下位互換
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*下位互換 [#top] 「下位」とは低い順位のことで、「互換」とは互いに取り替えがきくことである。~ 「下位互換」とは互いに役割を同じにして(取り替えが利きながら)明らかに一方が劣る場合を言う。~ また、その逆を[[上位互換]]と言う。~ -本来の意味での下位互換とは、従来の製品や仕様が上位に位置する製品・仕様の機能やデータを扱えることを指す。~ しかし、ゲーム業界ではこの記事のように逆の意味で誤用される事が多く、それが定着してしまっているのが現状である。~ -[[カード]]を比較して評価する際に使われる用語である。~ 同じ[[召喚条件]]・[[発動条件]]でありながら、[[ステータス]]([[攻>攻撃力]][[守>守備力]])や[[効果]]が劣る場合、もしくは[[ステータス]]や[[効果]]が同じなのに[[召喚条件]]や[[発動条件]]が厳しくなっている場合に使われる。~ 尺度を用いて比較できる要素が全ての点において特定の[[カード]]より劣っている場合は「完全下位互換」と呼ばれる。~ -他の[[カード]]との兼ね合いもあって、下位互換の方が[[上位互換]]より勝る局面も存在する。~ 上位・下位の関係は絶対的なものでなく、「単体での扱いやすさ」という一つの方向から見たものでしかない。~ [[ステータス]]が低かったり、[[デメリット]]が付いていたりしたために特定の[[カード]]の恩恵を受けるなど、下位互換の方が[[デッキ]]に組み込みやすい場合もある。~ -一般的には、2つの[[カード]]を比較して、一方の[[メリット]]がわずかしかない場合に使用されることが多い。~ 特に近年の[[モンスターカード]]は[[モンスター効果]]が重視されるため、数値的には多少勝っている側が、似て非なる[[効果]]や[[デメリット]]の差で下位互換扱いされてしまう場合もある。~ 双方の[[メリット]]が同じくらいあるならば[[相互互換]]と呼ばれる。~ -[[モンスター]]は、[[属性]]や[[種族]]など差別化できる要素が多いために、下位互換でも評価される場合もある。~ 例えば、[[攻撃力]]や[[守備力]]が低ければ[[戦闘]]で弱くなるが、[[《奈落の落とし穴》]]に引っ掛からなかったり、[[サーチャー]]・[[リクルーター]]の対象となったりする。~ [[《星に願いを》]]では数値が合っていることが重要であり、[[攻撃力]]や[[守備力]]の高低は無視される。~ また、[[種族]]や[[属性]]が違えば受けられる[[サポートカード]]も異なり、[[レベル]]が違えば出せる[[シンクロモンスター]]や[[エクシーズモンスター]]も変わる。~ [[通常モンスター]]等の[[効果]]を持たない[[モンスター]]も単体では[[効果モンスター]]に劣るが、一部の[[サポートカード]]の存在が長所となることもある。~ 更に、[[《死者蘇生》]]や[[コントロール奪取]]などで[[相手]]に使われる場合、上位互換の方が被害は大きくなる。~ このようなことが頻繁に起こるため、[[モンスター]]における完全下位互換はほぼ存在しないと言って良い。~ --しかし、それらの要素を加味しても、使い道や利点の少ない[[カード]]が一部に存在するのも事実である。~ 特に、初期に登場した[[通常モンスター]]などは[[効果]]を持たないだけでなく[[ステータス]]も低いため、現在の[[環境]]では使用に堪えないものが多い。~ その多くが[[絶版]]となっていることは、その証拠と言えるだろう。~ -[[魔法・罠カード]]には、[[効果]]や[[発動条件]]、[[カードの種類]]くらいしか違いを生み出す要素がないため、下位互換が勝る局面は少ない。~ 他にも、以下のような[[カード]]の存在から、厳密な意味での完全な下位互換は存在しない。~ //--[[《マインドクラッシュ》]]等の回避 --[[《撲滅の使徒》]]への対策、または併用 --[[《エクスチェンジ》]]で[[相手]]に渡った時のため --[[《禁止令》]]や[[《夜霧のスナイパー》]]への対策として指定されにくい[[カード]]を選ぶ -下位互換が採用される理由としては以下のようなものがある。