カード/Card †
モンスターカード、魔法カード、罠カードの総称。
例えば「カードを1枚破壊する」という効果の場合、3種類のカードをどれでも1枚破壊出来る。
→「フィールド上のカード」参照。
- 複数枚のカードをコストにする処理では、その全てを同時にコストとする扱いであり、例えば1枚ずつリリースしたりするのではない。
また、コストではなく効果の場合も、複数枚破壊は「すべてを同時に」行う扱いとなる。
- カードの体裁は、遊戯王OCGの歴史にあるように時を経るごとにテキスト欄が広くなるように遷移してきた。
裏面は商品名が変わっても共通のものを使用しているが、DUEL TERMINAL仕様のカードはロゴがやや異なる色になっている。
またバンダイ版のものは、今の茶色い渦のような模様ではなく赤と紫の渦のような模様となっていた。
- デッキは、カードが40枚以上あって初めて成立する。
遊戯王の根幹を担うものは、どうあってもカードであることは忘れてはいけない。
- 全てのカードは、紙でできている。
傷、凹み、折れ目、剥げが目立ちやすく、吸水性もかなり高いため、使用の際には注意が必要である。
極度の痛みがある場合、大会では使用を認められない事もある。
そのため、スリーブに入れることが推奨されており、多くのプレイヤーが公認大会でスリーブに入れたデッキを持ち込んでいる。
他注意点についてはカードプロテクターを参照。
また過去には、《ゼラ》等ステンレス加工されたカードも存在した。
- 一応、カードと言えど投げ方次第ではそれなりの威力を出すことが可能である。
だが、下記のエピソードと違って障子か紙製容器(紙コップや紙皿等)に突き刺さるくらいが限度であり、痛んでしまうので止めたほうがいい。
- 試合の組み合わせのことをカードとも言い、注目される組み合わせを「好カード」という。
しかし、Vジャンプ等では単に「優秀なカード」という意味合いで「好カード」という言葉が使われていることが多い。
- 原作・アニメにおいて―
主に古代エジプトに存在した石版の絵柄をカードに描き、魔術師達の戦いを再現したものが、デュエルの始まりだとされている。
アニメでは、作られたカードは精霊としてDM界に存在しているといわれている。(下記のシリーズでも登場することがある)
カードの強度はシーン毎に様々で、手で破けたかと思えば銃の撃鉄を止めたりもしている。
手裏剣の様に投げられ、人の手の甲に突き刺さった事もある。
アニメオリジナル「海馬vsデュエルロボ」戦では、《オベリスクの巨神兵》の攻撃に耐えられなかったデュエルロボが海馬のデッキと共に炎上したが、無事だったりと耐火性もある模様。
- 原作においては表側のイラスト以外の部分は白のようである。
- ストーリーの根幹を担う重要なカードは「購入・入手」する描写がなく、「突然デッキに入っていた」と思わせるような描写も非常に多く存在している。
既存のモンスターの強化形態(コンタクト融合、セイヴァー等)が顕著であり、特にカードを手に入れたという説明もなくソリッドビジョン上でパワーアップして、それ以降いつの間にかカードが存在している、というのはもはや恒例である。
- 《シューティング・スター・ドラゴン》等、パワーアップ体のカードそのものの入手経路が説明されている例外も存在する。
- 劇中でカードをパックから入手するシーンがあることから、あちらの世界でもカードの主要な入手手段としてパックの購入が行われているようだ。(原作の《光の封札剣》、漫画GXの《光と闇の竜》の入手エピソード等)
また、拾ったカードでデッキを構築している描写も多い。
- 小説版「光のピラミッド」によると、カード1枚1枚にICチップが搭載されているらしい。
おそらく、これがソリッドビジョン化において重要な部分なのだろう。
- アニメGXでは、十代がタイタンの偽物の千年パズルをカードで刺し、オブライエンに至っては銃型デュエルディスクの弾丸として撃ち出している。
その一方で、海水に浸かって使い物にならなくなってしまう場面もあり、耐水性はあまり高くないようだ。
また、ダークネスの影響でデュエルディスクがカードを認識しなかった際、何故かカードの方が故障をしているかのような扱いを受けていた。
ダークネス曰く、最初に1枚のカードがあり、そこから宇宙が生まれたとの事。
- アニメ5D'sでは、カードを武器のように投擲するだけに留まらず、空中で回転すること無く真っ直ぐ飛んでいたり、地面、ヘルメット、壁に突き刺したりするシーンがある。
ディマクは《デーモンの斧》でボマーの鉄の手錠を切断している。
シェリーは右手に持ったカード一振りで、ピリ辛レッドデーモンズヌードルが入った平たい箱を水平に切っている。
また、GXと同じようにカードが海水に浸かった描写があったが、その後問題無く使用していた。
降りしきる雨の中で何事もないかのようにデュエルしている描写もあったので、GXの時代からカードそのものが進化しているのかもしれない。
その一方で、クロウがデュエルディスクを蹴飛ばされた時に普通に折れていたり、《シューティング・スター・ドラゴン》がごく普通の紙のようにくしゃくしゃにされたり、強度の謎はもはやシリーズ恒例である。
また周りの背景や使用者のデュエルディスクに合わせた形状のカードも登場し、紅蓮の悪魔のしもべは石版状のカードを、Z-ONEは通常のカードよりもサイズが大きいカードを使用している。
- アニメZEXALでは第26話から裏面のデザインが変更されている。
これは、海外で放映する際訴訟を防ぐ為にアニメとOCGが別物であるという事を示している。
登場人物の過去の描写に映るカードも全てアニメオリジナルの裏面になっているが、OCGと同じ裏面の時期に一度放送された場面の回想はそのままとなっている。
また、木板製のカードが登場した。
そのカードでデッキも組まれていたが、当然通常のものより分厚い。
しかしシャッフル関連の描写は上記とは異なり見受けられなかった。
関連リンク †
FAQ †
Q:表面にサインをいただいたカードやスリーブを大会で使用することは可能ですか?
A.加工したという扱いになるので使用できません。(10/05/09)