*【&ruby(あんこくかい){暗黒界};】 [#la03ccab] #contents **[[デッキ]]の概要 [#pfe68f77] [[手札]]から[[墓地に捨てられた>墓地に捨てる]]時に[[モンスター効果]]が[[発動]]する[[暗黒界]]を主軸とした[[ビートダウン]][[デッキ]]。~ [[ハンデス]]に強く、展開力の高さも魅力である。~ 《暗黒界の龍神 グラファ》 効果モンスター 星8/闇属性/悪魔族/攻2700/守1800 このカードは「暗黒界の龍神 グラファ」以外の 自分フィールド上に表側表示で存在する 「暗黒界」と名のついたモンスター1体を手札に戻し、 墓地から特殊召喚する事ができる。 このカードがカードの効果によって手札から墓地へ捨てられた場合 相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。 相手のカードの効果によって捨てられた場合、 さらに相手の手札をランダムに1枚確認する。 確認したカードがモンスターだった場合、 そのモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。 《暗黒界の術師 スノウ》 効果モンスター 星4/闇属性/悪魔族/攻1700/守 0 このカードがカードの効果によって手札から墓地へ捨てられた場合、 自分のデッキから「暗黒界」と名のついたカード1枚を手札に加える。 相手のカードの効果によって捨てられた場合、 さらに相手の墓地に存在するモンスター1体を選択し、 自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚する事ができる。 《暗黒界の門》 フィールド魔法 フィールド上に表側表示で存在する 悪魔族モンスターの攻撃力・守備力は300ポイントアップする。 1ターンに1度、自分の墓地に存在する 悪魔族モンスター1体をゲームから除外する事で、 手札から悪魔族モンスター1体を選択して捨てる。 その後、自分のデッキからカードを1枚ドローする。 **[[デッキ]]構築に際して [#y2500685] [[暗黒界]]の[[モンスター効果の発動]]を狙い、下記の[[カード]]で[[手札]]を[[捨て>捨てる]]ながら戦う。~ ***[[モンスターカード]]について [#tb89a2ce] -[[暗黒界]][[モンスター]]~ --[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]~ 自身を[[蘇生]]する能力を持ち、[[手札]]から[[捨てられた>捨てる]]時に強力な[[効果]]を[[発動]]する【暗黒界】の[[キーカード]]。~ [[攻撃力]]も高いため、主力[[モンスター]]として活躍できる。~ [[蘇生]]する際には[[自分]][[フィールド]]の[[暗黒界]][[モンスター]]を[[手札]]に[[戻す]]必要があるが、[[召喚]]権の必要性の低い[[デッキ]]なので[[デメリット]]は小さく、この[[特殊召喚]]だけで[[アドバンテージ]]を稼げる。~ --[[《暗黒界の術師 スノウ》]]・[[《暗黒界の狩人 ブラウ》]]~ [[《暗黒界の術師 スノウ》]]は[[暗黒界]]を[[サーチ]]する[[効果]]を持ち[[キーカード]]の一つと言える。~ [[攻撃力]]も[[下級モンスター]]としてはなかなかで[[腐る]]事もなく、[[サーチ]]をアテにして[[汎用性]]の低いサポートを採用することも考えられる。~ [[攻撃力]]は劣るが[[《暗黒界の狩人 ブラウ》]]は[[ドロー]][[効果]]を持っており、こちらもできるだけ採用したい。~ --[[《暗黒界の尖兵 ベージ》]]~ [[《暗黒界の武神 ゴルド》]]や[[《暗黒界の軍神 シルバ》]]を小型化したような[[モンスター]]だが、[[下級モンスター]]ゆえに[[腐りにくい>腐る]]利点がある。~ 特に[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]や[[《魔轟神レイヴン》]]との相性がよく、主力[[モンスター]]の一角を担う。~ //--[[《暗黒界の導師 セルリ》]]~ //「[[相手]]の[[カード]]の[[効果]]で[[捨てられた>捨てる]]」事で[[発動]]する[[効果]]を使いやすくする。~ //専用デッキを構築する価値はあるものの、[[コンボ]]前提の[[モンスター]]なのでそれ以外で採用されることはあまりない。~ //セルリ軸の説明でいい --[[《暗黒界の武神 ゴルド》]]・[[《暗黒界の軍神 シルバ》]]~ [[相手]]に[[捨てられる>捨てる]]必要はあるが、前者は[[除去]][[効果]]、後者は[[手札]]を[[デッキ]]に[[戻す]][[効果]]を持つので制圧力も高い。~ [[《暗黒界の龍神 グラファ》]]の存在から優先度は下がったが、[[相手]]に[[捨てられ>捨てる]]なくても[[特殊召喚]]はできるため構築次第では採用可能。