E−HERO †
デュエリストパック−レジェンドデュエリスト編5−でカテゴリ化される「E−HERO」と名のついたモンスター群。
全てのモンスターが悪魔族で構成されている。
一部のモンスターは特定のE・HEROと種族以外のステータス・融合素材が共通している。
それらは元となったE・HEROの効果を強化したような効果を持つ上位種となっているのが特徴である。
このカテゴリに属する融合モンスターは、「《ダーク・フュージョン》の効果でのみ特殊召喚できる」という効果外テキストを持つ。
このため、《ダーク・フュージョン》、または《ダーク・フュージョン》による融合召喚扱いで特殊召喚する《ダーク・コーリング》でしか特殊召喚できない。
(召喚条件を無視できるものを除く。)
- TCGではカード名が異なる関係から、OCGでいう「HERO」はE−HEROの登場に際して「"Elemental Hero", "Destiny Hero" or "Evil Hero"」という異なる括りになっていた。
そのため、OCGとしては当時まだカテゴリとして存在しないシリーズカードの扱いだったにも関わらず、TCGでは「Evil Hero」として正式なカテゴリになっている状態だった。
しかし、「HERO」カテゴリ全体の細分化に対応の限界を感じてか、ずれの原因となっていたカード名を一斉変更すると共にOCGと同様のカテゴリ名「HERO」を使うよう変更され、それに伴い「Evil Hero」も消滅した。
つまり、TCGのみで存在するカテゴリ→TCGでのエラッタによりカテゴリが消滅→後年改めて「Evil HERO」としてOCGで蘇る(厳密には小文字と大文字の違いがある)という奇特な推移をたどっており、当然初の事例となる。
- 原作・アニメにおいて―
アニメGXにおいて、十代の心の闇によって誕生したHEROであり、覇王十代が使用。
- 覇王十代は劇中で「闇に落ちた」「闇に囚われた」と称され、このモンスター群もダークな雰囲気を纏っていた。
しかし印象とは裏腹に彼が使用したモンスターで闇属性はわずか1体しかなく、地属性や炎属性の方が多い上に更には光属性まで存在する。
このカードゲームでは正義の闇も多い為、単純に手段を選ばなくなったということなのか、あるいは属性ではなく種族が戦士族から悪魔族になったと解釈することもできる。
関連リンク †
―「E−HERO」と名のついたモンスター
―「E−HERO」を素材に指定するモンスター
―その他のリンク