*《&ruby(まどうしょ){魔導書};の&ruby(しんぱん){神判};/Spellbook of Judgment》 [#ufafc525] 速攻魔法(禁止カード) このカードを発動したターンのエンドフェイズ時、 このカードの発動後に自分または相手が発動した魔法カードの枚数分まで、 自分のデッキから「魔導書の神判」以外の 「魔導書」と名のついた魔法カードを手札に加える。 その後、この効果で手札に加えたカードの数以下のレベルを持つ 魔法使い族モンスター1体をデッキから特殊召喚できる。 「魔導書の神判」は1ターンに1枚しか発動できない。 //英語名:http://i.imgur.com/ZsQEMgi.jpg [[LORD OF THE TACHYON GALAXY]]で登場した[[速攻魔法]]。~ [[発動]]した[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]時に[[魔導書]]を[[サーチ]]し、それに応じた[[レベル]]の[[魔法使い族]][[モンスター]]を[[リクルート]]する[[効果]]を持つ。~ 非常に短い現役期間の間、[[【魔導書】]]最高峰の[[サーチ]][[カード]]としてその名を馳せ、強さを支えた[[カード]]。~ [[魔法カード]]を使用した分だけ[[魔導書]]を[[サーチ]]可能になるため、[[手札交換]]や[[サーチ]][[効果]]を持つ[[魔法カード]]を大量に使用すれば大きな[[アドバンテージ]]を獲得できる。~ [[自分]]・[[相手]]を問わないため、[[相手]]の[[ターン]]に[[発動]]して[[魔法カード]]の[[発動]]をためらわせる事もできる。~ また、[[魔法使い族]][[モンスター]]の[[リクルート]]まででき、[[魔導書]]関連の[[効果]]を持つ[[魔法使い族]]を使えばさらなる[[アドバンテージ]]を稼げるため、[[【魔導書】]]では極めて強力な[[カード]]である。~ [[《グリモの魔導書》]]から[[《セフェルの魔導書》]]を[[サーチ]]し、更に[[魔導書]]を[[サーチ]]して使えばそれだけで[[エンドフェイズ]]に3枚の[[サーチ]]ができる。~ [[手札]]にこの[[カード]]、[[《魔導書士 バテル》]]、[[《グリモの魔導書》]]のうち2枚と他の[[魔導書]]1枚があれば可能であるため、リターンの大きさの割には非常に決まりやすい。~ 更に[[《魔導教士 システィ》]]を[[リクルート]]すれば[[効果]]で[[魔導書]]と[[モンスター]]を追加で[[サーチ]]でき、合計で5枚もの[[サーチ]]を行うこととなる。~ [[魔導書]]だけでなく、[[《テラ・フォーミング》]]などで[[魔法カード]]を複数回[[発動]]したり、[[永続魔法]]等を[[バウンス]]して使いまわせば[[サーチ]]できる枚数は大きく増える。~ [[《トゥーンのもくじ》]]とのシナジーは特に強力で、たった1枚から[[《トゥーンのもくじ》]]3連発により3枚もの[[魔導書]]に繋がる。~ 更に[[サーチ]]した[[《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》]]を[[召喚]]したり、[[《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》]]に繋げて[[《トレード・イン》]]の[[コスト]]にできる。~ ただし、[[エンドフェイズ]]に[[手札]]に加えるため、大量に[[サーチ]]した場合[[手札]]制限6枚に引っかかる可能性が高い。~ [[エンドフェイズ]]前に余分な[[手札]]を伏せることで回避できるが、[[【魔導書】]]は[[デッキ]]が著しく[[魔法カード]]に偏っているため[[ブラフ]]と見抜かれ易い点に注意。~ もしくは、溢れた分は[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]と割り切ってそのまま[[墓地に捨てる]]ことも選択肢となる。