~ --数合わせなどにより、追加枚数が必要になる場合 --[[上位互換]]が高価な[[カード]]で、金銭的に余裕がない場合 --[[デッキ]]の他の採用[[カード]]と照らし合わせ、[[《スモール・ワールド》]]に対応する場合 -「似た[[効果]]だが、一方の[[カード]]よりも使いにくい」だけで下位互換とは呼ばない。~ 例えば[[《マスドライバー》]]と[[《キャノン・ソルジャー》]]の比較が挙げられ、この場合[[ダメージ]]効率は後者の方が良い。~ しかし、[[《マスドライバー》]]は[[魔法カード]]であるため[[召喚権]]を使わない等、他の[[カード]]との[[シナジー]]を考えずとも[[《キャノン・ソルジャー》]]に勝る点を持つので下位互換ではない。~ 特に、その[[《マスドライバー》]]が先に[[禁止カード]]入りしている([[《キャノン・ソルジャー》]]らも後に[[禁止カード]]となったが)点からも、[[カードの種類]]の違いが如何に大きく差を付けているかが良く分かる。~ -[[制限強化]]された[[カード]]の下位互換が、[[制限改訂]]後に登場することは珍しくない。~ 高い[[汎用性]]を持つ[[カード]]や特定の[[デッキ]]の[[キーカード]]であった場合、多少使い勝手が悪くなっても代役として使えるものは、パックの目玉になるからである。~ こういった[[カード]]は「調整版○○(○○には[[上位互換]][[カード]]の名前が入る)」と呼ばれる。~ --制限にもかからない[[カード]]の[[下位互換]]の場合は、「劣化版○○」と呼ばれる。~ -[[《ハーフorストップ》]]は、[[《攻撃の無力化》]]と[[《収縮》]]のどちらかを[[相手]]に選ばせるような[[効果]]を持っているが、基本的に「[[相手]]に[[効果]]を選ばせる」[[カード]]は実質的にそれぞれ単体の[[カード]]の下位互換的にしか働かない。~ たとえば、[[自分]]が[[ライフポイント]]1500の状態で[[相手]]の[[《青眼の白龍》]]の[[直接攻撃]]を受ける場合、この状況での[[《ハーフorストップ》]]は実質「[[相手]]の選択次第で[[無効]]化される[[デメリット]]のついた[[《攻撃の無力化》]]」でしかない。~ -原作・アニメにおいて―~ 漫画やアニメでは既に[[OCG]]で[[上位互換]]があるにもかかわらず、下位互換が多数登場している。~ [[OCG]]化の際に性能が強化されるものもあるが、[[ドローソース]][[カード]]等は更に弱体化したり[[縛り]]を増やされて[[OCG]]化されやすい。~ 無論、[[OCG]]ルールに照らした変換の水準でほぼそのまま[[カード]]化されるものも多い。~ **[[上位互換]]・下位互換例 [#card] 《[[上位互換]][[カード]]》⇒《下位互換[[カード]]》~ -[[禁止>禁止カード]]・[[制限>制限カード]]・[[準制限カード]]との比較例。~ //--[[《黒き森のウィッチ》]]⇒[[《ゴブリンゾンビ》]]・[[《バイオレット・ウィッチ》]]・[[《ボタニティ・ガール》]]・[[《墓守の召喚師》]] //エラッタされた為 //--[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]⇒[[《大地の騎士ガイアナイト》]] //エラッタされた為 --[[《フィッシュボーグ−ガンナー》]]⇒[[《フィッシュボーグ−ランチャー》]] //--[[《BF−疾風のゲイル》]]⇒[[《アーマード・ビー》]] --[[《大嵐》]]⇒[[《巨竜の羽ばたき》]] --[[《強奪》]]⇒[[《堕落》]]・[[《薔薇の刻印》]] --[[《強欲な壺》]]⇒[[《カオス・グリード》]]・[[《強欲で貪欲な壺》]]・[[《強欲で金満な壺》]]等 --[[《強引な番兵》]]⇒[[《押収》]] //⇒[[《ダスト・シュート》]] //魔法と罠では、比較できない --[[《サンダー・ボルト》]]⇒[[《ライトニング・ボルテックス》]]・[[《封魔一閃》]]・[[《滅びの爆裂疾風弾》]]等 --[[《死者蘇生》]]⇒[[《O−オーバーソウル》]]・[[《奇跡の蘇生》]]・[[《思い出のブランコ》]]等 --[[《増援》]]⇒[[《紫炎の狼煙》]] --[[《早すぎた埋葬》]]⇒[[《再融合》]]・[[《契約の履行》]]等 --[[《ハリケーン》]]⇒[[《局所的ハリケーン》]] //--[[《王宮の勅命》]]⇒[[《魔法封印の呪符》]] //墓地発動の差もありますし、維持条件が全く違うので… --[[《血の代償》]]⇒[[《決戦の火蓋》]]・[[《闘争本能》]] //--[[《破壊輪》]]⇒[[《破壊指輪》]]・[[《デストラクト・サークル−A》]] //エラッタされた為 -その他の比較例。~ --[[《アマゾネスの剣士》]]⇒[[《アマゾネスの格闘戦士》]] --[[《E−HERO マリシャス・エッジ》]]⇒[[《E・HERO エッジマン》]] --[[《異次元の女戦士》]]⇒[[《異次元の戦士》]] --[[《インフェルニティ・ガーディアン》]]⇒[[《リボーン・ゾンビ》]] --[[《ガガガキッド》]]⇒[[《ガガガクラーク》]] --[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]⇒[[《カオス・ソーサラー》]]⇒[[《天魔神 エンライズ》]] --[[《鬼岩城》]]⇒[[《ナチュル・ガオドレイク》]] --[[《巨大ネズミ》]]⇒[[《荒野の女戦士》]] --[[《キラー・スネーク》]]⇒[[《リターン・ゾンビ》]] --[[《剣闘獣サムニテ》]]⇒[[《剣闘獣ティゲル》]] --[[《サイバー・ドラゴン》]]⇒[[《バイス・ドラゴン》]] --[[《ジェスター・コンフィ》]]⇒[[《リード・バタフライ》]] --[[《ジェルエンデュオ》]]⇒[[《アルカナフォースVI−THE LOVERS》]] --[[《シャクトパス》]]⇒[[《手錠龍》]] --[[《神獣王バルバロス》]]⇒[[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]・[[《ギルフォード・ザ・ライトニング》]]・[[《モイスチャー星人》]] --[[《スクラップ・オルトロス》]]⇒[[《スクラップ・コング》]] --[[《素早いビッグハムスター》]]⇒[[《デスハムスター》]] --[[《スピア・ドラゴン》]]⇒[[《マッド・デーモン》]] --[[《スフィア・ボム 球体時限爆弾》]]⇒[[《瞬着ボマー》]] --[[《セイクリッド・レオニス》]]⇒[[《セイクリッド・ダバラン》]] --[[《D.D.クロウ》]]⇒[[《ロスト》]] --[[《ナイト・バタフライ・アサシン》]]⇒[[《覚醒の勇士 ガガギゴ》]] --[[《No.1 ゲート・オブ・ヌメロン−エーカム》]]⇒[[《No.2 ゲート・オブ・ヌメロン−ドゥヴェー》]][[《No.3 ゲート・オブ・ヌメロン−トゥリーニ》]][[《No.4 ゲート・オブ・ヌメロン−チャトゥヴァーリ》]] --[[《No.17 リバイス・ドラゴン》]]⇒[[《ラヴァルバル・イグニス》]] --[[《ネクロ・ガードナー》]]⇒[[《シールド・ウォリアー》]] --[[《ハネワタ》]]⇒[[《ピケルの魔法陣》]] --[[《番兵ゴーレム》]]⇒[[《ガーディアン・スタチュー》]] --[[《BF−月影のカルート》]]⇒[[《BF−蒼天のジェット》]]・[[《BF−極夜のダマスカス》]] --[[《魔導戦士 ブレイカー》]]⇒[[《ハンニバル・ネクロマンサー》]] --[[《マンジュ・ゴッド》]]⇒[[《センジュ・ゴッド》]]・[[《ソニックバード》]] --[[《黄泉ガエル》]]⇒[[《サクリファイス・ロータス》]] --[[《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−》]]⇒[[《ホルスのしもべ》]] --[[《異次元からの埋葬》]]⇒[[《奇跡の発掘》]] --[[《ご隠居の大釜》]]⇒[[《波動キャノン》]] --[[《ご隠居の猛毒薬》]]⇒[[《昼夜の大火事》]]⇒[[《火あぶりの刑》]]⇒[[《ファイヤー・ボール》]]⇒[[《雷鳴》]]⇒[[《火の粉》]] --[[《ご隠居の猛毒薬》]]⇒[[《治療の神 