*《&ruby(まどうきし){魔導騎士}; ディフェンダー/Defender, The Magical Knight》 [#x43bb912]
 効果モンスター
 星4/光属性/魔法使い族/攻1600/守2000
 このカードが召喚に成功した時、
 このカードに魔力カウンターを1つ置く(最大1つまで)。
 フィールド上に表側表示で存在する魔法使い族モンスターが破壊される場合、
 代わりに自分フィールド上に存在する魔力カウンターを、
 破壊される魔法使い族モンスター1体につき1つ取り除く事ができる。
 この効果は1ターンに1度しか使用できない。

 [[ストラクチャーデッキ−ロード・オブ・マジシャン−]]で登場した[[光属性]]・[[魔法使い族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[召喚に成功した]]時に[[魔力カウンター]]を置く[[誘発効果]]と、[[魔法使い族]]を[[破壊]]から守る[[永続効果]]を持つ。

 [[魔力カウンター]]を身代わりにして[[魔法使い族]]を[[戦闘破壊]]・[[効果]][[破壊]]から守る能力を持つ。~
 [[魔法使い族]]を[[戦闘破壊]]から守るときは[[戦闘破壊]]が確定するタイミングで[[魔力カウンター]]を取り除くかどうかを決定する。~
 この[[効果]]により、実質的にこの[[カード]]と[[魔力カウンター]]が存在する限り、[[魔法使い族]]は[[耐性]]を持っている状態になる。~
 この[[カード]]自身は1つしか[[魔力カウンター]]を乗せられず、[[攻撃力]]も少し頼りないのだが、[[光属性]]である事を活かし[[《オネスト》]]や[[《光子化》]]等の牽制が効く利点もある。~
 更にその際、[[《魔法都市エンディミオン》]]や[[《漆黒のパワーストーン》]]を利用することで、より強固な布陣を築ける。~
 防げるのはあくまで[[破壊]]のみであり、[[除外]]や[[バウンス]]、[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]などまでは防げず、[[《月の書》]]を喰らっても[[効果]]が使えなくなってしまうため過信はできない。~
 後者に関しては[[《魔法族の里》]]を併用する事で防ぐ事も可能。~
//[[テキスト]]を見る限りは、[[全体除去]]にも対応可能になった[[六武衆]]の様な感覚で使える様に見える。~
 そして、「1[[ターン]]に1度」という回数制限が存在する事も忘れてはならない。~
 [[相手]]が複数[[除去]]を握っていそうな時は、[[効果]]を使うタイミングを見誤ると[[魔力カウンター]]を無駄に消費することになる。~

 [[永続効果]]であるため、[[《天罰》]]などの[[カウンター罠]]からも[[魔法使い族]]を守れるが、[[《神の宣告》]]のような[[召喚]]を[[無効]]にして[[破壊]]するカードからは守れない。~
 [[召喚]]を[[無効]]にされた場合は[[フィールド]]上に出ていない扱いになるためである。~

 また、状況次第では[[召喚]]せず[[セット]]する事も選択肢になる。~
 例えば[[相手]]に[[攻撃力]]1900の[[モンスター]]が複数並ぶ場合、[[魔力カウンター]]を犠牲にしてでも[[守備表示]]の価値がある。~
 この[[カード]]以外で[[魔力カウンター]]を確保できれば、[[攻撃対象]]となって[[リバース]]した直後の[[ダメージステップ]]から[[効果]]で自身を守る事もできる。~
 しかし[[相手]]が[[シンクロ召喚]]などをして高[[攻撃力]]1体になるならやはり[[召喚]]し[[魔力カウンター]]が欲しい。~
 どちらが良いかはその時その時の状況を見極めて判断したい。~
//とはいえ、1900クラスが複数並ぶというのはレベル4複数である場合が多く、エクシーズ召喚によって結局突破されることがあるのはどうしようもないか。~

-[[魔力カウンター]]が[[自分]][[フィールド]]上に無いとき、この[[カード]]の[[召喚]]時に[[《奈落の落とし穴》]]を使用された場合は防ぐ事は出来ない。~
[[召喚に成功した]]タイミングでこの[[モンスター]]へ[[魔力カウンター]]を乗せる[[効果]]が誘発し、それに[[チェーン]]する形で[[《奈落の落とし穴》]]は[[発動]]される。~
従って、この時点ではまだ[[魔力カウンター]]がまだ乗っていないため、別の[[魔力カウンター]]が存在していない限り[[破壊]]を防ぐ[[効果]]を[[発動]]する事は出来ない。