~ [[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]に使用する場合、[[レベル]]の違いから[[《暗黒界の尖兵 ベージ》]]と差別化出来る。~ とくに[[ランク]]5の[[エクシーズモンスター]]には強力な物も多く、それらを狙う構成も可能。~ [[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]にも対応している。~ //--[[《暗黒界の斥候 スカー》]]~ //[[《暗黒界の術師 スノウ》]]の存在から見劣りするが、[[《暗黒界の術師 スノウ》]]を[[サーチ]]できる数少ない[[カード]]。~ //他の[[暗黒界]]と違って[[戦闘破壊]]される必要があるものの、[[《暗黒界の術師 スノウ》]]に大きく依存する場合は採用可能。~ -その他の[[モンスター]]~ --[[《魔轟神レイヴン》]]~ [[暗黒界]]の[[効果]]を能動的に[[発動]]できる貴重な[[チューナー]]。~ [[シンクロ召喚]]に使ってもよいが、[[効果]][[発動]]後の[[攻撃力]]も悪くない。~ [[効果]]によって[[蘇生]]させた[[暗黒界]]共々[[エクシーズ召喚]]に利用するのも良いだろう。~ [[悪魔族]]なので[[《暗黒界の門》]]との相性も良い。~ [[【暗黒魔轟神】>【魔轟神】#i2bbf6eb]]も参照。~ --[[《トランス・デーモン》]]~ こちらも[[暗黒界]]の[[効果]]を能動的に[[発動]]できる。~ [[手札]]を1枚[[捨てる]]のは[[効果]]であるため、自身の[[攻撃力]]を上げるついでに[[暗黒界]]の[[モンスター]]が展開できる。~ もうひとつの[[効果]]も、[[《暗黒界の門》]]等の[[効果]]で[[除外]]した[[モンスター]]を回収できるため、かなりの[[アドバンテージ]]を得ることができる。~ --[[《魔界発現世行きデスガイド》]]~ [[《暗黒界の狩人 ブラウ》]]を[[リクルート]]することで[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]の[[特殊召喚]]に繋げることができる。~ また[[ランク]]3の[[《虚空海竜リヴァイエール》]]を[[エクシーズ召喚]]し[[除外]]された[[暗黒界]][[モンスター]]を[[帰還]]させることで、[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]を[[蘇生]]しつつ[[手札]]に[[暗黒界]]を補充することもできる。~ --[[《メタモルポット》]]~ [[手札交換]]と[[暗黒界]]の[[モンスター効果の発動]]を同時に狙える。~ [[手札]]を処理しやすい[[デッキ]]なので、[[ドロー]]を最大限に生かすことができる。~ --[[《カードガンナー》]]~ [[墓地を肥やす]]他、[[アタッカー]]としても運用できるため、非常に相性が良い。~ [[手札]]消費が激しい[[デッキ]]なので、特に[[ドロー]]の恩恵はかなり大きい。~ --[[《BF−精鋭のゼピュロス》]]~ [[墓地]]に送りやすいため、相性は良い。~ [[《暗黒界の門》]]の連続発動や[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]との[[コンボ]]で[[《闇次元の解放》]]や[[《リビングデッドの呼び声》]]の再利用も可能。~ -[[シンクロモンスター]]~ [[チューナー]]としては[[《魔轟神レイヴン》]]が有力であり、[[シンクロ素材]]に縛りのあるものもいくつか[[シンクロ召喚]]を狙える。~ [[シンクロ召喚]]を封じる[[《天刑王 ブラック・ハイランダー》]]、[[1ターンキル]]をしやすい[[《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》]]が特に強力。~ [[《魔轟神レイジオン》]]等、[[魔轟神]]の[[シンクロモンスター]]も候補となる。~ -[[エクシーズモンスター]]~ [[《暗黒界の龍神 グラファ》]]の存在から、[[ランク]]8の[[エクシーズ召喚]]も視野に入る。~ [[《聖刻神龍−エネアード》]]は[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]を[[蘇生]]する際に[[効果]]の[[発動]]に必要な[[手札コスト]]を確保できるので相性が特に良い。~ //同時に[[光属性]][[モンスター]]でもあり、[[暗黒界]][[モンスター]]と共に[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]の[[コスト]]にもなる。~ //[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]自体を[[エクシーズ素材]]にできることも、覚えておこう。