ディアン・ケト》]]⇒[[《天使の生き血》]]⇒[[《ゴブリンの秘薬》]]⇒[[《レッド・ポーション》]]⇒[[《ブルー・ポーション》]] --[[《心変わり》]]⇒[[《洗脳−ブレインコントロール》]]・[[《精神操作》]] --[[《サイクロン》]]⇒[[《一陣の風》]]・[[《トルネード》]]・[[《ツイスター》]] --[[《死者転生》]]⇒[[《死者の生還》]] --[[《魂の解放》]]⇒[[《墓掘りグール》]] --[[《団結の力》]]・[[《魔導師の力》]]⇒[[《伝説の剣》等>《伝説の剣》#card]] --[[《ネオスペース》]]⇒[[《コンタクト》]]([[コクーン]]関連において) --[[《破天荒な風》]]⇒[[《ナナナ》]] --[[《光の護封剣》]]⇒[[《悪夢の鉄檻》]] --[[《非常食》]]⇒[[《グリフォンの羽根帚》]] //--[[《フォトン・サンクチュアリ》]]⇒[[《迷える仔羊》]] //出すトークンの中身も重要な現在では相互水準かと --[[《ブラック・ホール》]]⇒[[《カオス・エンド》]] --[[《魔法効果の矢》]]⇒[[《魔力浄化》]]・[[《魔力終了宣告》]]・[[《アーマーブレイク》]] --[[《魔法石の採掘》]]⇒[[《魔法再生》]] --[[《妖刀竹光》]]・[[《真刀竹光》]]⇒[[《折れ竹光》]] --[[《威嚇する咆哮》]]・[[《和睦の使者》]]⇒[[《ヒーローバリア》]]⇒[[《ヒーロースピリッツ》]] --[[《強烈なはたき落とし》]]⇒[[《はたき落とし》]]⇒[[《墓場からの誘い》]] --[[《クロスカウンター》]]⇒[[《カウンターパンチ》]] --[[《くず鉄のかかし》]]⇒[[《ダブル・ディフェンダー》]] --[[《激流葬》]]⇒[[《大落とし穴》]] //--[[《最終突撃命令》]]⇒[[《レベル制限A地区》]] --[[《次元幽閉》]]⇒[[《炸裂装甲》]] --[[《シフトチェンジ》]]⇒[[《地縛霊の誘い》]] --[[《昇天の角笛》]]⇒[[《ライト・バニッシュ》]] --[[《聖なるバリア −ミラーフォース−》]]⇒[[《閃光のバリア −シャイニング・フォース−》]]・[[《細胞爆破ウイルス》]]・[[《フロッグ・バリア》]]等 --[[《戦線復帰》]]⇒[[《ロスト・スター・ディセント》]] --[[《立ちはだかる強敵》]]⇒[[《挑発》]]・[[《アース・グラビティ》]] --[[《連鎖除外》]]・[[《断絶の落とし穴》]]⇒[[《ねずみ取り》]] --[[《転生の予言》]]⇒[[《希望の光》]] --[[《ドレインシールド》]]⇒[[《体力増強剤スーパーZ》]]・[[《ホーリージャベリン》]] --[[《八式対魔法多重結界》]]⇒[[《フォースフィールド》]] --[[《ギャクタン》]]⇒[[《盗賊の七つ道具》]] //--[[《魔法の筒》]]⇒[[《ディメンション・ウォール》]] --[[《妖精の風》]]⇒[[《スクラップ・クラッシュ》]] --[[《リビングデッドの呼び声》]]⇒[[《正統なる血統》]]・[[《エンジェル・リフト》]]等~ **関連リンク [#link] -[[上位互換]] -[[相互互換]] -[[下位種]] -[[用語集]]
*下位互換 [#top] 「下位」とは低い順位のことで、「互換」とは互いに取り替えがきくことである。~ 「下位互換」とは互いに役割を同じにして(取り替えが利きながら)明らかに一方が劣る場合を言う。~ また、その逆を[[上位互換]]と言う。~ -本来の意味での下位互換とは、従来の製品や仕様が上位に位置する製品・仕様の機能やデータを扱えることを指す。~ しかし、ゲーム業界ではこの記事のように逆の意味で誤用される事が多く、それが定着してしまっているのが現状である。~ -[[カード]]を比較して評価する際に使われる用語である。