*《&ruby(ディーディー){DD};&ruby(まどうけんじゃ){魔導賢者};トーマス/D/D Savant Thomas》 [#top]
 ペンデュラム・効果モンスター
 星8/闇属性/悪魔族/攻1800/守2600
 【Pスケール:青6/赤6】
 「DD魔導賢者トーマス」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分メインフェイズに発動できる。
 自分のエクストラデッキから表側表示の「DD」Pモンスター1体を手札に加える。
 【モンスター効果】
 「DD魔導賢者トーマス」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分のPゾーンの「DD」カード1枚を対象として発動できる。
 そのカードを破壊し、デッキからレベル8の「DDD」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
 このターン、この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、
 相手が受ける戦闘ダメージは半分になる。

 [[ザ・ダーク・イリュージョン]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[最上級>最上級モンスター]][[ペンデュラムモンスター]]。~
 [[DD]][[ペンデュラムモンスター]]を[[エクストラデッキ]]から[[サルベージ]]する[[ペンデュラム効果]]、[[ペンデュラムゾーン]]の[[DD]]を[[破壊]]して[[レベル]]8の[[DDD]]を[[リクルート]]する[[起動効果]]を持つ。~

 [[ペンデュラム効果]]は[[DD]][[ペンデュラムモンスター]]を[[エクストラデッキ]]から[[サルベージ]]する[[効果]]。~
 [[サルベージ]]した[[モンスター]]を[[ペンデュラムゾーン]]に置けば、[[ペンデュラム効果]]の再利用や[[ペンデュラム召喚]]が可能になる。~
 [[ペンデュラム召喚]]を狙うのなら、[[ペンデュラムスケール]]に差のある[[《DD魔導賢者コペルニクス》]]・[[《DD魔導賢者ニュートン》]]辺りを回収すると良い。~
 展開の起点となる[[《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》]]、[[効果ダメージ]]を[[トリガー]]として[[特殊召喚]]でき、以降の[[効果ダメージ]]を0にできる[[《DDD反骨王レオニダス》]]も回収する価値が高い。~

 更に、[[新マスタールール]]以降は[[エクストラデッキ]]からの[[ペンデュラム召喚]]は[[リンク先]]に限定される事から、[[手札]]からの[[ペンデュラム召喚]]の価値が上がっている。~
 [[ペンデュラムスケール]]の準備が整っているのであれば、上記の[[モンスター]]に限らず状況に応じて様々な[[DD]]を回収し、戦略を広げられるか。~

 [[モンスター効果]]は[[ペンデュラムゾーン]]の[[DD]]を[[破壊]]して[[レベル]]8の[[DDD]]を[[リクルート]]する[[効果]]。~
 [[モンスター効果]]が[[無効]]になる上に[[守備表示]]での[[特殊召喚]]になるが、[[レベル]]8が2体揃うので[[《DDD双暁王カリ・ユガ》]]の[[エクシーズ召喚]]が可能になる。~
 [[フィールド]]へ出すのは[[《DDスワラル・スライム》]]で[[手札]]から出すのが最も簡単である。~
 [[ペンデュラムスケール]]10の[[《DD魔導賢者ニュートン》]]などを用いた[[ペンデュラム召喚]]、[[《ペンデュラム・リボーン》]]などを使う手もある。~
 [[《GO−DDD神零王ゼロゴッド・レイジ》]]と相性が良く、あちらの[[ペンデュラム効果]]で[[リリース]]なしで[[召喚]]し、あちらを[[破壊]]することで[[効果]]に繋げられる。~