~ [[《暗黒界の龍神 グラファ》]]は[[闇属性]]であるため、非常に高い[[攻撃力]]と万能[[無効]]化[[効果]]を持つ[[《No.22 不乱健》]]の[[エクシーズ素材]]にもできる。~ 他のものについては、[[エクシーズ召喚]]が狙いやすい[[ランク]]3・[[ランク]]4・[[ランク]]5の[[エクシーズモンスター]]を中心に採用していきたい。~ ***[[魔法・罠カード]]について [#g5d8a111] -[[《暗黒界の門》]]~ [[暗黒界]]の[[効果]]を能動的に発動しつつ、[[手札交換]]ができる[[キーカード]]。~ また、微弱ながら[[悪魔族]]の[[全体強化]]も行う。~ 強力ながら[[墓地]]の消耗が激しく、[[墓地]]を利用する[[カード]]を採用する場合はこの点を考慮に入れる必要がある。~ -[[《手札抹殺》]]・[[《闇の誘惑》]]~ [[《手札抹殺》]]は[[手札交換]]をしながら、[[暗黒界]]の[[モンスター効果の発動]]を誘発する。~ [[《闇の誘惑》]]は[[モンスター効果の発動]]こそできないが、[[デッキ]]のほとんどの[[モンスター]]を[[コスト]]にできるため、安定した[[手札交換]]手段として使って行ける。~ -[[《暗黒界の雷》]]~ [[伏せ除去]]をしながら、[[暗黒界]]の[[モンスター効果の発動]]を誘発する。~ [[《暗黒界の軍神 シルバ》]]や[[《暗黒界の武神 ゴルド》]]を安全に[[特殊召喚]]する術になりうる。~ -[[《暗黒界の取引》]]~ [[手札交換]]を行いながら[[暗黒界]]の[[モンスター効果の発動]]を誘発するため、回転力は上がる。~ ただし、相手の[[手札交換]]を補助してしまう[[デメリット]]もある。~ また多くの場合[[《暗黒界の雷》]]と併用すると[[手札コスト]]がかさんでしまうため、どちらを採用するかはよく考える必要があるだろう。~ -[[《墓穴の道連れ》]]~ [[捨てる]][[カード]]は[[相手]]が選ぶためある程度[[手札]]を調節しておくことが必要であることが難点。~ しかし、逆に言えば「[[相手]]の[[手札]]を[[ピーピング]]し、好きな[[カード]]を[[ハンデス]]できる[[カード]]」に、更に[[捨て>捨てる]][[効果]]が加わったものとも捉えられる。 -[[《暗黒の瘴気》]]~ [[相手]]の[[墓地]]の[[モンスター]]を[[除外]]をしながら、[[暗黒界]]の[[モンスター効果の発動]]を誘発する。~ [[永続罠]]であり[[相手]]の[[ターン]]でも発動できるため、[[《暗黒界の尖兵 ベージ》]]や[[《暗黒界の軍神 シルバ》]]などを[[相手]][[ターン]]に[[特殊召喚]]する事も可能。~ -[[《異次元からの帰還》]]・[[《闇次元の解放》]]~ [[《暗黒界の門》]]による[[除外]]により、安定した[[発動]]が可能。~ [[《暗黒界の龍神 グラファ》]]との[[コンボ]]での回収や[[除外]]された時の保険として運用することも考えられる。~ -[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]・[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]~ [[《暗黒界の龍神 グラファ》]]の登場で、安定した[[発動]]が狙えるようになった。~ [[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]は、[[《トランス・デーモン》]]や[[《暗黒界の門》]]で強化した[[《暗黒界の術師 スノウ》]]を[[コスト]]に用いることもできる。~ [[《手札抹殺》]]・[[《メタモルポット》]]・[[《墓穴の道連れ》]]・[[《暗黒界の取引》]]と[[相手]]の[[ドロー]]を促進する[[カード]]とは非常に相性が良く、圧倒的な[[手札]]差をつけられるだろう。~ -[[《闇の取引》]]~ [[捨てる]][[カード]]はランダムな上に[[ライフコスト]]が必要。~ [[相手]]に捨てられた時の[[効果]]が強力な[[暗黒界]][[モンスター]]は限られており、これらが[[手札]]にあることと、[[相手]]が[[無効]]にしたい[[通常魔法]]を使うことの両方を満たす必要があるため、発動タイミングがかなりシビアなのが難点。~ -[[《マインドクラッシュ》]]~ [[《墓穴の道連れ》]]や[[ウイルス]]との相性も抜群なため、これらの[[カード]]が投入されていれば無理なく採用できる。~ 最悪[[デメリット]]を利用して、適当な[[カード名]]を[[宣言]]することで無理矢理[[暗黒界]]の[[効果]]を[[発動]]させられるのも魅力。~ **戦術 [#q4a8a78e] [[手札]]を[[捨てる]][[カード]]を駆使し[[暗黒界]]の[[効果]]を[[発動]]する。