*トゥーン/Toon [#c261c40c]
 [[Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−]]で登場した[[モンスター]]群。~
 [[テキスト]]に【○○族・トゥーン】と表記された「トゥーン[[モンスター]]」と、[[カード名]]に「トゥーン」と名のついた[[カード]]の2種類を指す。~
 数種類のタイプのものが存在しているが、条件付きで[[直接攻撃]]できる能力を持つという点で共通している。

 「[[Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−]]」で登場した初期のトゥーン[[モンスター]]は以下の[[効果]]を持つ。~
 ここに属するのは[[《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》]]・[[《トゥーン・デーモン》]]・[[《トゥーン・ドラゴン・エッガー》]]・[[《トゥーン・マーメイド》]]の4体。

+この[[カード]]は[[通常召喚]]できない。~
+[[自分]][[フィールド]]上に「[[《トゥーン・ワールド》]]」が存在する場合のみ[[特殊召喚]]できる([[レベル]]5以上は[[リリース]]が必要)。~
[[特殊召喚モンスター]]なので、[[手札]]から正規の手順以外で[[特殊召喚]]する事ができない。~
[[自分]][[フィールド]]上に[[《トゥーン・ワールド》]]が存在しない場合でも、[[反転召喚]]を行う事はできる。~
+[[特殊召喚]]した[[ターン]]には[[攻撃]]できない。~
+500[[ライフポイント]]を払わなければ[[攻撃宣言]]できない。
+[[相手]][[フィールド]]上にトゥーン[[モンスター]](下記[[FAQ>#s1ed3a41]]参照)が存在しない場合、この[[カード]]は[[相手]][[プレイヤー]]に[[直接攻撃]]する事ができる。
+トゥーン[[モンスター]](下記[[FAQ>#s1ed3a41]]参照)が[[相手]][[フィールド]]上に存在する場合、トゥーン[[モンスター]]を[[攻撃対象]]に選択しなければならない。
+[[フィールド]]上の「[[《トゥーン・ワールド》]]」が[[破壊された]]時、この[[カード]]を[[破壊]]する。~
ただし、[[フィールド]]上に存在し続けることに[[《トゥーン・ワールド》]]の有無は問わず、[[バウンス]]等で[[フィールド]]を[[離れた>離れる]]場合は、[[破壊]]されない。

 その後「[[STRUCTURE DECK−ペガサス・J・クロフォード編−]]」で登場した後期トゥーン[[モンスター]]は、以下の[[効果]]を持つ。~
 ここに属するのは[[《トゥーン・ゴブリン突撃部隊》]]・[[《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》]]・[[《トゥーン・キャノン・ソルジャー》]]・[[《トゥーン・仮面魔道士》]]の4体。

+[[召喚]]・[[反転召喚]]・[[特殊召喚]]した[[ターン]]には[[攻撃]]できない。
+[[フィールド]]上の「[[《トゥーン・ワールド》]]」が[[破壊された]]時この[[カード]]も[[破壊]]する。
+[[自分]]の[[フィールド]]上に「[[《トゥーン・ワールド》]]」があり[[相手]]がトゥーンを[[コントロール]]していない場合、この[[カード]]は[[相手]][[プレイヤー]]を[[直接攻撃]]できる。

 [[通常召喚]]が可能になり、[[《トゥーン・ワールド》]]が無くても出せるようになったのが大きな相違点で、[[相手]]のトゥーンを[[攻撃対象]]に選択する必要はない。~
 [[《トゥーン・ワールド》]]が[[フィールド]]上に存在しなければ当然自身の[[効果]]で[[自壊]]することもなく、[[【トゥーン】]]以外でも使用することが可能である。~
 [[直接攻撃]]したいときのみ[[《トゥーン・ワールド》]]を[[発動]]すれば良いため比較的扱いやすいが、[[召喚]]した[[ターン]]に[[攻撃]]ができないのは同じである。

 なお[[《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》]]は、上記の2類型のどちらにも属さない特別なトゥーンである。~
 [[《トゥーン・ワールド》]]が存在しなければ[[特殊召喚]]できないのは初期のトゥーンと同じだが、[[攻撃]]に[[ライフコスト]]を必要としない。~
 また例外的に[[特殊召喚]]された[[ターン]]でもすぐに[[攻撃]]することができる上に、[[《トゥーン・ワールド》]]が無くても[[直接攻撃]]が可能である。

