*《ホワイト・ホール/White Hole》 [#top] 通常罠 相手が「ブラック・ホール」を発動した時に発動する事ができる。 自分フィールド上に存在するモンスターは、その「ブラック・ホール」の効果では破壊されない。 //テキストはTP15 (2010/10より配布) を参照 [[BOOSTER4]]で登場した[[通常罠]]。~ [[相手]]の[[《ブラック・ホール》]]から[[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]だけを守る[[効果]]を持つ。~ [[自分]]の[[《ブラック・ホール》]]に対しては使えないため、この[[カード]]とセットで擬似[[《サンダー・ボルト》]]として使う、といったことはできない。~ また[[相手]]が「[[自分]]の[[モンスター]]を[[破壊]]する」ために[[《ブラック・ホール》]]を[[発動]]する場合、この[[カード]]では全く対処できない。~ 一方で、[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]がいない状況では[[《ブラック・ホール》]]の[[発動]]自体を[[無効]]にするのと同義であり、この[[カード]]である必要性がない。~ ピンポイントなわりにこの[[カード]]でしかできない事が少なく、素直により[[汎用性]]が高い[[《スターライト・ロード》]]や[[《我が身を盾に》]]、あるいは[[効果の発動]]を[[無効]]にする[[カウンター罠]]等を採用した方が良い。~ 実際[[《ブラック・ホール》]]が[[無制限カード]]となってもこの[[カード]]は活躍しておらず、[[《サンダー・ボルト》]]の[[禁止>禁止カード]]が解除されている以上、このカードの立場は一層厳しいと言わざるを得ない。~ -[[ホール]][[通常罠]]であるため、[[《トリオンの蟲惑魔》]]での[[サーチ]]等、[[蟲惑魔]]によるサポートを受けることができる。~ しかし肝心の[[蟲惑魔]]は''[[ホール]][[通常罠]]の[[効果を受けない]]''ため、大抵の場合はこの[[カード]]で守ることができずに[[破壊]]されてしまう。~ 一応[[《フレシアの蟲惑魔》]]であれば[[モンスター効果]]として[[発動]]するため、[[蟲惑魔]]も守ることが出来る。~ そもそも[[《フレシアの蟲惑魔》]]自体に[[蟲惑魔]]に[[耐性]]を与える[[効果]]があることも考えると、他の[[罠カード]]を押し退けてまでこの[[カード]]を採用する意義はないだろう。~ -長らく[[禁止カード]]だった[[《ブラック・ホール》]]が[[10/09/01>禁止・制限カード/2010年9月1日]]で[[制限復帰]]しため、「存在意義のないカード」の汚名は返上された。~ また、これに合わせるように[[トーナメントパック2010 Vol.3]]にて再録されている。~ だが、上記にある性能面の問題は何一つ解決していない。 --現在では肝心の[[《ブラック・ホール》]]の方さえも、[[18/01/01>リミットレギュレーション/2018年1月1日]]での[[制限解除]]に見られるように[[環境]]での凋落は著しい。~ 「[[メタ]]対象が0〜1枚から最大3枚に増えたからといって[[メタカード]]の価値が上がるわけではない」という[[OCG]][[環境]]上の実相の1つを表す[[カード]]とも言える。~ -公式サイトのワンプッシュ投票に「[[ブラック・ホール>《ブラック・ホール》]]に対策するならどっち?」の回があるが、選択肢が[[《スターライト・ロード》]]と[[機皇帝]]になっている。~ 専用対策であるこの[[カード]]の立場がまるでない。~ -「ホワイトホール」とは、全てを吸い込む「[[ブラックホール>《ブラック・ホール》]]」の対として、全てを吐き出す性質を持った天体だとされる。~ SFなどでは、「[[ブラックホール>《ブラック・ホール》]]に吸い込まれた物体の出口」として用いられる事も多い。~ 天文学において、理論上存在が確実視されていて実際に観測された[[ブラックホール>《ブラック・ホール》]]とは違い、数学的解釈により想像された架空の天体に過ぎず、現実には存在しないとする説が多く支持されている。~ アニメGXでは、破滅の光の波動が噴出された元としてこの名前が挙げられているが、関係があるかは不明。~ //-原作・アニメにおいて―~ //アニメGXにて、この[[カード]]自体は登場していないが、宇宙の果てにあるホワイト・ホールからGXの物語に大きく関わる「光の波動」が噴出されている、とペガサスによって説明された。 **関連カード [#card] -[[ホール]] -[[《ブラック・ホール》]] -[[《ワーム・ホール》]] ―特定[[カード]]への[[メタカード]]~ -[[《ウェザー・レポート》]] -[[《壺魔人》]] -[[《壺盗み》]] -[[《グリフォンの翼》]] -[[《墓場からの呼び声》]] -[[《避雷針》]] //[[《ホワイト・ホール》]] -《ホワイト・ホール》 -[[《闇からの呼び声》]] ―《ホワイト・ホール》が見られる[[カード]] -[[《オールド・マインド》]] //**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] //-[[【】]] **収録パック等 [#pack] -[[BOOSTER4]] -[[Booster R2]] B2-48 -[[Booster Chronicle]] BC-43 -[[トーナメントパック2010 Vol.3]] TP15-JP012 **FAQ [#faq] Q:[[自分]][[フィールド]]に[[《E・HERO ワイルドマン》]]、[[《サファイアドラゴン》]]、[[《アトラの蟲惑魔》]]が[[表側表示]]で存在している時に[[相手]]の[[《ブラック・ホール》]]の[[発動]]に[[チェーン]]してこの[[カード]]を[[発動]]した時、どの[[モンスター]]が[[《ブラック・ホール》]]の[[効果]]で[[破壊]]されますか?~ A:その場合ですと[[《E・HERO ワイルドマン》]]、[[《アトラの蟲惑魔》]]が[[破壊]]され、[[《サファイアドラゴン》]]は[[破壊]]されません。(13/04/25) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《ホワイト・ホール》,罠,通常罠,ホール);