~ [[墓地]]に[[暗黒界]]が置かれれば[[《暗黒界の門》]]を[[発動]]、さらなる[[手札交換]]を狙う。~ この流れの間に[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]を[[墓地]]におくことが序盤の目標となる。~ [[《カードガンナー》]]を使い直接[[墓地を肥やす]]のも有効。~ その後は[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]を[[蘇生]]しつつ適時[[暗黒界]]の[[効果]]を[[発動]]する。~ 状況が整えば[[《天刑王 ブラック・ハイランダー》]]を使い、[[シンクロ召喚]]による逆転の一手を封じてもよいだろう。~ [[除外]]された[[モンスター]]を[[帰還]]させる戦術も有効だろう。~ **[[デッキ]]の種類 [#z2209c66] ***[[《暗黒界の導師 セルリ》]]軸 [#m50f6125] [[《暗黒界の導師 セルリ》]]を軸に据え、各[[暗黒界]]の追加[[効果]]を狙うデッキ。~ 特に追加[[効果]]の強力な[[《暗黒界の武神 ゴルド》]]・[[《暗黒界の軍神 シルバ》]]が活躍する。~ [[《暗黒界に続く結界通路》]]も有効で、[[《暗黒界の導師 セルリ》]]の[[蘇生]]で[[ハンデス]]が狙える。~ [[《暗黒界の龍神 グラファ》]]で回収すれば再度追加[[効果]]を狙えるため無駄がない。~ 同じく[[《暗黒界の導師 セルリ》]]の回収のため、[[《精神操作》]]も候補に挙がる。~ ***[[《強制接収》]]軸 [#kc1f49cb] 毎[[ターン]]のように[[手札]]を[[捨てる]][[暗黒界]]に[[《強制接収》]]を絡めることで[[ハンデス]]を行う[[デッキ]]。~ 回れば相手の[[手札]]は恐ろしい程の勢いで減っていき、相手[[フィールド]]は[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]などの[[破壊]][[効果]]でズタズタになるだろう。~ ただし[[コンボ]]性を重視した構築となるので、[[手札事故]]の危険性がさらに高まることは覚悟しなければならない。~ 特に[[トリガー]]となるのが[[《暗黒界の取引》]]・[[《暗黒界の雷》]]・[[《魔轟神レイヴン》]]くらいで、やや数が少ないのがネックとなる。~ また[[ミラーマッチ]]にはかなり弱い。 **[[デッキ]]の派生 [#pa081fec] ***[[【暗黒墓守】]] [#r6e83bc3] [[《王家の生け贄》]]による[[ハンデス]]を交えた【暗黒界】と[[【墓守】]]の混合[[デッキ]]。~ 詳しくは該当ページを参照。~ ***[[【ダークゴーズ】]] [#ye136ed7] [[暗黒界]]に[[《冥府の使者ゴーズ》]]を投入し、[[手札事故]]対策と展開力を向上した[[デッキ]]。~ 詳しくは該当ページを参照。~ 一時期は[[主流デッキ]]の一角に名を連ねたが、[[環境]]や[[カード]]プールの変化から現在の【暗黒界】に[[《冥府の使者ゴーズ》]]を投入してもあまり活躍は期待できない。~ ***[[【ダークカオス】]] [#j2d36ffd] [[暗黒界]]の[[墓地]]に溜まりやすい性質を活かし、[[《カオス・ソーサラー》]]を[[特殊召喚]]する[[デッキ]]。~ 詳しくは該当ページを参照。~ 一時期は[[主流デッキ]]の一角に名を連ねたが、【暗黒界】が[[墓地]]に溜まりにくい[[デッキ]]に変化したため活躍は難しくなった。~ ***【暗黒界コントロール】[#z9kd4f6eL] [[《暗黒界の斥候 スカー》]]・[[《暗黒界の刺客 カーキ》]]・[[《暗黒界の策士 グリン》]]等の下級[[暗黒界]]を中心とした[[コントロール]]デッキ。~ [[ストラクチャーデッキ−デビルズ・ゲート−]]の登場以前は、能動的な[[除去]][[カード]]・主力[[モンスター]]の[[攻撃力]]に乏しかったため、当時の主力であった[[《暗黒界の軍神 シルバ》]]や[[《暗黒界の武神 ゴルド》]]をあえて採用せず、上記の[[カード]]による[[除去]]の多用、[[《グレイブ・スクワーマー》]]などを[[《強制転移》]]で送りつけるといった、展開力よりも[[コントロール]]を重視するデッキも存在した。~ またフィニッシャーには、[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]などのダークモンスターや[[《ダーク・ネクロフィア》]]などが採用されていた。~ ***【スキドレウイルス暗黒界】 [#v4f93ee1] ほとんどの[[暗黒界]][[モンスター]]は[[墓地]]で[[効果]]が発動するため、[[《スキルドレイン》]]では[[無効化>無効]]されず相性は良い。