*《&ruby(ろくぶしゅう){六武衆};の&ruby(しはん){師範};/Grandmaster of the Six Samurai》 [#z0f52589]
 効果モンスター
 星5/地属性/戦士族/攻2100/守 800
 自分フィールド上に「六武衆」と名のついたモンスターが
 表側表示で存在する場合、このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
 このカードが相手のカードの効果によって破壊された時、
 自分の墓地に存在する「六武衆」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
 「六武衆の師範」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。

 ジャンプフェスタ2008の[[プロモカード]]で登場した[[地属性]]・[[戦士族]]の[[上級モンスター]]。~
 [[手札]]から自身を[[特殊召喚]]する[[召喚ルール効果]]、[[墓地]]から[[六武衆]]を[[サルベージ]]する[[誘発効果]]、[[自分]][[フィールド]]上に1枚しか存在できない[[ルール効果]]を持つ。

 [[自分]]の場に[[六武衆]]がいる場合、[[相手]]の場に関係なく[[特殊召喚]]できるので、[[【六武衆】]]では[[《サイバー・ドラゴン》]]よりも[[特殊召喚]]しやすい。~
 この[[カード]]も[[六武衆]]であるため、[[六武衆]]、《六武衆の師範》と繋げることにより、[[召喚]]した[[六武衆]]の[[効果]]を1[[ターン]]で使用することができる。~
 [[《六武衆の結束》]]や[[《六武の門》]]を[[発動]]しておけば、一気に[[カウンター]]を稼げる。~
 そこから大量展開に繋げれば、[[《大将軍 紫炎》]]の[[特殊召喚]]も非常に容易になるだろう。~

 更に[[相手]]の[[カード]]によって[[破壊]]された場合、[[六武衆]]を[[サルベージ]]できる[[効果]]を持つ。~
 [[下級]][[六武衆]]はもちろん、[[破壊]]され[[墓地]]に送られた《六武衆の師範》自身も[[サルベージ]]できるため、[[召喚条件]]も相まって[[効果]]による[[破壊]]に[[耐性]]を持っているに等しい。~
 [[《激流葬》]]や[[《地砕き》]]はもちろん、[[《神の宣告》]]や[[《王宮の弾圧》]]でも回収でき、すぐに自身を[[サルベージ]]して再び[[特殊召喚]]することが出来る。~
 特に[[【六武衆】]]の天敵である[[全体除去]]に[[耐性]]を持っているのは非常に大きい。~

 ただしこの[[カード]]の[[攻撃力]]は低く、[[戦闘]][[破壊]]には注意が必要といえる。~
 他の[[六武衆]]と違い、自身の身代わり[[効果]]も持たない。~
 だが、幸いにも[[【六武衆】]]には[[《六武衆の露払い》]]といった汎用[[除去]]、[[《真六武衆−シエン》]]や[[《六尺瓊勾玉》]]といった相手の展開を渋らせるカードが多く存在し、総じて[[除去]]には強いだろう。~
 登場当初から現在に至るまで、[[【六武衆】]]の戦線を支える[[カード]]と言える。~

-[[《王宮の弾圧》]]での裁定の揺れについて。~
08/08/28、「[[サルベージ]][[効果]]は[[《王宮の弾圧》]]で[[無効]]にできる」という裁定が突如下された。~
これにより、場から[[除去]]された場合はもちろんの事、自身の[[特殊召喚]]も1600ライフと引き換えに完全に潰されてしまう事になり、大きな弱体化を強いられる事となった。~
以降、これを皮切りに、[[無効]]にできる・できないの裁定が幾度となく変化するようになり、プレイヤー達を悩ませ続ける事となる。~
--08/09/10:「[[特殊召喚]]する[[効果]]ではないので[[無効]]にできない」との再裁定が出され、懸念が一旦解消される。~
--08/09/13:再び「[[無効]]にできる」との裁定が出される。~
--09/01/13:「確かに[[無効]]にされ[[破壊]]はされるが、[[無効]]にされた直後に再[[発動]]できる=結果、[[発動]]はできる」という裁定が出る。~
--09/01/15:「[[墓地]]で[[モンスター]]が[[破壊]]される事はないので、[[サルベージ]][[効果]]は[[発動]]できない」とされる。~
--09/04/07:多くの類似パターンと同様に[[調整中]]になる。~
--09/04/12:「[[特殊召喚]]する[[効果]]ではないので無効にはできない」との裁定が下る。~

