エクシーズ・効果モンスター ランク4/闇属性/ドラゴン族/攻2200/守1200 レベル4モンスター×2 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 「竜魔人 クィーンドラグーン」以外の 自分のドラゴン族モンスターは戦闘では破壊されない。 また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、 自分の墓地のレベル5以上のドラゴン族モンスター1体を選択して特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、 このターンそのモンスターは攻撃できない。
GALACTIC OVERLORDで登場した闇属性・ドラゴン族のエクシーズモンスター。
自身以外のドラゴン族が戦闘破壊されなくなる効果と、上級以上のドラゴン族を蘇生する効果を持つ。
サポートの対象はドラゴン族だが、エクシーズ素材はドラゴン族に限定されないため多くのデッキでエクシーズ召喚が狙える。
主なエクシーズ召喚の方法は《No.39 希望皇ホープ》を参照。
1つ目の戦闘破壊耐性を付与する効果はエクシーズ素材の有無に関係なく適用されるが、自身のステータスを考えると場持ちはあまり期待できない。
こちらの効果はあって損は無いという程度で、基本的には後半の効果をメインとし、レベル5以上のドラゴン族を採用するデッキで運用する事になる。
ただ、レベル5以上という事は基本的にこのカードのエクシーズ素材とは別にモンスターを調達する必要があり、両方を安定して供給できるデッキは限られる。
自己特殊召喚可能で扱いやすい上級ドラゴン族やシンクロモンスターを使うなどして、蘇生先が無理なく採用できるデッキで扱うのが主である。
また、効果と特殊召喚したターンの攻撃が封じられるため、戦力としては安定しない。
ウイルスや《巨竜の羽ばたき》等の各種コストにするのも良いだろう。
《ライトパルサー・ドラゴン》や聖刻のように墓地で発動するタイプの効果は無効化されず、それらとは相性が良い。
《ダークフレア・ドラゴン》は効果ではなく発動コストでデッキからドラゴン族モンスターを墓地へ送る事ができるためシナジーがあり、《輝白竜 ワイバースター》などレベル4を多用するタイプの【カオスドラゴン】で扱う事も考えられる。
また【スクラップ】では、《スクラップ・ドラゴン》の蘇生効果を扱え、どちらも《スクラップ・キマイラ》1枚で展開できる。
墓地に送りやすい征竜全般とも相性が良く、エンドフェイズのバウンスを無効化できるという利点もある。
このカードがそのまま自己再生コストに充てられるため、フィールドを一掃されても巻き返しやすい。
純粋な【征竜】ではエクシーズ召喚が難しく旨みも小さいが、各属性の固有効果や自己再生を狙うデッキならばスムーズに利用できる。
特に蘇生効果でこのカードの展開や、蘇生した征竜等とのエクシーズ召喚が狙える、《巌征竜−レドックス》を扱うデッキとは好相性。
【紋章獣】ならば《紋章獣ベルナーズ・ファルコン》で一貫してランク4のエクシーズ召喚が行える。
他にも蘇生制限を満たした《Sin 真紅眼の黒竜》や《Sin 青眼の白龍》、《Sin パラドクス・ドラゴン》を蘇生しても良い。
Sinの自壊や攻撃制限と言ったデメリットが無効になるため、シンクロ素材やエクシーズ素材、次のターン以降になるが戦闘にも参加できる。
―イラスト関連
Q:後半の効果で、そのドラゴン族がフィールド離れた後で発動する効果は適用されますか?
A:適用されます。(12/02/18)