アマゾネス/Amazoness †
黒魔導の覇者で登場した「アマゾネス」と名のついたモンスター群。
全てのモンスターが地属性で統一されており、《アマゾネスペット虎》以外は全て戦士族である。
- 全体的に戦闘に特化した効果を持つモンスターが多く、サポートカードも戦闘関連のものが中心になっている。
これは、このカテゴリ?の元ネタとなった民族が、神話において有数の戦闘民族として知られているためであると思われる。
- 海外版では多くの女性カードの肌の露出が規制されているが、このシリーズのカードは何故か1枚も修正されていない。
修正されない理由に関しては「民族衣装の規制は差別に繋がる」という説が有力だが、これが正確かどうかは定かでない。
- 原作・アニメにおいて―
ハーピィ関連のモンスターのみを使っていた孔雀舞が、バトルシティ編から使用しはじめたモンスター群。
原作ではマリク戦で使用されそれなりに活躍しているが、舞曰く「陸戦型のアマゾネスは空戦型のハーピィの囮」とのこと。
なおアニメオリジナルのドーマ編でも舞は登場したが、《アマゾネスの呪詛師》が手札に確認できるだけで、アマゾネスは使用していない。
- アニメGXでは、セブンスターズの一人であるタニヤが使用しており、様々なオリジナルのサポートカードが登場した。
なお「アマゾネス」に関する効果を持っているのは《一族のプライド》のみで、それ以外は直接関連する効果は持っていない。
- 魔法カード:《アマゾネスの魅了》、《アマゾネスの死闘場》、《アマゾネスの口寄せ》、《アマゾネスの調教師》
- 神話・伝承において―
アマゾネスとは、正確には「アマゾン(Amazon)」と呼ばれる好戦的で勇猛果敢な女性だけの民族のこと。
ギリシャ神話に登場する戦闘と狩りを好む部族で、他国の男性と交わり、産まれてきた男子を殺し、女子だけを育てたと言われている。
伝承によれば軍神アレスとニンフのハルモニアを祖先とし、当時は未開の地だった黒海沿岸(小アジア北東部)に住んでいたとされている。
- 弓による狩猟を生業としていた彼女達は「弓を引くのに邪魔な右の乳房を切除するという慣わしがある」という逸話が残っている。
ちなみに「アマゾン(Amazon)」という言葉はギリシア語で「乳なし」という意味であり、これを由来とする説が有力である。
関連リンク †
―「アマゾネス」と名のついたモンスター
―「アマゾネス」に関する効果を持つカード
―その他のリンク