~ 同じ[[召喚条件]]・[[発動条件]]でありながら、[[ステータス]]([[攻>攻撃力]][[守>守備力]])や[[効果]]が劣る場合、もしくは[[ステータス]]や[[効果]]が同じなのに[[召喚条件]]や[[発動条件]]が厳しくなっている場合に使われる。~ 尺度を用いて比較できる要素が全ての点において特定の[[カード]]より劣っている場合は「完全下位互換」と呼ばれる。~ -他の[[カード]]との兼ね合いもあって、下位互換の方が[[上位互換]]より勝る局面も存在する。~ 上位・下位の関係は絶対的なものでなく、「単体での扱いやすさ」という一つの方向から見たものでしかない。~ [[ステータス]]が低かったり、[[デメリット]]が付いていたりしたために特定の[[カード]]の恩恵を受けるなど、下位互換の方が[[デッキ]]に組み込みやすい場合もある。~ -一般的には、2つの[[カード]]を比較して、一方の[[メリット]]がわずかしかない場合に使用されることが多い。~ 特に近年の[[モンスターカード]]は[[モンスター効果]]が重視されるため、数値的には多少勝っている側が、似て非なる[[効果]]や[[デメリット]]の差で下位互換扱いされてしまう場合もある。~ 双方の[[メリット]]が同じくらいあるならば[[相互互換]]と呼ばれる。~ -[[モンスター]]は、[[属性]]や[[種族]]など差別化できる要素が多いために、下位互換でも評価される場合もある。~ 例えば、[[攻撃力]]や[[守備力]]が低ければ[[戦闘]]で弱くなるが、[[《奈落の落とし穴》]]に引っ掛からなかったり、[[サーチャー]]・[[リクルーター]]の対象となったりする。~ [[《星に願いを》]]では数値が合っていることが重要であり、[[攻撃力]]や[[守備力]]の高低は無視される。~ また、[[種族]]や[[属性]]が違えば受けられる[[サポートカード]]も異なり、[[レベル]]が違えば出せる[[シンクロモンスター]]や[[エクシーズモンスター]]も変わる。~ [[通常モンスター]]等の[[効果]]を持たない[[モンスター]]も単体では[[効果モンスター]]に劣るが、一部の[[サポートカード]]の存在が長所となることもある。~ 更に、[[《死者蘇生》]]や[[コントロール奪取]]などで[[相手]]に使われる場合、上位互換の方が被害は大きくなる。~ このようなことが頻繁に起こるため、[[モンスター]]における完全下位互換はほぼ存在しないと言って良い。~ --しかし、それらの要素を加味しても、使い道や利点の少ない[[カード]]が一部に存在するのも事実である。~ 特に、初期に登場した[[通常モンスター]]などは[[効果]]を持たないだけでなく[[ステータス]]も低いため、現在の[[環境]]では使用に堪えないものが多い。~ その多くが[[絶版]]となっていることは、その証拠と言えるだろう。~ -[[魔法・罠カード]]には、[[効果]]や[[発動条件]]、[[カードの種類]]くらいしか違いを生み出す要素がないため、下位互換が勝る局面は少ない。~ 他にも、以下のような[[カード]]の存在から、厳密な意味での完全な下位互換は存在しない。~ //--[[《マインドクラッシュ》]]等の回避 --[[《撲滅の使徒》]]への対策、または併用 --[[《エクスチェンジ》]]で[[相手]]に渡った時のため --[[《禁止令》]]や[[《夜霧のスナイパー》]]への対策として指定されにくい[[カード]]を選ぶ -下位互換が採用される理由としては以下のようなものがある。~ --数合わせなどにより、追加枚数が必要になる場合 --[[上位互換]]が高価な[[カード]]で、金銭的に余裕がない場合 --[[デッキ]]の他の採用[[カード]]と照らし合わせ、[[《スモール・ワールド》]]に対応する場合 -「似た[[効果]]だが、一方の[[カード]]よりも使いにくい」だけで下位互換とは呼ばない。~ 例えば[[《マスドライバー》]]と[[《キャノン・ソルジャー》]]の比較が挙げられ、この場合[[ダメージ]]効率は後者の方が良い。~ しかし、[[《マスドライバー》]]は[[魔法カード]]であるため[[召喚権]]を使わない等、他の[[カード]]との[[シナジー]]を考えずとも[[《キャノン・ソルジャー》]]に勝る点を持つので下位互換ではない。