三幻神 †
ゲーム付属カードで登場したレベル10・神属性・幻神獣族のモンスター。
《オシリスの天空竜》・《オベリスクの巨神兵》・《ラーの翼神竜》3体の総称。
通称「神のカード」。
ゲーム付属カードは効果が書かれず、テキスト欄がフレイバー・テキストとなっている。
背面の色も異なり、公式デュエルでは使用することができない。
使うなら背面が不透明なスリーブに入れ、フリーデュエル等の時に相手の了承を得て使うのが望ましい。
その後、Vジャンプ(2009年2月号) 付属カードにて《オベリスクの巨神兵》が、Vジャンプ(2010年2月号) 付属カードで《ラーの翼神竜》が、Vジャンプ(2012年2月号) 付属カードで《オシリスの天空竜》が効果モンスターとして付属され、公式デュエルで使用可能となった。
またVジャンプ(2012年2月号)では三幻神のイラストを用いたデュエルシートが付属品として登場した。
三幻神は以下の共通した効果を持つ。
このカードを通常召喚する場合、自分フィールド上の
モンスター3体をリリースして召喚しなければならない。
このカードの召喚は無効化されない。
このカードが召喚に成功した時、
(このカード以外の)魔法・罠・効果モンスターの効果は発動できない。
これらの効果により、3体のリリースという重いコストを必要とするものの、こと召喚に関しては神に相応しい能力を誇っている。
- 三幻神をモチーフとして作られた三幻魔と三邪神も存在する。
これらは初めから公式のデュエルで使用可能である。
- 「三幻神」は英語版アニメでは「Egyptian God Cards」と呼ばれている。「God」の言葉が使用できるのは、「エジプトの神」という言い回しを用いることで表現規制を回避しているためである。
- GXにおける最後のデュエル「十代vs遊戯」戦では十代が遊戯のデッキからその気配を感じ取っていることからデッキに3枚投入していたと思われる。
- GXでは、デュエル・アカデミアのランクとして三幻神の名前が使われている。
最上位はオベリスク・ブルー、中間がラー・イエロー、最下位がオシリス・レッドと呼ばれている。
女子生徒は成績関係なくオベリスク・ブルー所属となっているが、アニメでは例外として早乙女レイが「ジェネックス」準優勝特権でオシリス・レッドに所属した(第3期まで)。
原作設定を考えれば最高ランクはラー・イエローのはずだが、おそらくはかつて《オベリスクの巨神兵》の使い手だったオーナーの意向のためと考えられる。
- 5D'sでは直接の登場はなかったが、チーム・太陽の切り札《眠れる巨人 ズシン》が「三幻神に匹敵する力を持つ」と評されている。
- コナミのゲーム作品において―
OCGで使用可能になるのは遅かったが、ゲーム作品ではDM4で早くも実装されている。
DM4では耐性を持たなかったが、DM7・8での三幻神は「いかなるカードの効果によっても自分フィールド上を離れない」という反則的な耐性を備えていた。
ただし、DM4・7・8はOCGとは異なるルールを採用しており、OCGルールで使用可能になったのはDSの「ナイトメア トラバドール」が初。
PSP「タッグフォース」シリーズへの実装はやや遅く、「タッグフォース2」から実装されている。
原作・アニメではかなり強固な効果耐性を誇っていたが、これらのOCG準拠のゲームでは、当初対象をとる効果にしか耐性を持たなかった。
《オベリスクの巨神兵》がOCG化されてから発売された「タッグフォース4」「ワールドチャンピオンシップ2009」以降の作品では、OCG化されたものはOCG版が採用され、OCG化してないものは《オベリスクの巨神兵》と同じ耐性を所持した状態で登場している。
関連リンク †
―三幻神
―三幻神をモチーフとするモンスター
―その他のリンク