通常魔法 自分のデッキから「融合」魔法カード1枚を手札に加える。 その後デッキをシャッフルする。
かつては《融合》を使用したデッキにおいて必須カードだった。
現在ではこのカードの効果に加え、融合素材代用モンスターとして使える《沼地の魔神王》が存在する。
よって、基本的には、このカードは四枚目以降の《沼地の魔神王》という立ち位置になるが、そこまでの枚数が必要になる事は少ない。
そのため、多くの《融合》メインデッキでは《沼地の魔神王》がこのカードに取って代わっている。
他の融合モンスターを併用するなら別だが、
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
という縛りを持つ融合モンスターを主軸とする場合《沼地の魔神王》より優先される場合もある。
融合召喚に融合素材代用モンスターが使えない融合モンスターが主力なら、《沼地の魔神王》との性能差は少ない。
《沼地の魔神王》の場合、《マクロコスモス》などがあると墓地へ送ることはできず《融合》が入手できない。
しかしこちらは《マクロコスモス》があっても普通に《融合》が入手できる。
加えてこちらは発動時に魔力カウンターを乗せることができ、《魔法石の採掘》で墓地からサルベージすればデッキ圧縮が可能。
その代わり、魔法カードを無効にするカウンター罠にひっかかりやすいため一長一短だが。
デッキ内の《融合》を減らさず、あるいはデッキの《融合》が切れた時も《賢者ケイローン》《召喚僧サモンプリースト》のコストにできる。
《一族の結束》を採用するデッキなど、《沼地の魔神王》や《E・HERO フォレストマン》を採用できないデッキでも活躍の余地はあるだろう。
また通常魔法であるため、《D−HERO ダイヤモンドガイ》の効果にも対応している。【D−HERO】で融合モンスター《Dragoon D−END》を使う場合融合素材の代用はできないため、《沼地の魔神王》よりも優先される場合もある。
だが、《ミラクル・フュージョン》から 《E・HERO アブソルートZero》を狙う場合も多いのでデッキによっては《沼地の魔神王》を優先することもある。
特に《超魔導剣士−ブラック・パラディン》デッキでは役立つ事がある。
《熟練の黒魔術師》《熟練の白魔導師》に魔力カウンターを乗せることで《ブラック・マジシャン》《バスター・ブレイダー》の特殊召喚を補助できる。
このカードと《竜破壊の証》《召喚師のスキル》等の魔法カードを併用すれば、1ターンで《超魔導剣士−ブラック・パラディン》を召喚することもできる。