制限改訂 †
公式戦で適用される禁止・制限カードリストの変更のこと。
主に以下のようなカードのデッキに入れられる枚数を変更し、環境の調整を計る事を目的とする。
- デッキを問わず採用できるようなパワーカード
- 環境の変化により採用率・活用法が変化したカード
- 現在は年2回、3月と9月の1日に行われている。
明らかに強力過ぎるカードが存在しても、期間中に制限改訂を挟む等の措置は採られていない。
- 主に制限強化が行われるが、同時にいくつかの制限解除や制限緩和も行われる。
また、パック・ストラクチャーデッキの売り上げを意識した制限改訂も行われている。
環境で猛威を振るうカードがふくまれなかったり、猛威を振るう事が容易に予想されるカードが制限緩和される例も珍しくない。
新しいカードを売り出すために古いカードを規制する例もあり、「どんなに強力なカードでも登場した直後の制限改訂では規制されない」と揶揄される事がある。
一方、禁止カード指定を受けていたパワーカードの制限復帰、過去に猛威を振るったデッキの緩和で環境全体の調整を計ることも多い。
売り上げを意識した改定についてプレイヤーからの非難も多いが、こうした調整による影響もありえるため、「無視=独壇場」とは一概に言えない場合もある。
- 新しい禁止・制限カードのリストは、公式ページやVジャンプ等で制限改訂の施行前に確認できる。
なお一般の人が制限改訂の内容を最も早く知ることができるのも、この2ヵ所(2月または8月の中旬以降)からになる。
- 細部は違えど、類似した制度を取り入れているTCGは多い。
また遊戯王OCGでは過去のカードに使用制限がかかる、いわゆる「スタン落ち」の制度が取られた事はない。
関連リンク †