-ジェンプフェスタ限定[[カード]]であったため入手困難だったが、[[EXTRA PACK]]へ再録されある程度入手が容易になった。~
しかし後に[[真六武衆>六武衆]]の登場で需要が急増し、ほぼ同時期に[[EXTRA PACK]]が絶版になってしまったことから、シングル価格が恐ろしいほどに高騰している。~
レートはジェンプフェスタ限定であった頃に逆戻りしており、入手困難な状況になっていたる。~
しかし後に[[真六武衆>六武衆]]の登場で需要が急増し、ほぼ同時期に[[EXTRA PACK]]が[[絶版]]になってしまったことから、シングル価格が恐ろしいほどに高騰した。~
その後も入手困難な状況が続いていたが、[[DUEL TERMINAL −エクシーズ始動!!−]]にて再録された。

-そもそもは、アメリカにてイベント[[Strike of Neos]]先行販売会の[[プロモカード]]として、[[スーパーレア>Super]]仕様のこの[[カード]]がパック購入者限定で配布された。~
長い間日本語版カードが存在しなかったが、ジャンプフェスタ2008で大会用[[プロモカード]]として配布されている。~
同イベントのOCG大会に出場する事で[[ノーマル>Normal]]仕様が、3勝するとこの[[カード]]と[[《ヴォルカニック・ロケット》]][[《デュアル・サモナー》]]の[[ノーマルパラレル>N-Parallel]]仕様3枚セットが貰えた。~
Vジャンプ2008年2月号&3月号では、上記の3枚セットが抽選で300人にプレゼントされる賞品となっている。~

-英語版[[Strike of Neos]]のHobby版BOXには、2箱に1枚という非常に低い割合で9種類の[[シークレットレア>Secret]]がランダム封入されており、その中の1枚にこの[[カード]]も存在する。~
後に[[Gold Series]]で再録されたが、1パック20$以上と割高で、当たる確率もあまり高くはなかった。~
さらに後、ユーザーのアンケートで選ばれた[[Turbo Pack:Booster One>Turbo Pack#i40e3d8a]]に[[レア>Rare]]で収録され、ようやく手に入り易くなっている。~

-(大会賞品以外で)完全新規の[[カード]]が日本での発表よりも早く外国で登場するというのは、[[《タルワール・デーモン》]]に続いて2枚目である。

-「[[マスターガイド2>書籍付属カード#u27ba37e]]」によると、[[《大将軍 紫炎》]]が幼少の頃より彼に仕え、主の成人後は彼の率いる[[六武衆]]を導く立場になったとの事。

-コナミのゲーム作品において―~
「[[TAG FORCE 2>ゲーム付属カード#ja2b037f]]」では日本語版のOCG化に先立って使用可能であり、《六武衆の師範》という日本語名もこのゲームで判明した。~
[[WORLD CHAMPIONSHIP 2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]、[[遊戯王オンライン]]でも実物登場前から使用できた。~

--遊戯王ONLINEでは[[六武衆]]を主軸とした[[ビートダウン]]が流行しており、シーズン8ではこのカードが[[準制限カード]]に指定されていた。~
しかしシーズン10の改訂で[[制限解除]]されている。~
 
**関連カード [#m573de5d]
-[[六武衆]]
-[[《真六武衆−キザン》]]
-[[半上級モンスター]]

―《六武衆の師範》の姿が見られる[[カード]]
-[[《六武衆の理》]]
-[[《六武ノ書》]]

-[[《御前試合》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#x9dea20c]
-[[【六武衆】]]

**収録パック等 [#x9fdacc8]
-[[プロモカード]] JF08-JP001 &size(10){([[N-Parallel]])};
-[[EXTRA PACK]] EXP1-JP001 &size(10){[[Ultra]]};
-[[DUEL TERMINAL −エクシーズ始動!!−]] DT12-JP007 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#qe0a8e27]
Q:[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[召喚ルール効果]]ですか?~
A:はい、[[召喚ルール効果]]なので[[チェーンブロック]]は作られません。(07/12/22)

Q:[[手札]]に[[加える]][[効果]]は[[対象をとる(指定する)効果]]ですか?~
A:[[対象をとる(指定する)効果]]になります。(07/12/22)

