シンクロ・効果モンスター 星10/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守2000 闇属性チューナー+チューナー以外のドラゴン族モンスター1体 (1):このカードは戦闘では破壊されない。 (2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。 このカードはもう1度だけ続けて相手モンスターに攻撃できる。 (3):自分スタンバイフェイズに相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの攻撃力を半分にし、その数値分だけ相手にダメージを与える。
PREMIUM PACK 17で登場した闇属性・ドラゴン族のシンクロモンスター。
チューナーに闇属性が指定されているが、ほとんどのデッキにドラゴン族シンクロモンスターは投入できるため、シンクロ召喚そのものはそれほど難しくない。
ただし合計2体でしかシンクロ召喚できないという縛りがあるので、シンクロ素材に余計なモンスターを一切使うことができない点には注意したい。
蘇生はできなくなるが、墓地にレベル8の融合モンスターがいれば《劫火の舟守 ゴースト・カロン》で特殊召喚することもできる。
【Sin】では闇属性チューナーである《Sin パラレルギア》と手札にあるレベル8のSinで容易に出せる4000打点のモンスターとして活躍できる。
《ドラゴラド》で《ラブラドライドラゴン》を釣り上げれば1枚消費でシンクロ召喚可能。
(2)の効果は連続攻撃で、(1)の戦闘破壊耐性があるため、同じ攻撃力同士でも一方的に戦闘破壊してこの効果につなげることができる。
ただ、攻撃表示だと大きなダメージが与えられるが、モンスターしか攻撃できない点には注意したい。
(3)の効果は単体弱体化とバーン効果だが、スタンバイフェイズと遅い。
連続攻撃がある以上、モンスターを一掃できることが多く、スタンバイフェイズが来る前にこのカードが除去される場合も多いため活かしづらい。
このカードを除去できないような状況で、相手が展開するわけがないため、あくまでオマケの効果である。
どうしても狙うのであれば、《リビングデッドの呼び声》等で相手ターンに特殊召喚するといいだろう。
3つの効果はあまり噛み合っていないものの、それぞれが単純に強力なので、あまり気にする必要はないだろう。
ただ戦闘破壊限定の耐性は除去であっさり突破されることも多いため、強力な耐性を持つ《神樹の守護獣−牙王》とは、デッキやフィールドの状況によって使い分けを図りたい。
除去を《禁じられた聖衣》等で防ぎつつも(1)の効果で戦闘による突破も防ぎ、(3)の効果で相手モンスターを弱体化しつつ、(2)の効果に繋げるなどといった事はできる。
《神縛りの塚》との相性は良好であり戦闘破壊耐性とカードの効果に対する耐性組み合わさることで堅牢となる。
連続攻撃能力はバーン効果と噛み合いダメージをより稼げる。
Q:このカードが《閃光の双剣−トライス》を装備して2回攻撃できる状態の時に(2)の効果を発動する事自体できますか?
A:いいえ、発動する事自体できません。(14/12/20)