~ [[《暗黒界の龍神 グラファ》]]を主軸に据え、[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]で[[魔法・罠カード]]を破壊する。~ [[《Sin スターダスト・ドラゴン》]]は、[[ウイルス]]以外に[[《トレード・イン》]]にも対応しており、[[手札事故]]防止に役立つだろう。~ **この[[デッキ]]の弱点 [#rca5bb24] [[闇属性]][[メタ]]である[[《暗闇を吸い込むマジック・ミラー》]]、[[墓地]][[メタ]]である[[《マクロコスモス》]]や[[《次元の裂け目》]]がまず弱点として挙げられる。~ 扱いにくい点が目立つものの[[《ソウルドレイン》]]・[[《エンド・オブ・アヌビス》]]・[[《透破抜き》]]や、タイミング次第では[[《墓地封印》]]も弱点となりうる。~ だが、これ以外となると大半の[[メタカード]]は[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]等で対処でき、「致命的な弱点」というものは少ない。~ 何らかの手段で[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]の[[特殊召喚]]を[[無効]]にされても、[[相手]]には[[アドバンテージ]]を取られない。~ 加えてそれが[[モンスターカード]]や[[永続カード]]であれば、[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]による[[破壊]]が可能である。~ 前述の[[《暗闇を吸い込むマジック・ミラー》]]でも、[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]の[[召喚ルール効果]]までは[[無効]]にされないので、ある程度の戦線維持は可能。~ ただし、[[《ヂェミナイ・デビル》]]と[[《墓守の監視者》]]には要注意。~ [[手札]]を[[捨てる]][[効果]]を持つ[[カード]]を軒並み止められ、しかも[[手札]]から[[発動]]されるため妨害しづらく非常に厄介。~ これらには[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]以外の有効策が無く、天敵と言える。~ [[《奈落の落とし穴》]]や[[《D.D.クロウ》]]による[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]自体の[[除外]]にも気を付けたい。~ また、[[フィールド魔法]]である[[《暗黒界の門》]]への依存も強いため、[[フィールド魔法]]の上書きなどにも注意が必要である。~ **この[[デッキ]]の歴史 [#q4d9b470] [[06/09/01>禁止・制限カード/2006年9月1日]]から[[07/03/01>禁止・制限カード/2007年3月1日]]の期間は、[[《天使の施し》]]が[[制限復帰]]していた。~ [[《封印の黄金櫃》]]で[[《天使の施し》]]を[[サーチ]]し、その[[効果]]で[[上級>上級モンスター]][[暗黒界]]を展開するのは単純ながらも効果的であった。~ また同改訂では[[【ダークゴーズ】]]の[[《冥府の使者ゴーズ》]]を初めとし、多くの主力[[カード]]が規制されている。~ 後に登場した[[魔轟神]]とは相性が良く、[[【暗黒魔轟神】>【魔轟神】#i2bbf6eb]]のような混合[[デッキ]]も考案されている。~ また、2011年には[[ストラクチャーデッキ−デビルズ・ゲート−]]から強力な[[暗黒界]][[モンスター]]とサポート[[カード]]が登場し、大幅に強化された。~ 特に[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]の性能は驚異的であり、2011年度の[[選考会]]を中心に、大規模な大会で入賞している。~ **サンプルレシピ [#ud182d3a] -【ダークトマハン】~ 2007年度西日本代表選考会 ベスト32~ http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=512 -【暗黒界】~ 11.07.16 2011年度日本代表選考会 代表~ http://duel-entrance-deck.seesaa.net/article/215158766.html -【暗黒界】~ 11.07.03 2011 Hong Kong National Championship 1位~ http://ocg.xpg.jp/deck/deck.fcgi?ListNo=15585 **代表的なカード [#ief30125] -[[《暗黒界の龍神 グラファ》]] -[[《暗黒界の術師 スノウ》]] -[[《暗黒界の門》]] **関連リンク [#o6275021] -[[暗黒界]] -[[デッキ集]] //コメントの勝手な削除など悪質な編集が目立つため戻しました。