Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−で登場した能力名。
テキストに【○○族・トゥーン】と表記されたモンスターが持つ効果のことである。
この表記を持つモンスターは、トゥーンモンスターと呼ばれる。
一定の条件下で直接攻撃できる・自壊する、召喚制限や攻撃制限があるなどの共通した特徴があるが、その種類はいくつかのタイプに分かれる。
同じトゥーンでも登場した時期によってその性質が大きく異なっており、具体的には後述のようになっている。
「Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−」で登場した最も古いトゥーンモンスターは以下の効果を持つ。
《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》・《トゥーン・デーモン》・《トゥーン・ドラゴン・エッガー》・《トゥーン・マーメイド》が該当する。
このカードは通常召喚できない。 自分フィールド上に「トゥーン・ワールド」が存在する場合のみ特殊召喚できる (レベル5以上はリリースが必要)。 このカードは特殊召喚したターンには攻撃できない。 このカードは500ライフポイントを払わなければ攻撃宣言できない。 相手フィールド上にトゥーンモンスターが存在しない場合、 このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。 存在する場合、トゥーンモンスターを攻撃対象に選択しなければならない。 フィールド上の「トゥーン・ワールド」が破壊された時、このカードを破壊する。
全てのモンスターが特殊召喚モンスターであり、一度特殊召喚しても《トゥーン・ワールド》が存在しなければ蘇生・帰還できない。
また《トゥーン・ワールド》は特殊召喚及び自壊の条件に関わるだけで、存在しなくても直接攻撃効果が適用されるトゥーンでもある。
《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》も召喚条件及び直接攻撃と自壊の条件は上記と同じである。
ただし、攻撃宣言時にライフポイントを払う必要がなく、特殊召喚したターンでも攻撃が可能という点で異なる。
なお、場に出したそのターンにすぐ攻撃できるトゥーンは、現在のところ《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》のみである。
また「STRUCTURE DECK−ペガサス・J・クロフォード編−」で登場した後続のトゥーンモンスターは、以下の効果を持つ。
《トゥーン・ゴブリン突撃部隊》・《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》・《トゥーン・キャノン・ソルジャー》・《トゥーン・仮面魔道士》が該当する。
このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃する事ができない。 自分フィールド上に「トゥーン・ワールド」が存在し、 相手フィールド上にトゥーンモンスターが存在しない場合、 このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。 フィールド上の「トゥーン・ワールド」が破壊された時、このカードを破壊する。
通常召喚可能でかつ、《トゥーン・ワールド》が存在しなくても、直接攻撃効果が適用されないだけで召喚すること自体は可能なのが最大の特徴。
さらに共通効果しか持っていない初期のトゥーンと違い、このタイプのトゥーンは、モンスター毎に異なる固有のモンスター効果も持っている。
サーチ効果を持つ《トゥーンのもくじ》の存在もあるため、《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》を筆頭に【トゥーン】以外でも使用することが可能である。
《トゥーン・サイバー・ドラゴン》と《トゥーン・アンティーク・ギアゴーレム》も、通常召喚可能で、攻撃制限と直接攻撃の条件は上記と同じである。
ただしこれらのカードは、フィールド上の《トゥーン・ワールド》が破壊された時に、自壊してしまうモンスター効果を持たない点が異なる。
―トゥーンモンスター
Q:「相手がトゥーンをコントロールしていない場合」というテキストの「トゥーン」について具体的に教えて下さい。
A:【種族・トゥーン】と書かれたいわゆる「トゥーンモンスター」を指し、「トゥーンと名のついたモンスター」はこれに含まれません。(09/06/29)
Q:相手フィールド上の《トゥーン・ワールド》が破壊された時、自分フィールド上のトゥーンモンスターは破壊されますか?
A:破壊されます。(11/05/02)
Q:セットされた《トゥーン・ワールド》が破壊された時、トゥーンモンスターは破壊されますか?
A:破壊されます。(11/05/02)
Q:手札の《トゥーン・ワールド》が破壊された時、トゥーンモンスターは破壊されますか?
A:破壊されません。(11/05/02)
Q:《トゥーン・ワールド》の発動を《魔宮の賄賂》で無効にし破壊した時、トゥーンモンスターは破壊されますか?
A:破壊されません。(11/05/12)
Q:《マジカルシルクハット》の効果でセットした《トゥーン・ワールド》が破壊された時、トゥーンモンスターは破壊されますか?
A:破壊されます。(11/05/12)
Q:通常召喚でセットしたトゥーンモンスターを《太陽の書》で表側攻撃表示にした場合、攻撃できますか?
A:はい、できます。(11/01/16)
Q:《浅すぎた墓穴》で裏側守備表示で特殊召喚したトゥーンモンスターを《太陽の書》で表側攻撃表示にした場合、そのターン攻撃できますか?
A:いいえ、できません。(15/01/15)
Q:このターンに召喚・反転召喚・特殊召喚したトゥーンモンスターを《月の書》で裏側守備表示にした後、《太陽の書》で表側攻撃表示にした場合、攻撃できますか?
A:いいえ、できません。(13/05/16)
Q:フィールド上の《トゥーン・ワールド》が破壊された時、《明鏡止水の心》を装備したトゥーンモンスターは破壊されますか?
A:トゥーンモンスターの自壊は対象をとる効果ではないため、破壊されます。(11/09/01)
Q:フィールド上に《トゥーン・ワールド》と《スキルドレイン》が存在する時に、《大嵐》の効果でそれらのカードが同時に破壊された場合、トゥーンモンスターは破壊されますか?
A:はい、破壊されます。(12/07/09)
Q:《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》等の、特殊召喚モンスターであるトゥーンモンスターのレベルを他のカードの効果で変化させました。
この場合、それに応じて特殊召喚する際に必要なリリースの数は変化しますか?
A:トゥーンモンスターのレベルを他のカードの効果で変化させた場合、それに応じて特殊召喚する際に必要なリリースの数は変化します。(15/01/15)
Q:トゥーンの「フィールド上の「《トゥーン・ワールド》」が破壊された時、このカードを破壊する」という効果の分類は何ですか?
A:永続効果です。(12/02/27)
Q:トゥーンモンスターが相手モンスターとの戦闘を行うダメージ計算前に、《トゥーン・ワールド》が《マドルチェ・ティーブレイク》によって破壊されました。
ダメージ計算によってトゥーンモンスターの戦闘破壊が決定する場合、トゥーンモンスターは戦闘と効果どちらで破壊された扱いとなりますか?
A:ご質問の状況で《トゥーン・ドラゴン・エッガー》等が戦闘で破壊される場合は、自身の効果によって破壊された扱いとはなりません。(14/01/09)
Q:特殊召喚モンスターに該当するトゥーンモンスターは墓地から特殊召喚できますか?
A:《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》等の特殊召喚モンスターは正規の手順で特殊召喚された後に墓地へ送られた場合、フィールド上に《トゥーン・ワールド》が存在すれば《死者蘇生》等で特殊召喚できます。(12/05/02)
STRUCTURE DECK−ペガサス・J・クロフォード編−で登場したカード群。
現在のところ、《トゥーンのもくじ》によってサーチできる点でのみ共通する。
―「トゥーン」と名のついたモンスター
―「トゥーン」と名のついた魔法・罠カード
※は「トゥーン」に関する効果を持つ魔法・罠カード
―その他のリンク