遊戯王カードWiki - のバックアップ(No.4)

Ａ・Ｏ・Ｊ(アーリー・オブ・ジャスティス) †

　DUEL TERMINAL －シンクロ覚醒！！－で登場したカードカテゴリー。
　現在登場しているモンスターは全て闇属性・機械族である。

　全体的に攻撃力は低く、何らかのサポートが必要になるだろう。
　全て機械族なので、当然ながら《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》が天敵となる。
　また、現段階ではデッキをＡ・Ｏ・Ｊで固める意味が薄い。
　効果を発揮する相手が限定的で汎用性が低く、その割にそこまで強力でもない既存カードの下位互換が多いといった難点もある。
　《ＤＮＡ移植手術》で光属性を宣言すればまともに使えるようになるが、サポートカードがほとんど存在しない現状ではやはり厳しい物がある。
　しかしながら《Ａ・Ｏ・Ｊカタストル》は光属性以外のモンスターにも干渉する効果を持っているため、汎用性が高い。

DUEL TERMINALで同じく登場した「ワーム」に対抗するための兵器だという。
そのためか、光属性のメタとなる効果をもつモンスターが多い。
さらに、DUEL TERMINAL －反撃のジャスティス！！－で登場したＡ・Ｏ・Ｊは、よりワームへの対抗を意識した効果となっている。
「光の脅威」と闘う「正義の闇」というコンセプトは、アニメGXで提示された「正しき闇の力」を髣髴とさせる。

DUEL TERMINAL －反撃のジャスティス！！－のデモシーンの一つであるインフォメーションによると、これまで敵対関係にあった種族達が、猛威をふるう侵略者ワームに対抗するために結成した正義の集団「Ally Of Justice」において、技術を集結して開発された対ワーム用兵器が、正義のために戦う意思を持つロボット「アーリー・オブ・ジャスティス」であるという。

《フレムベル・マジカル》がこのカテゴリに関係した効果を持っている。
フレムベルと何らかの関係があるのだろうか。
DUEL TERMINAL －反撃のジャスティス！！－のインフォメーションの内容から、フレムベルもＡ・Ｏ・Ｊを作り出した一つの種族であるのだろう。

「Ａ・Ｏ・Ｊ」は、「Ally Of Justice」の頭文字。
直訳で「正義の同盟者」または「正義の味方」という意味になる。
また、ドイツから亡命した共産主義者がフランスで結成した秘密結社のひとつに、「正義者同盟」なるものがある。

DUEL TERMINAL －シンクロ覚醒！！－で登場したＡ・Ｏ・Ｊは、カード名が全て神話や伝承に関係するものだった。
しかしDUEL TERMINAL －ワームの侵攻！！－以降は、抽象的な名前を持つモンスターが殆どである。
その中には「エネミー」や「アンノウン」など、外敵であるワームを様々な言葉に置き換えた名前を持つものも多い。

DUEL TERMINALでは、「Ａ・Ｏ・Ｊ」と同じ闇属性・機械族で「Ａ(アーリー)」とだけ名のつくモンスターも登場している。
《Ａ・マインド》のフレイバー・テキストを見る限り、これらは「Ａ・Ｏ・Ｊ」をサポートするユニットのようである。

コナミのゲーム作品において―
DUEL TERMINALのスピードデュエルでこのカテゴリのモンスターおよび《Ａ・ボム》をスキャンすると、隠しデッキを使用できる。
ワームに対抗する存在という設定のためか、ワームのメタカードとなる《王宮の号令》が入っていることもある。

関連リンク †

―Ａ・Ｏ・Ｊの名を冠するモンスター

《Ａ・Ｏ・Ｊクラウソラス》

―Ａ・Ｏ・Ｊに関する効果を持つカード

《フレムベル・マジカル》

《Ａ・Ｏ・Ｊサンダー・アーマー》

―その他のリンク

《Ａ・ボム》

《Ａ・マインド》

カードの名前?