手札を消費するコストのこと。
残りライフポイントが少ない状態でも使えるメリットはあるものの、遊戯王OCGにおいては他のカードゲームに比べてライフコストより重い事が多い。
なぜなら、1枚以上のカード・アドバンテージを得られるカードが禁止・制限カードになっていたり発動条件が厳しいことが多いため、簡単に手札が増えないからである。
しかし、手札コストを払うことで墓地を肥やすことが出来るのは大きな利点である。
魔法・罠カードの場合はともかく、普通に手札のモンスターを墓地へ送るには一度召喚してから破壊されるのを待つことが必要なのに対し、手札コストならば直接墓地へ送ることが出来る。
デュエルが高速化するにつれてこのメリットの重要性が増していき、手札コストを用いるカードの使用率は大幅に増加することとなった。
墓地で効果が発動するカードや蘇生が容易なモンスターを墓地へ送れば、ディスアドバンテージは十分取り戻せる。
また、手札で腐っているカードを有効利用できるのも手札コストの特徴である。
状況にそぐわないカードにも利用価値を生みだすことができ、またそのようなカードが全くない状況は滅多にない。
―コストとして「手札を捨てる」「手札を墓地へ捨てる」「手札を墓地へ送る」カード一覧は、それぞれ「捨てる」「墓地へ捨てる」「墓地へ送る」参照。
Q:《クイック・シンクロン》や《ライトニング・ボルテックス》等は《水精鱗−ディニクアビス》や《ディープ・スペース・クルーザー・ナイン》等とは違い「このカード以外」と書かれていませんが自身をコストにできますか?
A:できません。(13/11/16)