ドラゴン族・闇属性で統一されたヴァレットを中心としたビートダウンデッキ。
モンスター及びサポートカードはいずれも高いリクルート能力を持つため粘り強く長期戦も戦える。
《クイック・リボルブ》 速攻魔法 (1):デッキから「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。
《スクイブ・ドロー》 速攻魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分フィールドの「ヴァレット」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊し、自分はデッキから2枚ドローする。
(1):フィールドのこのカードを対象とするリンクモンスターの効果が発動した時に発動できる。 このカードを破壊する。 その後、(カード毎の固有効果)。 (2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。 デッキから(同名カード)以外の「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
(2)のリクルート効果で戦線を途切れないようにできるのがメリット。
下記の固有効果はいずれも対象を取らず破壊も介さないので大抵のカードには有効。
ただし、直接チェーンしなくてはならないため、対象をとる効果に相手が何かしらのチェーンを重ねた場合は効果が発動しない。
また、現状トリガーにできるモンスターは、《ヴァレルロード・ドラゴン》以外は相互リンクが必要になるため条件を満たすには手間が掛かる。
固有効果を活かすには《ヴァレルロード・ドラゴン》との併用が必須と言える。
―相性の良いドラゴン族
闇属性のものは属性サポートをヴァレットと共有でき、下級モンスターは《ツイン・トライアングル・ドラゴン》のリンク素材になる。
―シンクロモンスター
《亡龍の戦慄−デストルドー》を採用する場合はレベル7のシンクロモンスターをシンクロ召喚しやすい。
《ラブラドライドラゴン》を用いる場合は《ツイン・トライアングル・ドラゴン》による蘇生に対応するため、うまく利用したい。
ヴァレットのレベルがばらついているため、様々なレベル帯のシンクロ召喚に対応するが、選択肢を増やすほどエクストラデッキの取捨選択が重要になる。
レベル5以上の場合は《ツイン・トライアングル・ドラゴン》で蘇生させる手もある。
―エクシーズモンスター
展開の起点にしやすい《ゲートウェイ・ドラゴン》がレベル4なのでランク4は用意しておくと便利。
―ヴァレットに関するもの
―ドラゴン族サポートカード
―モンスターを破壊できるカード
ヴァレットの共通効果のトリガーとなる。
全体除去を行える《ブラック・ホール》や《激流葬》、フリーチェーン且つサーチ効果を持つ《ジェネレーション・チェンジ》などが基本的な候補。
―その他相性の良いカード
ヴァレットの効果とサポートカードで積極的にリクルートを狙っていき、アドバンテージ差で押し切るのが基本。
ヴァレットのステータスは全体的に低いため、アタッカーはエクストラデッキで補いたい。
《スクイブ・ドロー》でのサクリファイス・エスケープや《激流葬》での全体除去でアドバンテージが稼げれば理想的。
ただしリクルートはエンドフェイズと遅いため、発動タイミングを見誤ってそのターン中に一斉攻撃で敗北しないように気を付けたい。
《ヴァレルロード・ドラゴン》を中心とした構築。
トークンや展開力のある汎用性の高いカードを多めに採用して安定して出せるようにしたい。
《精神操作》の様なコントロール奪取も除去とリンク素材の確保と二重の意味で相性が良い。
蘇生カードも投入して除去された場合でもすぐに復帰できるようにしたい。
同じ闇属性・ドラゴン族を中心とした【真紅眼の黒竜】との混合構築。
種族・属性サポートの共有の他、レッドアイズには上級モンスターが多いため《ツイン・トライアングル・ドラゴン》の蘇生対象も用意しやすい。
特に《竜の霊廟》で通常モンスター(またはデュアルモンスター)を墓地へ送りつつ《霊廟の守護者》などを墓地へ送れれば下準備が1枚で整う。
相性の良い《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》のサーチや蘇生手段も豊富に存在する。
墓地メタや特殊召喚メタが苦手なのは大概のデッキと同じ。
闇属性メタ、特に展開を封じる《コアキメイル・ドラゴ》や墓地発動まで封じる《暗闇を吸い込むマジック・ミラー》は要注意。
エクストラデッキへの依存度が高いデッキなのでエクストラデッキメタの相手も厄介。
破壊が通じないデッキ相手の場合は《激流葬》などを使うよりもヴァレットの(1)の効果で対処したい。