*スペルスピード/Spell Speed [#top] 「スペルスピード」とは[[カードの効果]]スピードのことです。~ これは[[チェーン]]に関係していて、[[発動]]した[[カード]]よりも対応する[[カード]]のスペルスピードが遅いと基本的に[[チェーン]][[発動]]することはできません。~ **スペルスピードの一覧 [#list] [[魔法や罠>魔法・罠カード]]、[[効果モンスター]]の[[効果]]にはスピードが設定されています。~ スペルスピードは１から３まで存在し、対応する[[カード]]以上のスピードがないと[[チェーン]][[発動]]する事ができないので注意してください。~ -スペルスピード１ --[[通常魔法]] --[[装備魔法]] --[[フィールド魔法]] --[[儀式魔法]] --[[永続魔法]] --[[効果モンスター]] -~ スペルスピードの中では一番遅く、ほかのどの[[発動]]に対しても自発的に[[チェーン]][[発動]]ができない[[カード]]です。~ そのため、基本的には[[チェーン]]２以上になる事はありません。~ -スペルスピード２ --[[速攻魔法]] --[[通常罠]] --[[永続罠]] --[[効果モンスター]]（[[誘発即時効果]]） -~ スペルスピード１とスペルスピード２に対して[[チェーン]]が可能なグループです。~ タイミングを選ばずに[[発動]]できる[[カード]]や[[相手]][[ターン]]でも[[発動]]できる[[カード]]等が当てはまります。~ -スペルスピード３ --[[カウンター罠]] -~ どのスピードに対しても[[チェーン]]可能なもっともスペルスピードが速い[[カード]]です。~ これに対応できるのは同じスペルスピード３のものだけです。~ （公式ルールブック マスタールール３対応 バージョン 1.0より引用） ---- -スペルスピード１の[[効果モンスター]]とは[[起動効果]]・[[誘発効果]]のこと。~ --[[分類されない効果]]と[[永続効果]]は[[チェーンブロック]]を作らないため、スペルスピードは存在しないと考えてよい。~ //-同じ[[カード]]に複数の[[効果]]がある場合でも、必ずしも全てが同じスペルスピードになるわけではない。 //--例として[[《機皇帝ワイゼル∞》]]は、[[テキスト]]の上から順に、[[誘発効果]]（スペルスピード１）、[[起動効果]]（スペルスピード１）、[[永続効果]]（スペルスピードなし）、[[誘発即時効果]]（スペルスピード２）を持ち、[[《機皇帝ワイゼル∞》]]という[[効果モンスター]]自体が単一のスペルスピードを持っているわけではない。~ -[[速攻魔法]]でない[[魔法カード]]は、[[カードの発動]]だけでなく[[効果の発動]]もスペルスピード１である。~ --なお、間違えやすいが「[[速攻魔法]]の[[墓地]]で[[発動]]する[[効果]]」のスペルスピードは２ではなく１である。~ --[[《虹の古代都市−レインボー・ルイン》]]のように、スペルスピード２で[[効果の発動]]を行う[[永続カード]]も存在する。~ -[[速攻魔法]]でない[[魔法カード]]は、原則として[[カードの発動]]だけでなく[[効果の発動]]もスペルスピード１である。~ --ただし[[《虹の古代都市−レインボー・ルイン》]]の「●３枚以上」の[[効果]]の様に、スペルスピード２で[[効果の発動]]を行う[[永続カード]]も一部に存在する。~ -[[速攻魔法]]は[[フィールド]]で使用する[[効果]]はスペルスピード２だが、[[墓地]]で[[発動]]する[[効果]]はスペルスピード１である。~ 同様に、[[カウンター罠]]は[[フィールド]]で使用する[[効果]]はスペルスピード３だが、[[墓地]]で[[発動]]する[[効果]]はスペルスピード２である。~ --前者に関しては勘違いを防ぐためか、[[テキスト]]上で「[[自分]][[メインフェイズ]]に」という語句が追加される様になった。~ 後者に関しては[[テキスト]]上で区分できる言葉が無いため、間違えない様に注意。~ -同じタイミングで複数の[[誘発効果]]（および[[永続カード]]の[[チェーンブロック]]を作る[[効果]]）が重なる場合は[[チェーン]]を組んで処理をする。→[[同時に複数のカードが発動した場合]]~ -また、基本的に自身よりスペルスピードが大きい[[効果]]に対しては[[チェーン]]することができないが、[[同時に複数のカードが発動した場合]]の場合のみ、スペルスピードが一時的に無視されることがある。~ ただしその場合でも、スペルスピード３の[[カード]]に対しては[[チェーン]][[発動]]ができない。~ --[[《追い剥ぎゴブリン》]]（[[強制>強制効果]]の[[誘発効果]]に似た[[効果]]を持つ[[罠カード]]、スペルスピード２）の[[コントローラー]]が[[《首領・ザルーグ》]]（[[任意>任意効果]][[誘発効果]]、スペルスピード１）で[[相手]][[ライフ>ライフポイント]]に[[戦闘ダメージ]]を与えた場合、[[チェーン]]１：[[《追い剥ぎゴブリン》]]→[[チェーン]]２：[[《首領・ザルーグ》]]の順で[[チェーン]]を組む。~ --[[《カゲトカゲ》]]・[[《イリュージョン・スナッチ》]]・[[《バトルフェーダー》]]・[[機皇帝]]などの[[手札誘発]]は本来はスペルスピード１の[[誘発効果]]であるが、[[手札]]が[[非公開情報]]であることからスペルスピード２の[[効果]]と同様に[[チェーン]]を組む（詳細は[[手札誘発]]を参照）。~ -「SS」（'''''S''pell ''S''peed'''）と略される場合もあるが、[[特殊召喚]]も「SS」（'''''S''pecial ''S''ummon'''）と略される場合があるので注意。~ //-原作・アニメにおいて―~ **関連リンク [#link] -[[チェーン]] -[[公式用語集]] -[[公式ルールブック:https://www.yugioh-card.com/japan/howto/#rule_book]]