基本ルール編 †
カードテキストから判別できない要素について †
- このゲームは他のTCGと比べてテキストが曖昧であり、テキストだけでは明確に判別できない要素が存在する。
テキストがほぼ同じなのに裁定が異なる場合もあり、以下の要素を明確に判別するためには、事務局の回答を得るしかない。
- テキストからある程度推測することは可能だが、あくまでも最終的な判断はOCG事務局次第である。
マリガン(引き直し) †
- このゲームには、他のカードゲームによくある「初手が悪かった場合の引きなおしのルール」は無い。
例えば初手にモンスターカードが1枚もなかったとしてもそのままゲーム開始となる。
- カードの効果でデッキにカードを戻してシャッフルする場合、シャッフルの方法は自由である。
「戻すカードを必ずデッキトップにカードを置いてシャッフルしなければならない」と勘違いしているプレイヤーもいるようだが、そのような規則は存在しない。
複数のカードをデッキに戻す場合に固まらないために1枚ずつばらして入れることは認められている。
ただし、デッキ内のカードを確認しそれを意図的に並べたりばらしたりしてからのシャッフルはルール違反である。
サーチ効果の処理について †
- 《クリッター》や《増援》等のサーチ効果によってデッキからカードを手札に加える場合、そのカードがサーチ対象としての条件を満たしている事をお互いに確認しなければならない。
具体的には、手札に加える前にそのカードを表にして、対戦相手にしっかり見せる必要がある。
この事が表記されているカードと表記されていないカードがあるが、これは基本ルールなので表記されていないカードでも必ず行わなければならない。
《見習い魔術師》や《古代の採掘機》でセットを行う場合も同様である。
- 原作・アニメの一部では融合召喚されたターンには攻撃できないという制約があるが、遊戯王OCGにはそのようなルールは存在しない。
また、特殊召喚されたターンには攻撃できないという制約も存在しない。
- 特記されていない限り自分のターンのメインフェイズでのみ発動可能。
また、「1ターンに1度だけ」と書いてあっても、複数のカードが存在する場合はそれぞれ1回ずつ使用する事が可能。
- 発動タイミングやチェーンの組み方など、ルール上重要な概念である。
詳細は優先権を参照。
- 「コスト」と「効果」は別物である。
ある程度の規則性こそあるが、コストか効果かをテキストだけで明確に区別する事はできない。
最終的にはOCG事務局の裁定が全てである。
- 「カードの効果によって〜〜」とテキストにあるものは、「コストによって〜〜」となっても条件を満たさない。
- 《悪夢再び》など対象枚数が指定されているものは、その枚数未満しか選択できない場合は発動できない。
- 「2枚まで選択」という場合は別で、1枚でも2枚でもかまわない。(0枚にはできない)
《サイクロン》のページに分かり易い説明が載っているので、参考にされたし。
「無効」について †
- カードを無効にする効果は様々な形態をとりそれぞれ処理方法や守備範囲が異なるため間違えやすい。
共通ルールの把握は必須のため無効を参照すべし。
戦闘破壊はダメージステップでダメージ計算した結果破壊されることである。
「○○が破壊された時」「○○が破壊され墓地に送られた?時」発動できるカードについて †
ここでは《蛇神降臨》を例にして説明する。
「特殊召喚」に対応するカードについて †
- 概ね、4通りに分けられる。
- それぞれ、以下のような特徴を持つ。
過程による違い †
- 「破壊する」「リリースする」「墓地に送る?」は、すべて意味する行為の範囲が異なる行為である。
どちらについても《マクロコスモス》など墓地に送られた?カードが除外される効果が適用中の場合は話が複雑となる。
破壊のみが条件の場合は破壊後に除外されても効果を適用するのに対し、墓地に送られた?ことを条件とする場合には墓地に送られないため条件を満たさない。
また、墓地に送る?ことをコストとする効果は、カードを墓地に送る?ことができなくなるため、発動することができない。
手札を捨てることが発動コストとなる効果は、捨てられたカードが除外されても発動することができる。
どれがどれに属する(あるいは属しない)かは、それぞれのページすべてに目を通しよく把握して欲しい。
- デッキから選んだ3枚の装備魔法は相手に見せるが、その中で選ばれたカード、及びデッキに戻すカードは相手に見せる必要はない。
- テキストから読み取れないものが多いので、覚えるしかない。
融合素材が「記されている」の定義 †
- 全ての条件が一致していなければ攻撃力は上昇しない。
- BFが4体以上存在する場合、手札から発動することはできない。
関連リンク †
外部リンク †