*ライフポイント/Life Point(s) [#top] [[相手]]と対戦して1回の勝負を決める「[[デュエル]]」では、[[お互い]]に8000のライフポイントを持ってスタートします。~ [[相手]]のライフポイントを先に0にした[[プレイヤー]]の勝利になります。~ ([[お互い]]のライフポイントが同時に0になった場合は[[引き分け]]です。)~ (公式ルールブック マスタールール3対応 バージョン 1.0より引用) ---- [[プレイヤー]]の持ち点であり、[[デュエル]]開始時には[[お互い]]に8000ポイント所持している。~ [[相手]][[モンスター]]から[[戦闘ダメージ]]を受けたり、[[カードの効果]]によって[[効果ダメージ]]を受けたりすると減少する。~ これが0になった[[プレイヤー]]は敗北となる。~ 「Life(生命)Point(点数)」という名の通り、[[プレイヤー]]の生命を表すと考えて良い。~ ほとんどの[[デュエル]]は、ライフポイントが0になる事で決着がついている。~ [[デュエル]]とは、いかに[[自分]]のライフポイントを0にされる事を防ぎ、[[相手]]のライフポイントを0にするかを競う行為と言える。~ 逆に言えば、ライフポイントがどれだけ減ろうと、0にならない限りは敗北ではない。~ このため、本ゲームでは[[ライフ・アドバンテージ]]は[[カード・アドバンテージ]]よりも軽視される傾向にある。~ -「[[ライフ]]」や「LP」と略されることが多く、第9期から[[テキスト]]上でも[[LP]]と表記されるようになった。~ -[[間違えやすいルール]]だが、上限はなくいくらでも[[回復]]できる。~ 逆に下限は0であり、0になった瞬間[[デュエル]]に敗北する。~ それ以降に[[効果]]処理が残っていても行われず、即決着となる。~ -ライフポイントを半分支払う[[コスト]]等で小数点以下が発生した場合、小数第一位を四捨五入する。~ 例えばライフポイントが125のときに半分支払うと、125の半分の62.5の小数第一位を四捨五入して63となる。~ なお、ライフポイントが1のときに半分支払うと、1の半分である0.5の小数第一位を四捨五入して結局1のままとなる。~ 初期ライフポイント8000からならば、[[《神の宣告》]]や[[《異次元からの帰還》]]等を13回以上使い回すと発生する状況である。~ -ライフポイントが[[発動条件]]になる[[カード]]は、以前は3000より上か下かを指定するものが多かった。~ 原作では[[攻撃力]]3000の[[《青眼の白龍》]]が最強の[[カード]]とされていたため、その[[直接攻撃]]一発で敗北する境目がピンチの状態であると、製作者側は想定していたのかもしれない。~ 現在では、[[《CNo.39 希望皇ホープレイ》]]など3000以外も多く見られるようになった。~ -原作・アニメにおいて―~ 原作での初期ライフポイントは「決闘者の王国編」までは2000、「バトルシティ編」以降は4000となっている。~ 当初の初期ライフポイント2000という数値は、MtGの初期ライフが20点である事を反映したものだろう。~ [[直接攻撃]]が可能になったバトルシティ編以降は初期ライフポイントが倍加し、以降のアニメ・漫画作品はいずれも初期ライフポイント4000からスタートしている。~ [[OCG]]と同じ8000を基本ルールとしていた作品は今までのところ劇場版『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』しか存在しないが、下記のような変則[[デュエル]]の際には初期値8000が出てくることがある。~ --アニメでは一対多の[[デュエル]]の際に、少数側がハンデとして対戦相手の人数に比例したライフポイントを持って開始されることもある。~ 一方、「超融合〜時空を超えた絆〜」における「遊戯&十代&遊星vsパラドックス」戦のように、多数側がライフポイント4000を共有し少数側はハンデを得ていない場合もある。~ --アニメではシリーズ5作目のARC-V以降は、「セーフティライン」を示しているのかライフポイントが1000未満になると表示が赤文字になる。~ --基本的に主人公側のライフポイントがギリギリまで追い詰められ、その状況で敵が「次の[[ターン]]で仕留める!」などと勝利宣言した場合、殆どの[[デュエル]]で返しの[[ターン]]での[[1ターンキル]]により主人公サイドが逆転するのが一種のお約束となっている。~ --劇場版『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』ではアニメ作品で初めて初期ライフポイントが8000の状態が基本ルールの[[デュエル]]が行われた。