-[[《トゥーン・ワールド》]]を[[破壊される]]ことによる[[自壊]]は[[永続効果]]なので、[[チェーン]]を組むことなく即座に[[自壊]]する。~
ただし[[除外]]・[[バウンス]]等、[[《トゥーン・ワールド》]]が「[[破壊]]されずに[[フィールド]]を[[離れた>離れる]]」場合はトゥーン[[モンスター]]が[[自壊]]することはない。

-「[[レベル]]5以上には[[リリース]]が必要」と表記されているが、そのトゥーン[[モンスター]]の[[レベル]]が7以上の場合[[リリース]]は2体必要になる。~
[[テキスト]]に明記はされていないが、[[上級]]トゥーン[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する場合は、[[アドバンス召喚]]する際と同じ枚数分の[[リリース]]が必要になる。~
しかし、あくまで[[特殊召喚]]であるため、[[アドバンス召喚]]の[[リリース]]に使えない[[羊トークン]]などを[[リリース]]して[[特殊召喚]]することが可能である。

-[[カードの名前]]としてのトゥーンは、[[《トゥーンのもくじ》]]によって[[サーチ]]できる点でのみ共通する。~
なお[[《トゥーンのもくじ》]]は[[魔法・罠カード]]も[[サーチ]]可能なので、[[《トゥーン・ディフェンス》]]等もこの[[カテゴリ>カードの名前]]に含まれる。

-「トゥーン[[モンスター]]」であるのに「トゥーン」を[[カード名]]に持たない[[モンスター]]は存在しない。~
また「トゥーン」を[[カード名]]に持つのにトゥーン[[モンスター]]でないのは[[《トゥーン・アリゲーター》]]のみである。

-現在存在する「トゥーン[[モンスター]]」の姿形は、全て既存の[[モンスター]]がトゥーン(ディフォルメ)化したものになっている。~
元となった[[モンスター]]と同じ[[属性]]・[[種族]]・[[ステータス]]であり、それが[[効果モンスター]]の場合は[[効果]]も同じものがほとんどである。

-原作・アニメにおいて―~
原作の王国編で登場したペガサスが使用する[[モンスター]]群。~
漫画(カートゥーン)が大好きなペガサスが自分のためだけに作り出した[[カード]]群であり、世界で彼一人しか所持していないとされている。~
トゥーン[[モンスター]]の[[カード]]は存在せず、[[《トゥーン・ワールド》]]の影響下にある[[自分]]の[[モンスター]]がトゥーン化するというものだった。~
原作では、トゥーン[[モンスター]]はトゥーン[[モンスター]]以外のあらゆる[[モンスター]]に[[戦闘破壊]]されないという能力があった。~

--その後もアニメDM・映画・GXで、ペガサス(アメルダが変装していた時を含む)が使用し、この時はOCG版の[[カード]]を使用していた。

--アニメではOCG化されていない[[サポートカード]]として、[[通常魔法]]《シャドー・トゥーン》・《トゥーン・ロールバック》、[[永続魔法]]《トゥーン・キングダム》、[[装備魔法]]《コミック・ハンド》、[[通常罠]]《トゥーンのかばん》・《トゥーン・マスク》が存在する。

--GXでは[[召喚]]はされていないが、《トゥーン・キングダム》から王国編の[[デュエル]]に登場したトゥーン[[モンスター]]達が姿を見せていた。~
また、《コミック・ハンド》でクロノスの[[《古代の機械巨人》]]のコントロールを得た時は[[《古代の機械巨人》]]がトゥーン化するという演出があった。

-コナミのゲーム作品において―~
[[遊戯王デュエルモンスターズGX TAG FORCE 3>ゲーム付属カード#jb54b06c]]では、[[オリジナルカード]]として《トゥーン・キングダム》が登場する。

--プレイステーション2専用ソフト「遊戯王 真デュエルモンスターズII 継承されし記憶」には、「トゥーン地形」という地形が登場している。~
コミカル系の[[モンスター]]は[[能力>ステータス]]が500ポイントアップし、それ以外の[[モンスター]]全ては[[能力>ステータス]]が500ポイントダウンする特殊な地形である。~
原作でペガサスが使った[[カード]]と[[《ジャグラー》]]、[[《くいぐるみ》]]、[[《闇・道化師のサギー》]]、[[《コケ》]]、[[《ハングリーバーガー》]]に対応している。