~ 特に、その[[《マスドライバー》]]が先に[[禁止カード]]入りしている([[《キャノン・ソルジャー》]]らも後に[[禁止カード]]となったが)点からも、[[カードの種類]]の違いが如何に大きく差を付けているかが良く分かる。~ -[[制限強化]]された[[カード]]の下位互換が、[[制限改訂]]後に登場することは珍しくない。~ 高い[[汎用性]]を持つ[[カード]]や特定の[[デッキ]]の[[キーカード]]であった場合、多少使い勝手が悪くなっても代役として使えるものは、パックの目玉になるからである。~ こういった[[カード]]は「調整版○○(○○には[[上位互換]][[カード]]の名前が入る)」と呼ばれる。~ --制限にもかからない[[カード]]の[[下位互換]]の場合は、「劣化版○○」と呼ばれる。~ -[[《ハーフorストップ》]]は、[[《攻撃の無力化》]]と[[《収縮》]]のどちらかを[[相手]]に選ばせるような[[効果]]を持っているが、基本的に「[[相手]]に[[効果]]を選ばせる」[[カード]]は実質的にそれぞれ単体の[[カード]]の下位互換的にしか働かない。~ たとえば、[[自分]]が[[ライフポイント]]1500の状態で[[相手]]の[[《青眼の白龍》]]の[[直接攻撃]]を受ける場合、この状況での[[《ハーフorストップ》]]は実質「[[相手]]の選択次第で[[無効]]化される[[デメリット]]のついた[[《攻撃の無力化》]]」でしかない。~ -原作・アニメにおいて―~ 漫画やアニメでは既に[[OCG]]で[[上位互換]]があるにもかかわらず、下位互換が多数登場している。~ [[OCG]]化の際に性能が強化されるものもあるが、[[ドローソース]][[カード]]等は更に弱体化したり[[縛り]]を増やされて[[OCG]]化されやすい。~ 無論、[[OCG]]ルールに照らした変換の水準でほぼそのまま[[カード]]化されるものも多い。~ **[[上位互換]]・下位互換例 [#card] 《[[上位互換]][[カード]]》⇒《下位互換[[カード]]》~ -[[禁止>禁止カード]]・[[制限>制限カード]]・[[準制限カード]]との比較例。~ //--[[《黒き森のウィッチ》]]⇒[[《ゴブリンゾンビ》]]・[[《バイオレット・ウィッチ》]]・[[《ボタニティ・ガール》]]・[[《墓守の召喚師》]] //エラッタされた為 //--[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]⇒[[《大地の騎士ガイアナイト》]] //エラッタされた為 --[[《フィッシュボーグ−ガンナー》]]⇒[[《フィッシュボーグ−ランチャー》]] //--[[《BF−疾風のゲイル》]]⇒[[《アーマード・ビー》]] --[[《大嵐》]]⇒[[《巨竜の羽ばたき》]] --[[《強奪》]]⇒[[《堕落》]]・[[《薔薇の刻印》]] --[[《強欲な壺》]]⇒[[《カオス・グリード》]]・[[《強欲で貪欲な壺》]]・[[《強欲で金満な壺》]]等 --[[《強引な番兵》]]⇒[[《押収》]] //⇒[[《ダスト・シュート》]] //魔法と罠では、比較できない --[[《サンダー・ボルト》]]⇒[[《ライトニング・ボルテックス》]]・[[《封魔一閃》]]・[[《滅びの爆裂疾風弾》]]等 --[[《死者蘇生》]]⇒[[《O−オーバーソウル》]]・[[《奇跡の蘇生》]]・[[《思い出のブランコ》]]等 --[[《増援》]]⇒[[《紫炎の狼煙》]] --[[《早すぎた埋葬》]]⇒[[《再融合》]]・[[《契約の履行》]]等 --[[《ハリケーン》]]⇒[[《局所的ハリケーン》]] //--[[《王宮の勅命》]]⇒[[《魔法封印の呪符》]] //墓地発動の差もありますし、維持条件が全く違うので… --[[《血の代償》]]⇒[[《決戦の火蓋》]]・[[《闘争本能》]] //--[[《破壊輪》]]⇒[[《破壊指輪》]]・[[《デストラクト・サークル−A》]] //エラッタされた為 -その他の比較例。