*《マジックカード「&ruby(ししゃそせい){死者蘇生};」》 [#top]
 速攻魔法
 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
 (1):自分か相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
 このターン、この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、その効果は発動できない。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[Vジャンプ(2024年3月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2024]]で登場した[[速攻魔法]]。~
 [[フリーチェーン]]で[[お互い]]の[[墓地]]から[[モンスター]]を[[蘇生]]する[[効果]]を持つ。~

 [[蘇生]]範囲は[[《死者蘇生》]]と同じだが、こちらは自由なタイミングで[[発動]]できる代わりに[[攻撃]]と[[効果の発動]]を行えない。~
 次の[[ターン]]になれば[[攻撃]]や[[効果の発動]]の制限もなくなるため、それを行いたい場合には[[相手]][[エンドフェイズ]]に[[蘇生]]するとよい。~
 [[メインフェイズ]]の[[蘇生]]手段としてはあちらのほうが使い勝手が良いものの、[[フリーチェーン]]であることを活かした様々な運用が可能。~
 例としては以下のようなものが考えられる。~
-[[永続効果]]持ちを[[蘇生]]することによる[[制圧]]。
-[[墓地]]を[[対象にとる効果>対象をとる(指定する)効果]]による妨害([[《墓穴の指名者》]]、[[ビーステッド]]等)の[[対象]]を[[蘇生]]することで回避。
-[[相手]]の[[対象をとる>対象をとる(指定する)効果]][[蘇生]]に[[チェーン]]して[[蘇生]]先を奪い[[不発]]にする。
-[[墓地]][[効果]]を[[発動]]前の移動で回避する。([[《D.D.クロウ》]]参照)
-[[相手]]が[[モンスター]]を[[墓地送り>墓地へ送る]][[コスト]]として[[効果]]を[[発動]]した時、それに[[チェーン]]してその[[モンスター]]を[[墓地]]から移動させることで[[墓地へ送られた]]時の[[効果]]の[[発動]]を阻止する。([[《D.D.クロウ》]]参照)

 [[デメリット]][[効果]]も[[発動]]しないため、例えば[[《オベリスクの巨神兵》]]・[[《オシリスの天空竜》]]等を[[蘇生]]すれば[[自壊]]させずに次の[[ターン]]までは維持できる。~
 また、[[フィールド]]を[[離れた>離れる]]後に[[発動]]する[[効果]]は「この[[効果]]で[[特殊召喚]]された」の条件から外れるので、[[墓地へ送られた]]場合の[[効果]]を持つ[[モンスター]]を[[蘇生]]して[[壁]]にすれば、たとえ[[破壊]]されても[[ディスアドバンテージ]]を補える。~
 一方で、この点は[[相手]]の[[墓地]]で[[発動]]する[[効果モンスター]]を奪った場合には再[[発動]]されることにも繋がる点には注意。~
 阻止したい[[墓地]][[効果]]の妨害で[[蘇生]]しても、その場合は素材等での処理もしづらく扱いを持て余しかねない。~

 この[[カード]]と同等の[[効果]]を持つものに[[《奇跡の蘇生》]]があるが、あちらは[[蘇生]]した[[モンスター]]に制限がかからないぶん、[[発動条件]]が[[チェーン]]4以降と厳しい。~
 そのため単純に[[制限カード]]である[[《死者蘇生》]]の2枚目以降として採用するならこちらに軍配が上がる。~
 ただし両者ともあくまで[[《死者蘇生》]]とは別[[カード]]のためあちらの専用サポートは受けられず、[[【ラーの翼神竜】]]のような主軸に据えた[[デッキ]]では2枚目の役割は担えない。~
// 素材用に[[蘇生]]する[[通常魔法]]なら他にも選択肢は多いこともあり、やはり[[速攻魔法]]かつ[[相手]]も選べる点を狙っての採用となるだろう。~
//ここまで条件の緩いものはほぼない。

-原作・アニメにおいて―~
原作において「バトルシティ編」以降[[魔法カード]]は「&ruby(マジック){魔法};カード」と呼称されており、「マジックカード○○を[[発動]]!」という台詞は数多く見られる。~
また、[[魔法カード]]は一部を除けば任意のタイミングで[[発動]]できる[[フリーチェーン]][[カード]]であり、それ故に[[《死者蘇生》]]も[[バトルフェイズ]]や[[相手]][[ターン]]で使用されるシーンも散見された。~
[[カード名]]と[[速攻魔法]]に設定された点はこれらを意識したのだろう。~

--[[イラスト]]の直接のモチーフは、「闇遊戯vsパンドラ」戦で両者が同時に[[《死者蘇生》]]を[[発動]]して自身の[[墓地]]に存在する[[《ブラック・マジシャン》]]を[[蘇生]]したシーンだろうか。~
このシーンは原作では見開きで、ページ右側に闇遊戯、左側にパンドラが配置されており、数ある[[《死者蘇生》]]の使用シーンの中でも特に印象的な場面である。~
[[《死者所生》]]の[[イラスト]]も同じシーンをモチーフにしていると思われ、OCGルールだと両者が[[発動]]すると後出し側が[[相手]]の[[蘇生]]を妨害できてしまうのもあちらと同じである。~

---[[イラスト]]には闇遊戯側の[[《ブラック・マジシャン》]]のみが描かれている。

---この場面では追撃が行われず、[[蘇生]]させたのが[[《ブラック・マジシャン》]]であるため、[[モンスター効果の発動]]もなかった。~
[[蘇生]]させた[[ターン]]に[[攻撃]]と[[モンスター効果の発動]]ができないという制約は、その事を基にカードパワーを調整した結果と思われる。~

//--アニメ版「闘いの儀」では、最後の[[《死者蘇生》]]が[[OCG]]と同様[[通常魔法]]として[[発動]]する形になるように構成が変更されていた。~
//[[バトルフェイズ]]後であるため、[[メインフェイズ2>メインフェイズ#M2]]での[[発動]]となっており、仮に[[《オシリスの天空竜》]]を[[蘇生]]できていたとしても、[[攻撃]]できず[[自壊]]するだけという不自然な行動になっていた。~
//この[[カード]]であれば、アニメ版のタイミングで[[発動]]しても[[《オシリスの天空竜》]]を[[壁]]にすることができる他、[[攻撃]]もできなくなるので。~
//イラストにオシリス居ないし、流石にこれは意識されてないんじゃないかな。
//イラストだけで名前や効果は直接的に関係ない死者蘇生の原作風リメイクでしかないし、「死者蘇生の原作効果に関連する事案」は関連性あると言っていいんじゃない?
//私もこれはこじつけに近い記述だと思います

//-コナミのゲーム作品において―~

//-その他の商品展開―~

**関連カード [#card]

-[[《奇跡の蘇生》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《ブラック・マジシャン》]]
-[[《死者蘇生》]]

―原作・アニメにおける[[カードの種類]]が[[カード名]]に含まれる[[カード]]
-[[&ruby(マジック){魔法};カード>魔法カード]]
--《マジックカード「死者蘇生」》
--[[《マジックカード「クロス・ソウル」》]]
-[[ウイルス]]
-[[アクションマジック>魔法カード]]
--[[《アクションマジック−フルターン》]]
--[[《アクションマジック−ダブル・バンキング》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vジャンプ(2024年3月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2024]] VJMP-JP250 &size(10){[[Ultra]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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