効果モンスター 星6/風属性/獣族/攻2300/守 200 (1):このカードが風属性以外の表側表示モンスターと戦闘を行う ダメージステップ開始時に発動できる。 そのモンスターを破壊する。 (2):このカードがP召喚に成功した時、 相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。 (3):このカードを特殊召喚したターンのエンドフェイズに発動する。 このカードを持ち主の手札に戻す。
ブースターSP−トライブ・フォース−で登場した風属性・獣族の上級モンスター。
破壊対象が風属性以外となった《A・O・J カタストル》といった誘発効果を持つ。
上級モンスターとしては攻撃力がやや物足りないが、効果によって補えるためにそこまで気になるものではないだろう。
風属性は闇属性よりも数が少なめであるため、《A・O・J カタストル》以上に戦闘でこのカードを突破できるモンスターは少ない。
ペンデュラム召喚に成功した場合の誘発効果は、カードの種類を問わない単体除去であり、非常に扱いやすい。
単体で汎用性の高い効果を持つが、上級モンスターであるため、(3)の誘発効果によって手札に戻ってしまうと再度の展開に手間がかかり、蘇生等による使い回しが難しい。
しかし、ペンデュラム召喚による特殊召喚であれば逆に(2)の効果を再利用できるため、メリットに変えることもできる。
ペンデュラム召喚を繰り返し行える状況ならば、毎ターン発動できる除去カードに変わるのである。
そこに《霞の谷の神風》も組ませてやれば、風属性の下級モンスターをリクルートできるので更にアドバンテージを稼ぐことが出来る。
《霞の谷の神風》が制限カードなので依存することは無理だが、それでも《烈風の結界像》の様な厄介な効果を持つモンスターを出せれば強力なので、狙ってみるのも悪くないだろう。
―《妖仙獣 閻魔巳裂》の姿が見られるカード