 類似する[[モンスター効果]]を持つ[[DD]]としては[[《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》]]もある。~
 [[墓地]]から[[レベル]]8[[DDD]]を[[蘇生]]させれば同等以上のことができ、[[効果]]も[[無効]]にならない。~
 [[効果]]の即効性で言えば[[墓地]]の下準備が必要ないこの[[カード]]が勝るが、[[《DDD双暁王カリ・ユガ》]]との[[シナジー]]はあちらが勝る。~
 こちらは[[DDD]]ではないため[[エクシーズ素材]]に[[レベル]]8[[DDD]]2体を要求する[[《DDD超死偉王ダークネス・ヘル・アーマゲドン》]]の素材に使用できない。~
 [[同名カード]]を[[リクルート]]できないので、両者を併用する形になる。~

-[[リクルート]]した[[モンスター]]に課される[[無効]]化は[[特殊召喚]]した[[ターン]]のみで、次の[[ターン]]からは[[モンスター効果]]も有効になる。~
[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]に[[無効]]化の制限がある[[カード]]は多いが、[[無効]]化に期限があるものは珍しい。~

-アニメで対として使用された[[《DD魔導賢者ニコラ》]]を考えると、モチーフは「トーマス・アルバ・エジソン」か。~
「発明王」の異名を持つ発明家であり、優れた起業家としても知られる。~
この[[カード]]の[[イラスト]]は、彼の代表的な功績である白熱電球と蓄音機をイメージしているのだろう。~

--白熱電球や発電機等多くの物を発明したが、一方で電話機等既存の物を改良したものも多い。~
[[ペンデュラム効果]]と[[モンスター効果]]共に下準備を必要としている点は、彼のそういった面を反映させているのかもしれない。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vの「零児vsロジェ」戦で零児が使用。~
[[《DD魔導賢者ニコラ》]]と共に[[ペンデュラムゾーン]]に置かれ、自身の[[ペンデュラム効果]]で[[《DDD極智王カオス・アポカリプス》]]を[[エクストラデッキ]]から[[サルベージ]]した直後に[[ペンデュラム召喚]]した。~
[[《DD魔導賢者ニコラ》]]と共に[[ペンデュラムゾーン]]に置かれ、[[《DDD極智王カオス・アポカリプス》]]を[[エクストラデッキ]]から[[ペンデュラム召喚]]した。~
さらに、2人目のロジェが[[デュエル]]に乱入してきた後に、自身の[[ペンデュラム効果]]で[[《DDD極智王カオス・アポカリプス》]]を[[エクストラデッキ]]から[[サルベージ]]した。~
次のロジェの[[ターン]]には[[《DDD極智王カオス・アポカリプス》]]の[[効果]]で[[破壊]]されるも、[[《DD魔導賢者ニコラ》]]の[[効果]]で再び[[ペンデュラムゾーン]]に置かれた。~

--アニメでの[[レアリティ]]は[[スーパーレア>Super]]で、[[ペンデュラム効果]]の[[1ターンに1度]]の制限は自身だけであり、[[DD]]の指定がなかった。~
一方で、[[モンスター効果]]は完全に[[OCG]]版と同じである。~

-コナミのゲーム作品において―~
『デュエルリンクス』では、[[【DD】]]の展開力と安定性を抑えるべく2022/6/28にLIMIT1に指定された。~
2024/3/8からは[[【DD】]]が現環境で許容できる強さと判断されたのか、構築の自由度を上げるべくLIMIT2に制限緩和され、続く2024/4/23からは完全にリミット解除された。~

**関連カード [#card]
-[[DD]]
-[[DDD]]

−類似[[ペンデュラム効果]]
-[[《DDD運命王ゼロ・ラプラス》]]

***[[モンスター効果]]で[[リクルート]]できる[[レベル]]8の[[DDD]] [#list]
//トーマスはDDDじゃないから最初から候補にない
//#taglist(DDD^通常モンスター^星8)
#taglist(DDD^効果モンスター^星8-儀式モンスター-融合モンスター-シンクロモンスター-特殊召喚モンスター-特殊召喚不可-正規の方法以外での特殊召喚不可-リクルート不可)

//―《DD魔導賢者トーマス》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【DD】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ザ・ダーク・イリュージョン]] TDIL-JP010 &size(10){[[Rare]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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