~ [[魔導書]]を[[捨てる>墓地に捨てる]]ことで強力な[[効果]]を持つ[[《ゲーテの魔導書》]]を[[発動]]する布石としたり、[[魔法使い族]][[モンスター]]を捨てて[[《ネクロの魔導書》]]に繋げるのも良い。~ [[《王立魔法図書館》]]や[[《魔法都市エンディミオン》]]とも相性が良い。~ この[[カード]]を含め[[魔法カード]]を大量[[発動]]し、[[サーチ]]した[[魔導書]]を次の[[ターン]]で使用することで大量の[[魔力カウンター]]を乗せられる。~ いずれにせよ、この[[アドバンテージ]]を活かすためには返しの[[ターン]]をどう凌ぐかが重要となる。~ [[墓地]]に大量の[[魔導書]]を溜め込める都合上、[[《ゲーテの魔導書》]]を用いるのが一般的だろう。~ また[[魔法カード]]で[[ドロー]][[効果]]を持ち、さらに返しの[[1ターンキル]]を封じてくれる[[《一時休戦》]]は抜群の相性を持つ。~ -[[特殊召喚]]する[[効果]]を含んでいるため、[[《神の警告》]]で[[無効]]にされてしまう。~ また、[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]で生命線である[[魔法カード]]を根こそぎ[[破壊]]されると、[[サーチ]][[効果]]もまともに使えない。~ 性質上、[[ターン]]中で最初に[[発動]]することが多く、他の[[魔法カード]]があって初めて意味をなす[[カード]]なので、自身を含め一連の[[カード]]を安全に[[発動]]できるよう工夫が必要である。 -[[同名カード]]は[[サーチ]]できないが、[[《魔導教士 システィ》]]を[[特殊召喚]]してその[[効果]]を使えば、実質「この[[カードの効果]]よる[[特殊召喚]]を放棄する代わりに、2枚目のこの[[カード]]と更に[[モンスター]]1体を[[サーチ]]できる」ことになる。 -このカードの登場前の[[【魔導書】]]は、[[サーチ]]能力こそ長けていたものの、展開力がやや遅いというネックを抱えており、高速化する[[環境]]に追いつけないのが実情だった。~ だが、この[[カード]]を得たことで莫大な[[アドバンテージ]]を稼げるようになり、[[【魔導書】]]は同弾で新たに登場した[[【征竜】]]と共に[[環境]]を二分するほどの強力な[[デッキ]]になった。~ 先攻1[[ターン]]目にいきなりこの[[カード]]を使われるだけでも十分脅威であり、[[発動]]後に適当に3枚の[[魔法カード]]を[[発動]]するだけで、上述の方法から[[サーチ]]された4枚の[[魔導書]]と[[《魔導法士 ジュノン》]]を抱えられるという状況もザラだった。~ 最悪の場合、潤った[[手札]]からの大量展開で一気にゲームエンドに持ち込まれることもあった。~ [[環境]]ではこの[[カード]]に対する[[メタ]]として、それまで評価されることが少なかった[[《ドロール&ロックバード》]]や[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]の採用率が上昇したほどである。~ 1枚でも[[サーチ]]と使い回しが比較的容易であることもあって[[制限カード]]では不十分と判断されてか、[[13/09/01>リミットレギュレーション/2013年9月1日]]でいきなり[[禁止カード]]に指定された。~ この[[カード]]が禁止化されただけで[[【魔導書】]]は大幅に弱体化し、一気に環境から姿を消すことになった。~ --登場から197日で禁止指定を受けており、これは[[魔法カード]]としては最速の記録になる。~ また、[[速攻魔法]]初の[[禁止カード]]である。~ --[[【魔導書】]]以上の大量規制を受けた[[【征竜】]]が未だに[[環境]]に残っているのに対し、このカードを失っただけで[[【魔導書】]]が[[環境]]から姿を消した辺りに、このカードの規格外ぶりが伺える。~ -[[イラスト]]には倒れている[[《魔導冥士 ラモール》]]、魔法を唱えている[[《魔導法皇 ハイロン》]]と[[《魔導皇聖 トリス》]]が描かれている。