-[[《ライトニング・ボルテックス》]]等の[[全体除去]]には[[破壊]]される[[モンスター]]の数分の[[魔力カウンター]]を取り除く事で[[破壊]]を免れる事が出来、複数取り除いて一回とカウントする。(08/12/13)~
これは、このタイミングで同時[[破壊]]するのであるためと考えられる。~
他の[[種族]]の[[モンスター]]や[[魔法・罠カード]]が混ざっていたりする場合でも、[[破壊]]される[[魔法使い族]][[モンスター]]の数分の[[魔力カウンター]]を取り除く事で、[[魔法使い族]][[モンスター]]のみ[[破壊]]を免れる事ができる(08/12/16)。~

-[[《魔導戦士 ブレイカー》]]の[[効果]]から勘違いしがちだが、取り除く[[魔力カウンター]]は[[自分]][[フィールド]]上に存在するものでよく、この[[カード]]に乗った[[魔力カウンター]]でなければいけないということはない。~

-注意しておきたいのは、2体以上の[[魔法使い族]]が[[破壊]]されるとき、その内任意の枚数のみをこの[[効果]]で守ることはできないこと。~
[[魔力カウンター]]がすべての[[破壊]]される[[魔法使い族]]に足りない場合は、[[効果]]を使用する余地もなくすべて[[破壊]]されてしまう。
--[[お互い]]に一つずつ[[魔力カウンター]]の乗った《魔導騎士 ディフェンダー》を[[戦闘]]をさせ[[相打ち]]にさせた場合には、二体は同時に[[破壊]]されることになる。~
したがってどちらの[[フィールド]]にも[[魔力カウンター]]が2個以上ない場合、選択の余地はなく両方とも破壊される。~
他方でどちらかの[[フィールド]]に[[魔力カウンター]]が2個以上あるならば、その[[プレイヤー]]が[[破壊]]のかわりに2個の[[魔力カウンター]]を消費することによって2体とも[[破壊]]を逃れる。~
//つまり、[[《魔導戦士 ブレイカー》]]の[[効果]]使用後に攻撃表示の《魔導騎士 ディフェンダー》に[[自爆特攻]]することによってあっさり[[戦闘破壊]]ことができる。

-更に注意すべき点として、「[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在する[[魔法使い族]][[モンスター]]が[[破壊]]される場合、」とあるため、[[相手]][[フィールド]]上の[[魔法使い族]]が[[破壊]]される場合にも[[効果]]を使用しなければならない可能性がありうるということがある。~
[[相手]][[フィールド]]上にも[[魔法使い族]][[モンスター]]が存在する状況で[[《ブラック・ホール》]]などを[[発動]]された場合、[[効果]]使用せずをもろとも[[破壊]]されるか無駄に[[魔力カウンター]]を消費するかの選択を迫られることになる。~
場合によっては相手の[[魔法使い族]][[モンスター]]の[[召喚]]によって全[[魔法使い族]]を守るだけの[[魔力カウンター]]が足りなくなり[[効果]]を使用する余地もなくなる状況も考えられる。

-[[カード名]]や[[効果]]、[[イラスト]]から察するに[[《魔導戦士 ブレイカー》]]を意識してデザインされた[[カード]]だと思われる。~
[[《魔導戦士 ブレイカー》]]とは[[レベル]]・[[種族]]・[[攻撃力]]、そして[[召喚に成功した]]時に[[魔力カウンター]]を[[置く]]ところが共通している。~
[[守備力]]は守りを意識したためかこちらの方が高くなっており、その数値は[[《魔導戦士 ブレイカー》]]の2倍となっている。~
また、向こうは「ブレイカー」の名の通りに[[カード]]を[[破壊]]する[[効果]]であるのに対し、こちらは「ディフェンダー」の名の通り[[カード]]を守る[[効果]]であり、対になっている。~
[[属性]]も向こうは[[闇属性]]でこちらは[[光属性]]となっており、対の関係になっている。~

