*《ソウルテイカー/Soul Taker》 [#top] 通常魔法 (1):相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 その相手の表側表示モンスターを破壊する。 その後、相手は1000LP回復する。 [[LIMITED EDITION 5>LIMITED EDITION#LE5]]で登場した[[通常魔法]]。~ [[対象にしたモンスター>対象をとる(指定する)効果]]1体を[[破壊]]し、[[相手]]の[[ライフ回復]]を行う[[効果]]を持つ。~ 登場当時は貴重な[[除去]][[カード]]であり、後述するように類似[[カード]]の規制が厳しかった時期は[[相互互換]]として注目された。~ しかし、現在は[[対象をとらず>対象をとる(指定する)効果]][[全体除去]]が行える[[《ブラック・ホール》]]が[[無制限カード]]、[[《サンダー・ボルト》]]が[[準制限カード]]であるため、あえてこちらを優先する意義は乏しい。~ 前者と比べ、[[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]を巻き込まない点は明確な優位点だが、[[通常魔法]]での[[モンスター除去]]が必要な局面では[[除去]]可能な数が多い方が優先されるケースが多い。~ そもそも現[[環境]]では高速化により[[通常魔法]]での[[除去]]自体が軽んじられがちで、また[[耐性]]が強固になっており[[対象]]を取る[[破壊]]の頼りなさも目立つ。~ [[《ミラクル・フリッパー》]]を活用したり、[[《超魔神イド》]]を[[送りつけ]]たり[[《威光魔人》]]等を維持して[[ロック]]をかける[[デッキ]]であれば、[[《ブラック・ホール》]]より優先して採用する意義はある。~ これらの[[モンスター]]を巻き込まず、邪魔な[[モンスター]]だけを選択して[[破壊]]できる。~ ささやかながら、[[破壊]]と[[回復]]が同時でないため、[[破壊された]]時を[[トリガー]]とする一部の[[任意効果]]の[[タイミングを逃す]]ことができるという利点もある。~ 1000[[ライフ回復]]については、良くも悪くも些末な問題である。~ [[【シモッチバーン】]]や[[《活路への希望》]]を使う[[特殊勝利]][[デッキ]]等では[[メリット]]になるため、むしろ現在ではこの部分こそがこの[[カード]]に採用理由を残している面すらある。~ ただ、この用途でも[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]しか[[除去]]できない代わりに[[対象]]を取らず、[[回復]]量も基本的に多くなる[[《サイコ・イレイザー》]]の方が優先されやすい。~ // しかしそれでも、使い勝手の良い[[《強制脱出装置》]]が存在するため、こちらを優先して良いかは考えどころ。~ // 即効性がある点でこちらにも分はあるが、昨今の[[環境]]の高速化を考えると[[《強制脱出装置》]]にしておいた方が無難である。~ //魔法カードと罠カードじゃ比較できないし、そもそも高速化を考えれば寧ろ引いてすぐ使える魔法カードのこちらに分がある -[[効果処理時]]に、[[対象]]の[[モンスター]]が[[裏側守備表示]]になっていると[[破壊]]できず[[不発]]となる。~ よって、この[[カード]]を[[発動]]された場合[[《月の書》]]を[[チェーン]]するなどすれば[[除去]]を回避できる。 -[[07/09/01>禁止・制限カード/2007年9月1日]]に[[《地砕き》]]と[[《地割れ》]]が制限指定され、[[【除去ガジェット】]]での[[単体除去]]として注目された事がある。~ [[破壊耐性>破壊されない]]や[[対象]]をとる[[カード]]に対する[[耐性]]が少なかった当時、[[ライフ]]1000の献上で[[破壊]][[対象]]を指定できるこの[[カード]]は互換[[カード]]の中でも優秀であった。~ しかし当時は[[絶版]]であり、[[ストラクチャーデッキ−アンデットワールド−]]にて再録されるまで入手が難しかった。~ さらに入手が容易になった後には両[[カード]]が[[制限解除]]されたため、一般的な[[単体除去]]としての優先順位はかなり下がってしまった。~ やがて[[《地砕き》]]すら採用から遠ざかっていくこととなり、あとは前述の通りである。~ -原作・アニメにおいて―~ 「バトルシティ編」の「闇遊戯vs闇マリク」戦にて遊戯が使用。~ [[《神・スライム》]]を対象にし、[[《オベリスクの巨神兵》]]の最上級[[効果]]「ゴッド・ハンド・インパクト」の[[生け贄]]にさせた。~ --原作では、「[[相手]]の[[ライフ]]を1000[[回復]]させる代わりに、[[相手]]の[[モンスター]]1体を[[生け贄]]にできる」という[[効果]]だった。~ 言わば[[OCG]]における[[《クロス・ソウル》]]の[[相互互換]][[カード]]であった。~ //アニメでは、原作との辻褄合わせのため[[速攻魔法]]となっていた。~ //アニメでの登場の方がOCGより先 --[[ライフ]]1000[[回復]]はマリクの[[《ラーの翼神竜》]]の[[攻撃力]]を上げるための辻褄合わせなのだろう。~ [[ライフ回復]]がなければ[[攻撃力]]は3899となり、[[《オベリスクの巨神兵》]]を倒せなかったためである。~ --アニメ版DMで、戦いの儀の前に海馬が遊戯に差し出したジュラルミンケースの中に入っていた[[カード]]の1枚に確認できる。~ なお、この時[[速攻魔法]]の[[アイコン>効果アイコン]]は無かった。~ //-コナミのゲーム作品において―~ **関連カード [#card] -[[《地砕き》]] -[[《地割れ》]] -[[《死者への供物》]] -[[《死者への手向け》]] -[[《ブラック・コア》]] -[[《最古式念導》]] **このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] -[[【シモッチバーン】]] **収録パック等 [#pack] -[[LIMITED EDITION 5>LIMITED EDITION#LE5]] LE5-003 &size(10){[[Ultra]]}; -[[ストラクチャーデッキ−アンデットワールド−]] SD15-JP019 -[[決闘王の記憶−決闘都市編−]] 15AY-JPB25 -[[スピードスタートデッキ シンクロ編>プロモカード#JF19]] SSD2-JP013 -[[デュエルロワイヤル デッキセットEX]] DR01-JPA20 **FAQ [#faq] Q:[[モンスター]]の[[破壊]]と[[ライフ回復]]は同時ですか、それとも順番にですか?~ A:[[破壊]]した後に[[ライフ回復]]を行うので、同時ではありません。(08/09/16) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《ソウルテイカー》,魔法,通常魔法,);