*バーン [#top] 英単語の「Burn(燃える、燃やす)」から。~ 相手に[[ダメージ]]を与える[[効果]]を持つ[[カード]]、及びそのような[[カード]]を駆使し、ビートダウン以外の方法で相手の[[ライフポイント]]を0にする[[デッキ]]を指す。~ -以前は有名大会の上位に[[【ロックバーン】]]が入賞することもあったが、[[魔法・罠除去]]が増えてからは凋落している。~ あくまで[[ビートダウン]]が中心になるようゲームがデザインされているようだ。 -[[魔法・罠カード]]の使い切りのバーン[[カード]]は、[[《ジェルエンデュオ》]]と[[1:1交換]]できる。~ [[《火の粉》]]や[[《雷鳴》]]の数少ない使い道と言える。 -元々は「Magic: the Gathering」に由来する語である。~ -原作・アニメにおいて―~ 原作・アニメ共に、多くのデュエリストがバーンを中心とした戦術を用いている。~ 1話完結のエピソードでは、放送時間内に終わらせるためにバーンで[[デュエル]]を終わらせる事がよくある。~ 英語圏では、[[モンスター]]の[[ダイレクトアタック]]が暴力描写と捉えられるのを回避するための事情もある。~ 初期[[ライフポイント]]が4000のルールであるあちらの世界では、倍の8000あるOCGより重要度が高いのだろう。~ [[攻撃]]できない[[先攻]]1[[ターン]]目から[[相手]]の[[ライフポイント]]を削っていくことも少なくはない。~ 逆に現実の[[OCG]]よりもバーン[[効果]]に対する[[メタ]][[効果]]を持つ[[カード]]も多く登場している。~ --[[戦闘破壊]]した時に[[破壊]]した[[モンスター]]の[[ステータス]]分のバーンを行う[[効果]]は、アニメと[[OCG]]で処理が微妙に異なる。~ アニメでは、「元々の」と記されていない限り[[破壊された]]時の[[フィールド]]での[[ステータス]]を参照するが、[[OCG]]では元々の[[ステータス]]を参照する。~ --原作・アニメDMの「バトルシティ編」では[[プレイヤー]]に直接バーン[[ダメージ]]を与える[[魔法カード]]は[[禁止カード]]となっている。~ ただし、違法参加していたグールズのメンバーや闇バクラは[[《エクトプラズマー》]]等のバーン[[魔法カード]]も使用している。~ また、アニメ版ではマリクに洗脳された城之内の[[デッキ]]をリシドが「[[禁止カード]]で火力を高めたバーン[[デッキ]]」と評している。~ --アニメGXでは、事実上の初[[デュエル]]である「十代vsクロノス」(1戦目)において[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]のバーン[[効果]]で決着した。~ 「十代vsオブライエン」戦や「ヨハンvs無表情の仮面」戦では、片側のプレイヤーが一切[[攻撃宣言]]を行わないままバーン[[ダメージ]]のみで相手を敗北寸前まで追い込んでいる。 --アニメ5D'sでは[[フィールド魔法]]《スピード・ワールド2》によるバーンで決着を付けようとするシーンが多く、同時に[[メタカード]]も頻出する。~ 遊星、ジャック、クロウ、アキ等のメインキャラもバーン[[カード]]によるフィニッシュや駆け引きをしている事がある。~ 全体的に細かいバーン[[効果]]を持つ[[カード]]が多いのも特徴である。 --アニメZEXALシリーズでは前作に比べるとやや登場頻度が少ないが、その分[[ギミック・パペット]]や[[《CNo.39 希望皇ホープレイV》]]等の大きい[[ダメージ]]を与える[[効果]]が多いのが特徴である。~ また、&ruby(ブイ){V};はWDC決勝戦で[[モンスター]]を(トロンの策略によって)あえて出さず、バーン[[カード]]で度々決着を付けていた。~ --アニメARC-Vでは、アクションフィールドを主体としたアクション[[デュエル]]内に設置された[[アクショントラップ>罠カード]]にバーン[[効果]]を持ったものが多い。