デッキ内の不要カードを減らしてキーカードを引き易くする事。
カードをドロー、サーチしたり、デッキ内の他のカードを墓地に送ったりするのが主な手段。
デッキ枚数を可能な限り最小枚数の40枚にする理由はこのためである。
逆に、【ガジェット】などで特定のカードを引きたくない場合、故意にデッキ枚数を多めにする場合もある。
強力な制限カードをはじめとするキーカードを呼び込むために、どんなデッキでも重要な要素。
1ターンキルデッキやコンボデッキ、特に【エクゾディア】では、キーカードを少しでも早く揃えるため大量に圧縮要素が導入される。
ただし、確率にもあるように特定のカードを引ける確率に与える影響はデッキの総数よりも投入枚数が変化した場合の方が遥かに大きく、上記のような特化デッキ以外ではデッキ総数を無理に減らす意味は薄い。プレイングとしては留意すべきであるが、構築の段階から無理に枠を取ってまで狙うのはかえってデッキのパワーや対応力を下げることになりかねないので過信は禁物。
言うまでもなく無作為に1枚ドローするのと不要なカードをデッキから1枚減らすのでは確率的影響は前者の方が断然上である。例として34枚のデッキに残る目的のカード(1〜8枚だと想定すると)をドローできる確率は、前者では+3〜6%だが後者で同程度の補正効果を得ようとするとデッキ総数を10〜50%程度(3〜17枚)減らし、更に次のドロー機会を待つ必要がある。
同時にデッキ切れを起こす危険性を大きくするため過信は禁物。
相手がデッキ破壊を駆使するデッキであれば、自らの首を絞めることになる。