効果モンスター 星4/光属性/魔法使い族/攻1600/守2000 このカードが召喚に成功した時、 このカードに魔力カウンターを1つ置く(最大1つまで)。 フィールド上に表側表示で存在する魔法使い族モンスターが破壊される場合、 代わりに自分フィールド上に存在する魔力カウンターを、 破壊される魔法使い族モンスター1体につき1つ取り除く事ができる。 この効果は1ターンに1度しか使用できない。
ストラクチャーデッキ−ロード・オブ・マジシャン−で登場した光属性・魔法使い族の下級モンスター。
召喚に成功した時に魔力カウンターを置く誘発効果、魔力カウンターを取り除く事で魔法使い族を破壊から守る永続効果を持つ。
魔力カウンターを身代わりにして魔法使い族を戦闘破壊・効果による破壊から守る能力を持つ。
この効果により、実質的にこのカードと魔力カウンターが存在するかぎり魔法使い族は耐性を持っている状態になる。
一方、このカード自身は1つしか魔力カウンターを乗せられず、攻撃力もたよりない。
しかし光属性である事を活かし、種族・属性の兼ね合いは微妙だが《オネスト》で守ってやるなどすれば自身の効果も相まってある程度場持ちしてくれるだろう。
その際は光属性の魔法使い族を多めに採用したいが、墓地に依存する割合が高くなる事には注意しよう。
更にその際、《魔法都市エンディミオン》や《漆黒のパワーストーン》を利用することで、より強固な布陣を築ける。
場の魔法使い族を維持しやすくなるということで、《魔法族の里》との併用も見込める。
しかし、防げるのはあくまで破壊のみであり、除外やバウンス、《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》などまでは防げず、《月の書》を喰らっても効果が使えなくなってしまうため過信はできない。
そして、「1ターンに1度」という回数制限が存在する事も忘れてはならない。
相手が複数除去を握っていそうな時は、効果を使うタイミングを見誤ると痛い目を見る事になる。
永続効果であるため、《天罰》などのカウンター罠からも魔法使い族を守れるが、《神の宣告》のような召喚を無効にして破壊するカードからは守れない。
召喚を無効にされた場合はフィールド上に出ていない扱いになるためである。
―名前関連
Q:それぞれの効果分類は何ですか?
A:魔力カウンターを置く効果は誘発効果、破壊から魔法使い族を保護するのは永続効果です。(08/12/13)
Q:《スキルドレイン》が発動されたとき、このモンスターに乗っている魔力カウンターはどうなりますか?
A:無くなります。(08/12/13)
Q:相手ターンでも魔法使い族を守る効果は適用可能ですか?
A:はい。出来ます。(08/12/13)
Q:《ライトニング・ボルテックス》などで2体以上の魔法使い族が破壊されるとき、その内任意の枚数のみをこの効果で守ることはできますか?
A:破壊されるモンスターの数分の魔力カウンターを取り除く事で破壊を免れる事ができます。
その破壊される枚数分の魔力カウンターが取り除けない場合は効果を適用する事ができません。
なお、複数取り除いて一回とカウントします。(08/12/13)
Q:魔法使い族とそれ以外の種族のモンスターが同時に破壊されるとき、この効果で魔法使い族だけ守ることはできますか?
A:その場合は破壊される魔法使い族の数だけ魔力カウンターを取り除く事ができ破壊を防ぎます。(08/12/16)
Q:魔法使い族と魔法カードまたは罠カードが同時に破壊される場合、この効果で魔法使い族モンスターだけを守る事はできますか?
A:その場合は破壊される魔法使い族の数だけ魔力カウンターを取り除く事で破壊を防ぎます。(08/12/16)
Q:魔法使い族を守る効果はダメージステップに適用できますか?
A:はい。可能です。(08/12/13)
Q:チェーンを作らない破壊(例えば《トゥーン・ワールド》の破壊による《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》等の永続効果での破壊、《リミット・リバース》が場を離れた場合及び蘇生した魔法使い族モンスターが守備表示になった場合での破壊)の際にも魔法使い族を守る効果は適用できますか?
A:はい。その場合も魔力カウンターを取り除いて破壊から守ることができます。(08/12/13)