Q:[[破壊]]されて[[墓地]]へ送られたこの[[カード]]自身をこの[[カードの効果]]で[[手札]]に[[加える]]ことは可能ですか?~
A:[[破壊]]されたこの[[カード]]自身を選択して[[手札]]に[[加える]]ことも可能です。(07/12/22)

Q:[[《スキルドレイン》]][[発動]]中に[[フィールド]]上のこのカードが[[破壊]]された場合、[[手札]]に[[加える]][[効果]]は[[発動]]しますか?~
//A:いいえ、[[フィールド]]上で[[発動]]する[[効果]]なので無効化されます。(07/12/25)
//A:[[調整中]]です。(07/12/30)
A:はい、[[墓地]]に送られてから[[発動]]する[[効果]]なので[[《スキルドレイン》]]の影響は受けません。(08/01/02)

Q:[[《六武衆−ザンジ》]]などが[[相手]]の[[効果]]によって[[破壊]]される時、その代わりにこのカードを[[破壊]]した場合、[[手札]]に[[加える]][[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:この場合、この[[カード]]が「[[相手]]の[[カードの効果]]で[[破壊]]される扱い」ではなくなりますので[[発動]]しません。(07/12/25)

Q:[[フィールド]]上に1枚しか存在できない[[効果]]の分類は何ですか?~
A:特にありません。(08/05/09)~
  →[[ルール効果]]

Q:[[相手]][[フィールド]]上に「元々の持ち主が自分の《六武衆の師範》」が存在しています。~
  この《六武衆の師範》を[[自分]][[フィールド]]上の[[《紫炎の老中 エニシ》]]の[[効果]]で[[破壊]]しました。~
  このとき、[[六武衆]]を[[手札]]に[[加える]][[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:[[発動]]しません。(10/09/01)~

Q:《六武衆の師範》が[[相手]]の[[《サクリファイス》]]の[[効果]]によって[[吸収]]され、[[装備カード]]扱いとなって[[相手]]の場に存在しています。~
  この《六武衆の師範》を[[自分]][[フィールド]]上の[[《六武衆−カモン》]]の[[効果]]で[[破壊]]しました。~
  このとき、[[六武衆]]を[[手札]]に[[加える]][[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:いいえ、[[発動]]しません。(10/11/12)

Q:[[自分]]が《六武衆の師範》を[[特殊召喚]]し、[[相手]]が[[自分]][[フィールド]]上の[[表側表示]]の[[《王宮の弾圧》]]で[[特殊召喚]]を[[無効]]にしました。~
  この場合[[手札]]に[[加える]][[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(10/11/11)
//公式Q&Aより

Q:逆に、[[自分]]が《六武衆の師範》を[[特殊召喚]]し、[[自分]]が[[相手]][[フィールド]]上の[[表側表示]]の[[《王宮の弾圧》]]で[[特殊召喚]]を[[無効]]にしました。~
  この場合[[手札]]に[[加える]][[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(10/11/11)
//公式Q&Aより
//上記と併せて逆になっていたので修正しました

Q:[[《六武衆の師範》]]の[[墓地]]の[[六武衆]]を[[手札]]に加える[[効果]]に[[チェーン]]して[[《王宮の弾圧》]]の[[効果]]で[[無効]]にすることはできますか?~
A:[[特殊召喚]]する[[効果]]ではないためできません。(09/04/12)~

Q:[[《六武衆推参!》]]の効果で[[特殊召喚]]したこの[[カード]]の[[コントロール]]を[[相手]]に移しました。~
  [[エンドフェイズ]]に[[《六武衆推参!》]]の[[効果]]で[[相手]][[フィールド]]上のこの[[カード]]が[[破壊]]された場合、[[効果]]は発動しますか?~
A:その場合でも発動しません。(10/09/30)

Q:[[手札]]に[[加える]][[効果]]に対して、[[相手]]の[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]の[[効果]]が[[発動]]した場合、[[相手]]の[[カード]]の[[効果]]によって[[破壊]]されたので、再び[[手札]]に[[加える]][[効果]]を[[発動]]することはできますか?~
A:この場合、[[破壊]]された扱いではないため、[[手札]]に[[加える]][[効果]]を[[発動]]する事はできません。(10/11/12)

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。