~ その為、遊矢は不用意に[[効果ダメージ]]を受けることが多い一方、「vs九庵堂」戦では[[アクショントラップ>罠カード]]による5000ものバーン[[ダメージ]]を逆手に取った[[コンボ]]を使い、反撃のきっかけを作った。~ また、同じ監督の繋がりからか前々作の5D's同様にバーン[[カード]]の出現頻度が高く、特に複数の[[プレイヤー]]を[[相手]]にするバトルロイヤルルールでの登場が多い。~ --アニメVRAINSでも、ハノイの騎士の[[《クラッキング・ドラゴン》]]を皮切りに多数のバーン[[カード]]が登場している。~ またメインキャラクターにも、バーンに特化した[[トリックスター]]を使う財前 葵/ブルーエンジェルのようなデュエリストが存在する。~ ---「葵/ブルーエンジェル vs プロトタイプAIデュエリストB」戦では[[お互い]]が微弱なバーンを打ち合うという珍しい[[デュエル]]となり、実に6500もの[[ライフ]]を500以下のバーンだけで削り合っている。~ 劇中でも「[[効果ダメージ]]で殴り合いなら負けない」「[[効果ダメージ]]で確実に[[ライフ]]を削り取るこの戦術こそAIの真骨頂」とバーンが強調されていた回であった。~ --バーンの[[メタカード]]と、[[効果ダメージ]]の[[デメリット]]を持つ[[カード]]とを併用するデュエリストも多い。~ アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};のミザエル、アニメGXのカイザー亮やアニメARC-Vの赤馬零児・デニスらが挙げられる。~ 特に赤馬零児は、[[デッキ]]コンセプトからして[[効果ダメージ]]持ちの[[契約書]]とそれを[[メタ]]る[[DD]]を組み合わせたものである。~ -コナミのゲーム作品において―~ [[DUEL TERMINAL]]では[[ライフポイント]]が4000制であるため、オブライエン、ボマー、EXステージのマリクの前ではあっという間に削られてしまう。~ また、[[《スフィア・ボム 球体時限爆弾》]]、[[《魔法の筒》]]、[[【シモッチバーン】]]の使い手にも注意しなければならない。~ TAG FORCEシリーズの2から3までに登場したミニゲーム「深淵からの訪問者」では、[[ライフ]]の少ない[[相手]]と連戦するというシステム上[[【フルバーン】]]での挑戦が安定的となっている。 **バーンデッキ一覧 [#list] -[[【フルバーン】]] --[[【フルバーン1キル】]] --[[【連弾バーン】]] -[[【キャノンバーン】]] --[[【アンデットオーム】]]([[【ビートバーン】]]にも分類できる) --※[[【混黒1キル】]] --※[[【サイエンカタパ】]] -[[【ビートバーン】]] --[[【炎属性】]] ---[[【ヴォルカニック・バーン】]] ---[[【スピード・キング☆スカル・フレイム】]] --[[【アンデットオーム】]]([[【キャノンバーン】]]にも分類できる) --[[【シザースバンカー】]] --[[【ライトニングパニッシャー】]] -※[[【マジカルエクスプロージョン1キル】]] ---※[[【ドグマブレード】]] -[[【ウォールバーン】]] -[[【キュアバーン】]] -[[【グリードバーン】]] -[[【シモッチバーン】]] -[[【チェーンバーン】]] -[[【ハンデスバーン】]] -[[【ロックバーン】]] -[[【アレクチェイン】]] -[[【カオスループ】]] -[[【ジャンク天使】]] -[[【大逆転クイズ】]] -[[【ヘル・サターン1キル】]] -[[【マテリアル1キル】]] -[[【自爆スイッチ】]](一種の[[バーン]]デッキ) **関連リンク [#link] -[[デュエルの勝利条件]] -[[効果ダメージ]] -[[火力]] -[[射出]] -[[用語集]]