*《&ruby(はかもり){墓守};の&ruby(わな){罠};》 [#top] 永続罠 このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分の墓地に「現世と冥界の逆転」が存在する限り、 相手は墓地のカードの効果を発動できず、墓地のモンスターを特殊召喚できない。 (2):お互いのメインフェイズに、手札を1枚捨てて発動できる。 デッキから「墓守」モンスターまたは天使族・地属性モンスター1体を手札に加える。 (3):このカードが表側表示で存在する場合、相手ドローフェイズのドローの前に、カード名を1つ宣言して発動する。 通常のドローをしたカードを確認し、宣言したカードの場合、墓地へ送る。 //英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除 //ソース:https://yu-gi-oh.jp/news_detail.php?page=details&id=1272 [[デュエリストパック−輝石のデュエリスト編−]]で登場する[[永続罠]]。~ [[墓地]]に[[《現世と冥界の逆転》]]が存在する場合に[[相手]]の[[墓地]][[効果の発動]]と[[蘇生]]を封じる[[効果]]、[[お互い]]の[[メインフェイズ]]に[[手札コスト]]を払う事で[[墓守]][[モンスター]]または[[地属性]]・[[天使族]]を[[サーチ]]する[[効果]]、[[相手]]の[[通常のドロー]]がその直前に[[宣言]]した[[カード]]だった場合にそれを[[墓地へ送る]][[効果]]を持つ。~ (1)は[[相手]]の[[墓地]][[効果の発動]]と[[蘇生]]の封殺。~ [[墓地]]に[[《現世と冥界の逆転》]]が必要であり、(2)の[[手札コスト]]等を活用して[[手札]]・[[デッキ]]から早めに[[墓地へ送る]]と良い。~ 影響力は[[相手]]の[[デッキ]]にやや左右されるが、それらを全く行わない[[デッキ]]は少ないため、殆どのケースでは[[相手]]の行動を鈍らせられる。~ [[墓地]]利用を積極的に行う[[デッキ]]に対しては強く[[刺さる]]ので、狙うだけの価値はある。~ (2)は[[墓守]][[モンスター]]または[[地属性]]・[[天使族]]の[[サーチ]]。~ [[お互い]]の[[メインフェイズ]]に[[発動]]できるため、維持できれば[[手札]]の質を高めつつ[[デッキ]]を回せられる。~ [[手札コスト]]により[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]にも活用できるが、[[永続罠]]であるため[[除去]]を[[チェーン]]されると[[ディスアドバンテージ]]になる点は気を付けたい。~ (3)は[[相手]]の[[通常のドロー]]を当てた場合の[[ハンデス]]。~ 確実に[[ハンデス]]するには前の[[ターン]]までに[[相手]]の[[デッキトップ]]を操作しておくか、[[《予見者ゾルガ》]]・[[《SPYRAL−ダンディ》]]・[[《天変地異》]]等で確認しておく必要がある。~ 特に[[《予見者ゾルガ》]]はこの[[カード]]の(2)の[[効果]]で[[サーチ]]できるため、この[[効果]]の[[トリガー]]として有用に機能させやすく相性がよい。~ [[《トップ・シェア》]]も自身は任意の[[カード]]を次の[[ターン]][[ドロー]]しつつ[[ハンデス]]に繋がるので相性が良い。~ それらの[[カード]]がない場合でも、[[ノーコスト]]で[[ピーピング]]することはでき、[[ドロー]]されると不味い[[カード]]を[[宣言]]しておけばその[[カード]]が[[手札]]に加わることはないため、使って損はない。~ なお[[強制効果]]であるため、[[発動]]しないということはできない。~ (1)は[[《現世と冥界の逆転》]]の採用が求められるが、(2)(3)はあちらを採用せずとも機能する。~ 特に(2)は[[【墓守】]]や[[【ファーニマル】]]、【春化精】などで汎用的に使える性能であるため、この[[カード]]単体での採用も十分に検討できよう。~ [[【マドルチェ】]]でも[[《マドルチェ・エンジェリー》]]・[[《マドルチェ・プティンセスール》]]の[[サーチ]]が可能だが、後者の場合はうっかり[[モンスター]]を[[手札コスト]]にしないように注意したい。~ -(2)で[[サーチ]]できる[[地属性]]・[[天使族]]は[[こちら>《予見者ゾルガ》#list]]を参照。~ -原作・アニメにおいて―~ [[カード名]]の元ネタは、原作・アニメDMの「海馬vsイシズ」戦における未来予知の通りの海馬の[[デッキ破壊]]戦術に対して、イシズが[[《現世と冥界の逆転》]]を「墓守りの罠」と例えて使用した時の台詞から。~ (3)の[[効果]]は、未来を予知する千年タウクの力と[[《無効》]](原作版)の[[コンボ]]を意識したものだろう。~ --原作・アニメではイシズは[[墓守]][[カード]]を使用していないが、作中の設定からゲーム作品では[[墓守]]を使用するケースも見られる。~ (2)で[[墓守]]が[[サーチ]]可能なのはこの点を意識したためだろう。 //~この[[カード]]が[[墓守]]に属し、(2)で[[墓守]]も[[サーチ]]可能なのはこの点を意識したためだろう。~ //「墓守」は現時点ではモンスターのみのカテゴリ ---原作の台詞は「&ruby(はかも){墓守};りの罠」と送りがなが付いていたが、この[[カード]]は[[墓守]]に揃えるためか現在の表記に変わっている。~ --この[[カード]]の(1)で[[相手]]の[[蘇生]]を封じられるが、上記[[デュエル]]では海馬はラスト[[ターン]]に[[《黙する死者》]]で[[蘇生]]を行っている。~ ---(1)の[[効果]]は原作再現ではなく、[[【墓守】]]の[[キーカード]]の[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]を意識した[[OCG]]側の都合であろう。~ あちらでは[[インフェルノイド]]等の[[効果外テキスト]]で[[自己再生]]を行う行為や、[[墓地]]以外に影響する[[墓地]][[発動]]の[[効果]]は防げなかったが、この[[カードの効果]]と併用すればほぼあらゆる[[墓地]]での行動を封殺できる。~ しかし、[[《現世と冥界の逆転》]]自体は[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]によって[[無効]]化されてしまうため相性は悪い。~ //-コナミのゲーム作品において―~ **関連カード [#card] -[[墓守]] -[[《現世と冥界の逆転》]] -[[《深淵に潜む者》]] ―[[イラスト]]関連 -[[《トークン》(イシズ・イシュタール)]] //**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] //-[[【】]] **収録パック等 [#pack] -[[デュエリストパック−輝石のデュエリスト編−]] DP27-JP025 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]}; //**FAQ [#faq] //***(1)の効果について [#faq1] //Q:~ //A: //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- //タグ付けの際に「墓守」を付けない様に注意 &tag(《墓守の罠》,罠,永続罠,);