--[[DUEL TERMINAL]]の[[第4弾>DUEL TERMINAL −魔轟神復活!!−]]からはEXステージのペガサスがトゥーンと[[《サクリファイス》]]を折衷した[[デッキ]]を使用。~
トゥーン関連[[カード]]は全て[[マスタールール]]対応の[[エラッタ]]された[[テキスト]]に変更されている。

**関連カード [#g3110c71]
―トゥーン[[モンスター]]
-[[《トゥーン・仮面魔道士》]]
-[[《トゥーン・キャノン・ソルジャー》]]
-[[《トゥーン・ゴブリン突撃部隊》]]
-[[《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》]]
-[[《トゥーン・マーメイド》]]

-[[《トゥーン・デーモン》]]
-[[《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》]]

-[[《トゥーン・ドラゴン・エッガー》]]
-[[《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》]]

―トゥーン[[モンスター]]以外の「トゥーン」と名のついた[[モンスター]]
-[[《トゥーン・アリゲーター》]]

―「トゥーン」と名のついた[[魔法・罠カード]]
-[[《トゥーン・ワールド》]]
-[[《トゥーンのもくじ》]]

-[[《トゥーン・ディフェンス》]]

//―トゥーン[[モンスター]]または「トゥーン」に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
//ここには上記で挙がっていないカードを記載

**関連リンク [#z28c3a7e]
-[[地縛神]]

-[[【トゥーン】]]

-[[《ペガサス》]]

-[[公式用語集]]
-[[カードの名前]]

**FAQ [#s1ed3a41]
Q:「[[相手]]がトゥーンを[[コントロール]]していない場合」という[[テキスト]]の「トゥーン」について具体的に教えて下さい。~
A:【[[種族]]・トゥーン】と書かれたいわゆる「トゥーン[[モンスター]]」を指し、「トゥーンと名のついた[[モンスター]]」はこれに含まれません。(09/06/29)

Q:[[相手]][[フィールド]]上の[[《トゥーン・ワールド》]]が[[破壊]]された時、[[自分]][[フィールド]]上のトゥーン[[モンスター]]は[[破壊]]されますか?~
A:[[破壊]]されます。(11/05/02)

Q:[[セット]]された[[《トゥーン・ワールド》]]が[[破壊]]された時、トゥーン[[モンスター]]は[[破壊]]されますか?~
A:[[破壊]]されます。(11/05/02)

Q:[[手札]]の[[《トゥーン・ワールド》]]が[[破壊]]された時、トゥーン[[モンスター]]は[[破壊]]されますか?~
A:[[破壊]]されません。(11/05/02)

Q:[[《トゥーン・ワールド》]]の[[発動]]を[[《魔宮の賄賂》]]で[[無効]]にし[[破壊]]した時、トゥーン[[モンスター]]は[[破壊]]されますか?~
A:[[破壊]]されません。(11/05/12)

Q:[[《マジカルシルクハット》]]の[[効果]]で[[セット]]した[[《トゥーン・ワールド》]]が[[破壊]]された時、トゥーン[[モンスター]]は[[破壊]]されますか?~
A:[[破壊]]されます。(11/05/12)

Q:[[通常召喚]]で[[セット]]したトゥーン[[モンスター]]を[[《太陽の書》]]で[[表側攻撃表示]]にした場合、[[攻撃]]できますか?~
A:はい、できます。(11/01/16)

Q:[[《浅すぎた墓穴》]]で[[裏側守備表示]]で[[特殊召喚]]したトゥーン[[モンスター]]を[[《太陽の書》]]で[[表側攻撃表示]]にした場合、[[攻撃]]できますか?~
A:[[調整中]](11/01/16)

Q:[[フィールド]]上の[[《トゥーン・ワールド》]]が[[破壊]]された時、[[《明鏡止水の心》]]を装備したトゥーン[[モンスター]]は[[破壊]]されますか?~
A:トゥーン[[モンスター]]の[[自壊]]は[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]ではないため、[[破壊]]されます。(11/09/01)