~ 「&ruby(うみうま){海馬};コーポレーション 出張所」によると、[[《魔導冥士 ラモール》]]が魔力の暴走で死に直面し、それを見かねた[[《魔導法皇 ハイロン》]]と[[《魔導皇聖 トリス》]]が、彼が生来持つ光の魔力を増幅し闇の魔力を退ける事で[[彼を救っている>《魔導書の奇跡》]]描写であると解説されている。~ -[[カード]]の由来は、タロットカードの大アルカナの一つ「Judgment(審判)」だろう。~ カード番号は20、正位置では「復活、結果」、逆位置では「行き詰まり、悪い報せ」などを意味する[[カード]]である。~ --タロットカードにも3人の人物が描かれ、この[[カード]]の[[イラスト]]の構図に似ている。~ //色々な描写のタロットがあるので、コメントアウト //元々大半の「審判」自体がこの構図 --「神判」とは、超自然的存在に判断をゆだねる裁判のことである。~ //-原作・アニメにおいて―~ //-コナミのゲーム作品において―~ **関連カード [#d553d4ec] -[[魔導書]] -[[《超再生能力》]] -[[《W星雲隕石》]] ―[[イラスト]]関連 -[[《魔導冥士 ラモール》]] -[[《魔導法皇 ハイロン》]] -[[《魔導皇聖 トリス》]] **このカードを使用する代表的なデッキ [#g0d7e8e5] -[[【魔導書】]] **収録パック等 [#y1eaae5e] -[[LORD OF THE TACHYON GALAXY]] LTGY-JP063 **FAQ [#of22c072] Q:この[[カード]]の[[エンドフェイズ]]の[[効果]]は[[チェーンブロック]]を作りますか?~ A:いいえ、作りません。(13/02/18) //http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=4&cid=10544 Q:この[[カード]]の[[発動]]に対して[[《神の警告》]]を[[発動]]することができますか?~ A:はい、[[発動]]できます。(13/02/18) Q:この[[カード]]の[[発動]]に[[チェーン]]して[[速攻魔法]]を[[発動]]した場合、その[[速攻魔法]]はこの[[カード]]の[[発動]]後に[[発動]]した[[カード]]として数えますか?~ A:いいえ、同一[[チェーンブロック]]上の[[魔法カード]]の[[発動]]は、[[発動]]した[[カード]]の数には含まれません。(13/02/18) Q: [[発動]]後の[[エンドフェイズ]]前に[[墓地]]のこの[[カード]]がゲームから[[除外]]されている場合、または[[手札]]・[[デッキ]]に戻った場合、[[効果]]は[[適用]]されますか?~ A:はい、[[適用]]されます。(13/02/20) Q: この[[カード]]の[[エンドフェイズ]]の処理の最後に行われる[[チェーンブロック]]を作らない[[特殊召喚]]に対して[[《昇天の黒角笛》]]を[[発動]]できますか?~ A:いいえ、[[発動]]できません。(13/02/27) Q: [[魔法カード]]の[[効果の発動]]も「[[発動]]した[[魔法カード]]」として数えられますか?~ A:いいえ、[[カードの発動]]のみを数えます。(13/03/07) Q:[[《ライオウ》]]が[[フィールド]]上に存在する場合に《魔導書の神判》を[[発動]]できますか?~ A:[[カードの発動]]はできますが、[[エンドフェイズ]]に[[《ライオウ》]]が存在する場合には処理を[[適用]]する事ができません。(13/03/08) Q:[[《強欲で謙虚な壺》]]を[[発動]]した[[ターン]]、《魔導書の神判》を[[発動]]できますか?~ A:[[発動]]できますが、[[エンドフェイズ]]の処理は[[手札]]に加える処理までしか行う事ができません。(13/03/08) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。