相手の手札の枚数を減らす行為の俗称。
「ハンデス」(「Hand Destruction(手札破壊)」もしくは「Hand Destroy(手札を破壊する)」の略称)とも呼ばれる。
ルール上の「破壊」以外にも手札を「捨てる」「墓地へ送る」「デッキに戻す」等、様々な手段で手札を失わせる行為を総称して「手札破壊」と呼ぶ。
【目次】
この戦術を軸とするデッキは相手の手札をコントロールすることで戦略を崩し、行動不能に陥らせることを目的とする。
特にコンボデッキに対して強く、コンボパーツを揃えることを妨害することができる。
もっとも、手札破壊自体はライフなどの勝利条件とは直接関係するわけではないため、別途トドメを刺す手段が必要になる。
また相手の手札を墓地へ送る行為により相手の墓地アドバンテージを増やしてしまう欠点とも表裏であり、対となる手札増強に比べて広汎なデッキで重視されるわけではない。
また、手札はデュエルの進行に従い消費されて別のアドバンテージへ還元されているべきであり、自分が手札破壊のための態勢を整えてもターゲットたる相手手札が既に無い、という状況もあり得る。
そのため、環境を動かすような手札破壊の戦法は、お互いの手札の充足が保証された序盤から始動し易い事が重要となっている。
※無表記は「自分(発動プレイヤー)が相手手札をランダムに1枚選ぶ」
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