-マスターガイド4によると、彼は[[《神聖魔導王 エンディミオン》]]の親衛隊の一人である。~

-[[《魔導騎士ギルティア》]]は[[戦士族]]だが、この[[カード]]は[[魔法使い族]]。~
魔導騎士は非常に分類がややこしい。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#w2a2e965]
-[[魔力カウンター]]

//―《魔導騎士 ディフェンダー》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

―名前関連
-[[《魔導騎士ギルティア》]]
-[[《魔導戦士 ブレイカー》]]

-[[《カードガード》]]
-[[《ガガガシールド》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#w4b88f16]
-[[【魔法族の里】]]
-[[【魔力カウンター】]]

**収録パック等 [#e32b4da6]
-[[ストラクチャーデッキ−ロード・オブ・マジシャン−]] SD16-JP003 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#d86287ff]
Q:[[《スキルドレイン》]]が[[発動]]されたとき、この[[モンスター]]に乗っている[[魔力カウンター]]はどうなりますか?~
A:無くなります。(08/12/13)

Q:[[相手]][[ターン]]でも[[魔法使い族]]を守る[[効果]]は[[適用]]可能ですか?~
A:はい。出来ます。(08/12/13)

Q:[[魔力カウンター]]を取り除く行為は[[コスト]]ですか?~
  それとも[[効果]]処理ですか?~
A:[[永続効果]]であるため、[[効果]]処理にあたります。(08/12/13)

Q:[[《ライトニング・ボルテックス》]]などで2体以上の[[魔法使い族]]が[[破壊]]されるとき、その内任意の枚数のみをこの[[効果]]で守ることはできますか?~
A:[[破壊]]される[[モンスター]]の数分の[[魔力カウンター]]を取り除く事で[[破壊]]を免れる事ができます。~
  その[[破壊]]される枚数分の[[魔力カウンター]]が取り除けない場合は[[効果]]を適用する事ができません。~
  なお、複数取り除いて一回とカウントします。(08/12/13)

Q:[[魔法使い族]]とそれ以外の[[種族]]の[[モンスター]]が同時に[[破壊]]されるとき、この[[効果]]で[[魔法使い族]]だけ守ることはできますか?~
A:その場合は[[破壊]]される[[魔法使い族]]の数だけ[[魔力カウンター]]を取り除く事ができ[[破壊]]を防ぎます。(08/12/16)~

Q:[[魔法使い族]]と[[魔法カード]]または[[罠カード]]が同時に[[破壊]]される場合、この[[効果]]で[[魔法使い族]][[モンスター]]だけを守る事はできますか?~
A:その場合は[[破壊]]される[[魔法使い族]]の数だけ[[魔力カウンター]]を取り除く事で[[破壊]]を防ぎます。(08/12/16)~

Q:[[魔法使い族]]を守る[[効果]]は[[ダメージステップ]]に[[適用]]できますか?~
A:はい。可能です。(08/12/13)~
  [[戦闘]]による[[破壊]]にも[[効果]]による[[破壊]]にも対応します。(08/12/15)

Q:[[自分]]の[[フィールド]]に[[魔力カウンター]]が乗っている[[《魔法都市エンディミオン》]]がある状況で[[裏側守備表示]]の《魔導騎士 ディフェンダー》が[[戦闘破壊]]されました。~
このタイミングで《魔導騎士 ディフェンダー》の[[モンスター効果]]を[[発動]]することは可能ですか?~
A:[[効果]]を適用する事ができます。(10/01/11)

Q:[[チェーン]]を作らない[[破壊]](例えば[[《トゥーン・ワールド》]]の[[破壊]]による[[《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》]]等の[[永続効果]]での[[破壊]]、[[《リミット・リバース》]]が[[フィールド]]を離れた場合及び[[蘇生]]した[[魔法使い族]][[モンスター]]が[[守備表示]]になった場合での[[破壊]])の際にも[[魔法使い族]]を守る[[効果]]は[[適用]]できますか?~
A:はい。その場合も[[魔力カウンター]]を取り除いて[[破壊]]から守ることができます。(11/12/16)

Q:[[相手]][[フィールド]]上の[[魔法使い族]]が[[破壊]]される場合も[[効果]]を[[適用]]する事が可能ですか?~
A:可能です。(08/12/13)

//質問だけの投稿はお止めください。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
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