]前の[[効果]]の完全[[下位互換]]の[[罠カード]]《ショック・ウェーブ》を使用している。~ こちらは、[[自分]]の[[ライフポイント]]が[[相手]]より少ない時にしか[[発動]]できないという制約があり、気軽には使えないように調整されている。~ //--漫画5D'sの「遊星vsレクス・ゴドウィン」戦では、[[シンクロモンスター]]が[[破壊]]される度に[[お互い]]が[[ダメージ]]を受ける[[永続罠]]《地縛共振》が登場した。 //--[[エラッタ]]によって、上の多くの状況が再現できなくなっている。~ //アニメでは、[[自分]]の[[モンスター]]を[[対象]]にする事も多かったのである。~ -コナミのゲーム作品において―~ [[NIGHTMARE TROUBADOUR>ゲーム付属カード#NT]]では、洗脳城之内と必ず[[引き分け]]なければならないイベント[[デュエル]]がある。~ この際、[[引き分け]]を狙えとのアドバイスと共に、この[[カード]]と[[《自爆スイッチ》]]を闇遊戯から託される。~ --[[WCS2007>ゲーム付属カード#WCS2007]]の世界大会専用[[禁止・制限カード]]リストでは、[[禁止カード]]に指定されている。~ 当時は[[制限復帰]]していたのだが、大会で[[引き分け]]が頻発するのを防止するためと考えられる。~ --いくつかのゲームでは、CPUが「[[自分]][[モンスター]]の[[攻撃宣言]]時に[[発動]]し、その[[攻撃モンスター]]を[[対象]]にする」という不可解な行動をする事がある。~ もちろん、[[サクリファイス・エスケープ]]を狙っている訳でもない。~ **関連カード [#hebea12e] -[[《防御輪》]] ―[[破壊]]+[[お互い]]に[[ダメージ]] -[[《炎霊神パイロレクス》]] -[[《コアキリング》]] -[[《デストラクト・サークル−A》]] -[[《破壊指輪》]] -[[《ヘル・ブラスト》]] ―[[破壊]]+[[相手]]に[[ダメージ]] -[[《スフィア・ボム 球体時限爆弾》]] -[[《フォーチュンレディ・ファイリー》]] -[[《地縛神 Aslla piscu》]] -[[《ハネクリボー LV10》]] -[[《ユベル−Das Extremer Traurig Drachen》]] -[[《起爆獣ヴァルカノン》]] -[[《Dragoon D−END》]] -[[《インフェルニティ・デス・ドラゴン》]] -[[《エクスプロード・ウィング・ドラゴン》]] -[[《太陽龍インティ》]] -[[《CNo.39 希望皇ホープレイV》]] -[[《CNo.105 BK 彗星のカエストス》]] -[[《No.61 ヴォルカザウルス》]] -[[《古代の機械爆弾》]] -[[《エッジ・ハンマー》]] -[[《ハーピィ・レディ −鳳凰の陣−》]] -[[《アヌビスの裁き》]] -[[《サンダー・クラッシュ》]] -[[《ヘイト・バスター》]] ―[[破壊]]+[[コントローラー]]に[[ダメージ]] -[[《ワンショット・キャノン》]] ―自身や[[装備モンスター]]が[[破壊された]]時、その[[攻撃力]]を参照して[[ダメージ]] -[[《G・コザッキー》]] -[[《マンモス・ゾンビ》]] -[[《The big SATURN》]] -[[《D・レトロエンジン》]] -[[《ニトロユニット》]] **収録パック等 [#hebea12e] -[[遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 遊戯デッキ 付属カード>ゲーム付属カード#DM4]] G4-18 &size(10){[[Ultra]],[[Parallel]]}; -[[STRUCTURE DECK−海馬編−]] KA-34 -[[STRUCTURE DECK−海馬編− Volume.2]] SK2-038 -[[決闘者の栄光−記憶の断片− side:闇遊戯]] 15AX-JPYXX &size(10){[[Secret]]}; **FAQ [#tefcdfb7] Q:[[相手]]の[[六武衆]]を[[対象]]に[[発動]]した所、身代わり[[効果]]で別の[[六武衆]]が[[破壊]]され、[[対象]]となった[[六武衆]]は[[破壊]]されませんでした。~ この場合、[[ダメージ]]は発生しますか?~ A:[[対象]][[モンスター]]が[[破壊]]されなかった場合、[[ダメージ]]は発生しません。 Q:今、[[お互い]]の[[ライフポイント]]が1000です。[[相手]]の[[ターン]]の[[メインフェイズ]]で[[相手]]の[[フィールド]]にいる[[《E・HERO フェザーマン》]]を《破壊輪》で[[破壊]]しました。~ この時、[[デュエル]]は[[自分]]の敗北ですか、[[引き分け]]ですか?~ A:2015年1月1日より、《破壊輪》の[[効果]]による[[ダメージ]]は、《破壊輪》を[[発動]]した[[自分]]が先に受けます。~ したがって、[[自分]]の[[ライフポイント]]が先に0になり、[[自分]]が[[デュエル]]に敗北します。(15/01/04)~ //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。