*《&ruby(まほうせき){魔法石};の&ruby(さいくつ){採掘};/Magical Stone Excavation》 [#tb39439c]
 通常魔法(準制限カード)
 手札を2枚捨て、自分の墓地の魔法カード1枚を選択して発動する。
 選択したカードを手札に加える。

 [[STRUCTURE DECK−マリク編−]]で登場した[[通常魔法]]。~

 [[《魔法再生》]]と比べた場合、[[手札コスト]]とする[[カード]]の種類を問わず、「[[墓地へ送る]]」では無く「[[捨てる]]」であるため、[[発動]]しやすくなった。~

 [[墓地]]の[[魔法カード]]を回収するために3枚の[[カード]]を必要とするため、[[手札]]を大きく消耗してしまう。~
 [[手札コスト]]には[[《サンダー・ドラゴン》]]・[[《ダンディライオン》]]・[[《黄泉ガエル》]]・[[《神剣−フェニックスブレード》]]・[[《ヴォルカニック・バレット》]]等を使うのが良い。~
 [[スタンダード]]等の[[アドバンテージ]]を重視する[[デッキ]]では入り得ないカードである。~

 しかし、特殊な[[デッキ]]では重要な役割を果たすことがある。~
 [[【真紅眼の黒竜】]]では[[《黒炎弾》]]や[[《龍の鏡》]]等の[[キーカード]]を回収でき、[[《真紅眼の黒竜》]]を[[手札コスト]]とすれば[[《正統なる血統》]]からの[[蘇生]]も狙える。~
 [[【デッキ破壊1キル】]]や[[【未来オーバー】]]等の[[1ターンキル]]系[[デッキ]]や、[[ターン]]の反復により[[手札コスト]]が気にならない[[ロック]][[デッキ]]では2枚目以降の[[キーカード]]のような感覚で使える。~

 [[通常魔法]]の他にも、[[儀式魔法]]や[[速攻魔法]]・[[フィールド魔法]]・[[永続魔法]]も回収できる。~
 しかし、[[儀式魔法]]は直接[[《儀式の準備》]]で回収でき、[[フィールド魔法]]・[[永続魔法]]は[[破壊]]され[[墓地へ送られる>墓地へ送られた]]だけで回収できる[[《Z−ONE》]]が存在する為、主に[[通常魔法]]・[[速攻魔法]]を回収することになる。

-[[《貪欲な壺》]]を3枚積んだ[[デッキ]]では、その[[発動条件]]を満たすために[[手札コスト]]が有効に働く事もある。→[[【雑貨貪欲ターボ】]]参照。~
このような[[デッキ]]を撲滅する為か、[[06/03/01>禁止・制限カード/2006年3月1日]]の[[制限改訂]]で[[制限カード]]の指定を受けることになった。~
その後[[08/03/01>禁止・制限カード/2008年3月1日]]の[[制限改訂]]において[[準制限カード]]に緩和される。~
現在([[08/09/01>禁止・制限カード/2008年9月1日]]〜)は[[《混沌の黒魔術師》]]が[[禁止カード]]なので、[[魔法カード]]を直接回収できるという点では貴重な存在である。~

--長くの間[[絶版]]になっており、[[トーナメントパック2007 Vol.2]]において再録されたが、入手期間が限られていた。~
その後、[[ストラクチャーデッキ−アンデットワールド−]]に収録され、容易に入手できるようになった。~
再録時に[[エラッタ]]され、[[手札]]を2枚[[捨てる]]のは[[発動]][[コスト]]であることが明確になった。

-このカード2枚と[[《深淵の暗殺者》]]2枚で[[無限ループ]]が組める。(そのギミックは、[[《深淵の暗殺者》]]参照)~
だが、現在[[《深淵の暗殺者》]]は[[制限カード]]となっているため、不可能。


-Vジャンプ2010年10月号では、[[制限カード]]に指定された[[《インフェルニティガン》]]の代替[[カード]]案としてこの[[カード]]が挙げられている。~
恐らく、この[[カード]]で[[《インフェルニティガン》]]を[[サルベージ]]するのを目的にしているのだろう。~
しかし、[[《インフェルニティガン》]]を使用する時点で[[手札]]が0になるので相性はあまり良くない。~
[[《インフェルニティガン》]]を再利用したいなら、[[《転生の予言》]]で[[デッキ]]に戻した後に[[《インフェルニティ・デーモン》]]で[[サーチ]]し直すほうが簡単だろう。

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」における「闇遊戯vs闇マリク」戦で闇マリクが使用。~
[[自分]]の[[墓地]]から[[《死者蘇生》]]を回収した。~
マリクはこの[[カード]]以外にも[[手札]]に[[魔法カード]]を加える[[カード]]として[[速攻魔法]]《暗黒の魔再生》や[[通常罠]]《ゾンビの宝石》と《左腕の代償》を使用し、[[《死者蘇生》]]を[[手札]]に加えては、その度に[[墓地]]から[[《ラーの翼神竜》]](原作仕様)を[[蘇生]]させ、[[効果]]を[[発動]]させていた。~
しかし、原作ではルール上[[魔法カード]]を1[[ターン]]に2枚以上[[手札]]から[[プレイ]]できない制約があったため、その結果遊戯に1[[ターン]]の猶予を与えてしまう。~
アニメでは、この点を再現するため「回収した[[カード]]はこの[[ターン]]は使用できない」という[[効果]]が追加されていた。~
--アニメGXでは、「十代vsエド」(2戦目)でエドが使用。~
[[《D−HERO ダイヤモンドガイ》]]の[[効果]]でこの[[カード]]がめくられ、[[墓地]]の[[《ミスフォーチュン》]]を回収した。~
他にもドクター・コレクター、鮎川、空野(ミスターT)、橘が使用。~

-コナミのゲーム作品において―~
一部の作品において、この[[カード]]が二枚以上使用できる場合にCPUが「この[[カード]]を[[発動]]して二枚目のこの[[カード]]を回収する」奇妙なルーチンが存在する。~

**関連カード [#o6816c72]
-[[《聖なる魔術師》]]

-[[サルベージ]]
-[[《魔法再生》]]

**収録パック等 [#vdeb5545]
-[[STRUCTURE DECK−マリク編−]] SDM-021 &size(10){[[Super]]};
-[[ストラクチャーデッキ−アンデットワールド−]] SD15-JP017
-[[ストラクチャーデッキ−ドラゴニック・レギオン−]] SD22-JP029
-[[トーナメントパック2007 Vol.2]] TP02-JP010

//**FAQ [#p8fe665d]