遊戯王カードWiki - のバックアップ(No.18)

シムルグ/Simorgh †

　RISING RAMPAGEでカテゴリ化された「シムルグ」と名のついたカード群。
　属するモンスターは全て鳥獣族で統一されており、風属性または「風属性としても扱う」永続効果を持つ闇属性で構成されている。
　また、バウンスや魔法＆罠ゾーン（及び魔法・罠カード）に関する効果を持つモンスターが多い。

《絶神鳥シムルグ》以外の下級モンスターは以下の共通効果を持つ。

(1)：このカードが召喚に成功した時に（～を対象として）発動できる。
（固有効果）
(2)：このカードが墓地に存在し、相手の魔法＆罠ゾーンにカードが存在しない場合に発動できる。
このカードを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は鳥獣族モンスターしか特殊召喚できない。

カード名	レベル	固有効果
《雛神鳥シムルグ》	１	「シムルグ」モンスター１体の召喚権の追加
《招神鳥シムルグ》	２	同名カード以外の「シムルグ」カード１枚をサーチ
《死神鳥シムルグ》	３	同名カード以外の「シムルグ」カード１枚をデッキから墓地へ送る
《護神鳥シムルグ》	４	相手の魔法＆罠ゾーンのカード１枚をバウンス

風属性モンスターはほとんどが「○神鳥シムルグ」というカード名であり、魔法・罠カードのカード名では「神鳥(シムルグ)」と表記される。
このカテゴリの始祖である《神鳥シムルグ》を意識しているのだろう。

属するカード自体はストラクチャーデッキ－烈風の覇者－で《神鳥シムルグ》が登場していたが、正式なカテゴリになったのは上記シリーズからである。
なお、初登場してからカテゴリ化される間にも「シムルグ」と名のついたカードとして《ダーク・シムルグ》・《始祖神鳥シムルグ》が登場していた。
この３体にはシナジーがあり、《始祖神鳥シムルグ》のバウンス効果で相手の伏せカードを除去しつつ、《神鳥シムルグ》のリリース枚数を減らす。
さらに《ダーク・シムルグ》の効果で相手にセットをさせず、《神鳥シムルグ》の効果でバーンダメージを与えるという流れを作る事が可能である。

属する魔法・罠カードのイラストからは、風属性側と闇属性側との対立構造があることが窺える。

「シムルグ(Simorgh)」とは、鳥の王、あるいは女王とされるイランの神話に登場する巨大な神鳥の名前である。
「シムルグ」以外にも「シームルグ」「サムルク」「ジズ」などと表記される事もある。
シムルグが羽ばたく事で翼から沢山の種が撒き散らされ、そこからありとあらゆる植物が芽を出したと言われる。
ユダヤ教の伝承では、陸のベヒーモス、海のリバイアサンに対し、空のジズ（シムルグ）と言える位置づけにある。
犬の頭、ライオンの爪、孔雀の体を持ち、世界が滅びるのを三度見ているほど長く生きている。

原作・アニメにおいて―
漫画ストラクチャーズの「尚磨vsストロング十九」（１戦目）にてストロング十九が使用している。

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シムルグ/Simorgh †

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