通常魔法(制限カード) (1):デッキからカード1枚を選んで除外する。 このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズに、 この効果で除外したカードを手札に加える。
ザ・ヴァリュアブル・ブック9 付属カードで登場した通常魔法。
デッキからカードを除外し、発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時に手札に加える効果を持つ。
《タイムカプセル》のほぼ上位互換であり、タイムラグこそあるものの発動に成功すれば好きなカードを手札に加えられる。
サーチ手段を持たない制限カード等を軸とするコンボデッキでは、《強欲で謙虚な壺》と共に有用なサポートカードの1つとなる。
しかし、サーチするカードは相手に筒抜けのため、《異次元からの埋葬》や《マインドクラッシュ》で妨害される可能性もある。
それ以上に、高速化が進んだ現環境では4ターンのタイムラグは余りにも遅く、手札に加える前に決着が付いてしまうことも珍しくない。
現在では、「デッキの任意のカード1枚を表側表示で除外できるカード」という運用が主流となっている。
具体的には、《ネクロフェイス》・《異次元の偵察機》・《ジャイアント・レックス》・不知火・サンダー・ドラゴン等の除外ゾーンで効果を発動するカードとコンボを行うのである。
【霊獣】のように除外ゾーンにカードが溜まっていることが重要なデッキにおいても重宝される。
該当モンスターを除外して《E・HERO ボルテック》・《ラヴァル・キャノン》・《D・D・R》等で帰還させ、追撃やシンクロ召喚に繋げるコンボもある。
Q:このカードの効果で《異次元の偵察機》を除外した場合、エンドフェイズに自分フィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚されますか?
A:はい、特殊召喚されます。
Q:相手が発動したこのカードを《精霊の鏡》で自分へ移し変えることは可能ですか?
A:このカードはプレイヤーを対象にはしていないため移し変えることはできません。
Q:このカードを使ってカードを選んで除外し、《ネクロフェイス》で選んだカードをデッキに戻した場合、2回目の自分のスタンバイフェイズ時にそのカードをデッキからサーチして手札に加えることができますか?
A:いいえ、できません。そのカードが除外状態でなくなった場合、関係は断ち切られます。
Q:《D−HERO ダイヤモンドガイ》の効果で墓地のこのカードの効果を発動してカードを除外した場合、手札に加える効果を適用されますか?
A:いいえ、その場合魔法カードの発動にはなりませんので、「発動後〜」の効果は適用されません。(13/12/12)