~ [[カード]]パワーのインフレのみならず、劇中の次元領域[[デュエル]]では通常よりも大きな[[ダメージ]]を受けやすいための採用だと思われる。~ --漫画・アニメでは、ライフポイントが0になっても一時的に敗北を免れる[[カード]]や、ライフポイントが0になる事を[[発動条件]]とする[[カード]]が多数存在している。~ [[OCG]]では原則としてこうした[[効果]]は再現されないが、アニメ5D'sで鬼柳京介が使用した《インフェルニティ・ゼロ》はTF5にてゲーム[[オリジナルカード]]として収録されており、ライフポイントが0でも敗北しない[[効果]]が再現されている。~ ---アニメDMの「遊戯&海馬vsダーツ」戦では、途中退場した海馬を含めて全員のライフポイントが0になり、[[《魂のリレー》]]と[[《蛇神ゲー》]]の[[効果]]によりその状態で[[デュエル]]が続行された。~ --特定の[[カード]]や特殊ルールの元ではライフポイントが0になった後でも[[効果]]を使用している場面がシリーズを通して時折見られる。~ ---原作・DMの「遊戯vs洗脳城之内」戦では、遊戯のライフポイントが0になった後、[[相手]]である城之内が遊戯の[[コントロール]]していた[[《真紅眼の黒竜》]]で[[攻撃宣言]]して[[自分]]のライフポイントを0にした。~ ---アニメ5D'sのWRGP編では、ラストホイーラー以外のライフポイントが0になった場合、その[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]終了時まで処理を行い、次の走者にバトンを渡すというルールがある。~ [[OCG]]では不可能あるいは無意味なことでも、このルールではリレー方式ならではのプレイングとして活用される。(→[[《ウィキッド・リボーン》]]・[[《BF−天狗風のヒレン》]])~ ---漫画ZEXALの「遊馬vsアストラル」戦では、アストラルのライフポイントが0になった後に[[《No.93 希望皇ホープ・カイザー》]]の[[効果]]が[[発動]]している。~ 実は、この[[効果]]で最後に残った[[No.]]である[[《No.39 希望皇ホープ》]]を手に入れることこそが[[デュエル]]の真の目的であった。~ ---アニメARC-Vの「柚子vsデニス」戦では、柚子のライフポイントが0になった後に[[《トリック・ボックス》]]によって[[コントロール交換]]されていた[[《Emトラピーズ・マジシャン》]]がデニスの元に戻っている。~ [[デュエル]]自体には影響しない処理であったが、直後に発生したアクシデントから柚子を救うのに一役かっている。~ --アニメARC-Vのバトルロイヤルでは、既に行われている[[デュエル]]に途中参加した場合、ペナルティによりライフポイントが2000ポイント引かれるルールがある。(→[[タッグデュエル]])~ [[カードの効果]]ではなくルールによってライフポイントが増減する描写は非常に珍しい。~ --ライフポイントの過去最大値は、アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};の「遊馬&ナッシュvsドン・サウザンド」戦においてドン・サウザンドが記録した102900ポイントである。~ (0を除いた場合の)過去最小値は1ポイントであり、これは[[《ラーの翼神竜》]]や[[《地縛神 Wiraqocha Rasca》]]などの[[効果]]によるものとして多数確認できる。~ 「ライフポイントを1にする」[[効果]]を除く場合、アニメDMオリジナル「ドーマ編」における「闇遊戯vsラフェール」(2戦目)での闇遊戯及び、アニメARC-Vにおける「北斗vs真澄vs刃vs黒咲」戦での黒咲が記録した10ポイントが最小値となる。 -コナミのゲーム作品において―~ 初期ライフポイントを8000に設定したのは、カードゲームを題材とした初の「遊戯王」のゲームであるDM1が最初である。~ [[直接攻撃]]の概念を生み出したのもこのゲームであり、事実上このゲームが現在の[[OCG]]ルールの土台となっている。~ なお、このDM1からDM4までのGB作品では、ライフポイントの上限は9999である。~ 以降のゲームでは表示上は99999が上限になっているように見えるが、実際はより高い上限が設定されており、表示こそされないものの10万以上のライフポイントを回復することも可能。~ --「特定の数値以上[[ライフ回復]]をする」・「ライフポイントが増加・減少した状態でゲームを開始する」といったテーマ[[デュエル]]が見られる作品もある。~ 特に「前の[[デュエル]]での最終LPを引き継いで連戦する(ライフポイントサバイバルとも呼ばれる)」[[デュエル]]は多くの作品で見られる。~ 特にDM8は全てのデュエルがこの方式となっており、自宅で休まないとLPが8000に戻らない。~ **関連カード [#card] ―ライフポイントが[[効果]]に関係する[[カード]] -[[《アロマージ−カナンガ》]] -[[《アロマージ−ジャスミン》]] -[[《アロマージ−ローズマリー》]] -[[《機皇帝グランエル∞》]] -[[《力の代行者 マーズ》]] -[[《アロマージ−ベルガモット》]] -[[《裁きの代行者 サターン》]] -[[《茫漠の死者》]] -[[《天空勇士ネオパーシアス》]] -[[《魂食神龍ドレイン・ドラゴン》]] -[[《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》]] -[[《E・HERO エアー・ネオス》]] -[[《アロマセラフィ−ローズマリー》]] -[[《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》]] -[[《No.35 ラベノス・タランチュラ》]] -[[《アロマセラフィ−ジャスミン》]] -[[《トリックスター・ブラッディマリー》]] -[[《エンタメデュエル》]] -[[《巨大化》]] -[[《サイコ・ソード》]] -[[《進化する人類》]] -[[《至高の木の実》]] -[[《大胆無敵》]] -[[《魂のカード》]] -[[《チキンレース》]] -[[《九十九スラッシュ》]] -[[《友情 YU−JYO》]] -[[《魂の一撃》]] -[[《ロスタイム》]] -[[魂魄トークン]] ―ライフポイントが[[発動条件]]に関係する[[カード]] -[[《アロマセラフィ−アンゼリカ》]] -[[《ZW−荒鷲激神爪》]] -[[《CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・バイス》]] -[[《CNo.39 希望皇ホープレイ》]] -[[《CNo.88 ギミック・パペット−ディザスター・レオ》]] -[[《SNo.39 希望皇ホープONE》]] -[[《RR−ブレード・バーナー・ファルコン》]] -[[《運命のドロー》]] -[[《エンシェント・リーフ》]] -[[《緊急救急救命レスキュー》]] -[[《傀儡儀式−パペット・リチューアル》]] -[[《デス・メテオ》]] -[[《土俵間際》]] -[[《身分転換》]] -[[《イタチの大暴発》]] -[[《潤いの風》]] -[[《栄誉の贄》]] -[[《活路への希望》]] -[[《渇きの風》]] -[[《クリスタル・アバター》]] -[[《ゴブリンの小役人》]] -[[《サイコ・トリガー》]] -[[《自爆スイッチ》]] -[[《スターダスト・リ・スパーク》]] -[[《魂の一撃》]] -[[《魂の氷結》]] -[[《破壊輪》]] -[[《ヒロイック・ギフト》]] -[[《メテオ・プロミネンス》]] -[[《闇よりの罠》]] -[[《ライフチェンジャー》]] -[[《ラストバトル!》]] ―ライフポイントを半分にする[[カード]] -[[《時械神ミチオン》]] -[[《地縛神 Cusillu》]] -[[《D−HERO ドグマガイ》]] -[[《破滅竜ガンドラX》]]([[自分]]) -[[《暗黒方界邪神クリムゾン・ノヴァ・トリニティ》]] -[[《涅槃の超魔導剣士》]] -[[《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》]] -[[《No.6 先史遺産アトランタル》]] -[[《セイクリッド・テンペスト》]] -[[《方界業》]] ―ライフポイントを特定の数値にする[[カード]] -[[《時械神サディオン》]] -[[《ライフ・ストリーム・ドラゴン》]] -[[《CNo.6 先史遺産カオス・アトランタル》]] -[[《ヒロイック・ギフト》]] -[[《ライフチェンジャー》]] -[[《ロスタイム》]] ―ライフポイントを0にする[[カード]] -[[《自爆スイッチ》]] -[[《破滅へのクイック・ドロー》]] ―ライフポイントを入れ替える[[カード]] -[[《大逆転クイズ》]] -[[《身分転換》]] **関連リンク [#link] -[[ライフコスト]] -[[ライフゲイン]] -[[ライフロス]] -[[ライフ・アドバンテージ]] -[[ライフ回復]] -[[公式用語集]]