~ --[[《アマゾネスの剣士》]]⇒[[《アマゾネスの格闘戦士》]] --[[《E−HERO マリシャス・エッジ》]]⇒[[《E・HERO エッジマン》]] --[[《異次元の女戦士》]]⇒[[《異次元の戦士》]] --[[《インフェルニティ・ガーディアン》]]⇒[[《リボーン・ゾンビ》]] --[[《ガガガキッド》]]⇒[[《ガガガクラーク》]] --[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]⇒[[《カオス・ソーサラー》]]⇒[[《天魔神 エンライズ》]] --[[《鬼岩城》]]⇒[[《ナチュル・ガオドレイク》]] --[[《巨大ネズミ》]]⇒[[《荒野の女戦士》]] --[[《キラー・スネーク》]]⇒[[《リターン・ゾンビ》]] --[[《剣闘獣サムニテ》]]⇒[[《剣闘獣ティゲル》]] --[[《サイバー・ドラゴン》]]⇒[[《バイス・ドラゴン》]] --[[《ジェスター・コンフィ》]]⇒[[《リード・バタフライ》]] --[[《ジェルエンデュオ》]]⇒[[《アルカナフォースVI−THE LOVERS》]] --[[《シャクトパス》]]⇒[[《手錠龍》]] --[[《神獣王バルバロス》]]⇒[[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]・[[《ギルフォード・ザ・ライトニング》]]・[[《モイスチャー星人》]] --[[《スクラップ・オルトロス》]]⇒[[《スクラップ・コング》]] --[[《素早いビッグハムスター》]]⇒[[《デスハムスター》]] --[[《スピア・ドラゴン》]]⇒[[《マッド・デーモン》]] --[[《スフィア・ボム 球体時限爆弾》]]⇒[[《瞬着ボマー》]] --[[《セイクリッド・レオニス》]]⇒[[《セイクリッド・ダバラン》]] --[[《D.D.クロウ》]]⇒[[《ロスト》]] --[[《ナイト・バタフライ・アサシン》]]⇒[[《覚醒の勇士 ガガギゴ》]] --[[《No.1 ゲート・オブ・ヌメロン−エーカム》]]⇒[[《No.2 ゲート・オブ・ヌメロン−ドゥヴェー》]][[《No.3 ゲート・オブ・ヌメロン−トゥリーニ》]][[《No.4 ゲート・オブ・ヌメロン−チャトゥヴァーリ》]] --[[《No.17 リバイス・ドラゴン》]]⇒[[《ラヴァルバル・イグニス》]] --[[《ネクロ・ガードナー》]]⇒[[《シールド・ウォリアー》]] --[[《ハネワタ》]]⇒[[《ピケルの魔法陣》]] --[[《番兵ゴーレム》]]⇒[[《ガーディアン・スタチュー》]] --[[《BF−月影のカルート》]]⇒[[《BF−蒼天のジェット》]]・[[《BF−極夜のダマスカス》]] --[[《魔導戦士 ブレイカー》]]⇒[[《ハンニバル・ネクロマンサー》]] --[[《マンジュ・ゴッド》]]⇒[[《センジュ・ゴッド》]]・[[《ソニックバード》]] --[[《黄泉ガエル》]]⇒[[《サクリファイス・ロータス》]] --[[《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−》]]⇒[[《ホルスのしもべ》]] --[[《異次元からの埋葬》]]⇒[[《奇跡の発掘》]] --[[《ご隠居の大釜》]]⇒[[《波動キャノン》]] --[[《ご隠居の猛毒薬》]]⇒[[《昼夜の大火事》]]⇒[[《火あぶりの刑》]]⇒[[《ファイヤー・ボール》]]⇒[[《雷鳴》]]⇒[[《火の粉》]] --[[《ご隠居の猛毒薬》]]⇒[[《治療の神 ディアン・ケト》]]⇒[[《天使の生き血》]]⇒[[《ゴブリンの秘薬》]]⇒[[《レッド・ポーション》]]⇒[[《ブルー・ポーション》]] --[[《心変わり》]]⇒[[《洗脳−ブレインコントロール》]]・[[《精神操作》]] --[[《サイクロン》]]⇒[[《一陣の風》]]・[[《トルネード》]]・[[《ツイスター》]] --[[《死者転生》]]⇒[[《死者の生還》]] --[[《魂の解放》]]⇒[[《墓掘りグール》]] --[[《団結の力》]]・[[《魔導師の力》]]⇒[[《伝説の剣》等>《伝説の剣》#card]] --[[《ネオスペース》]]⇒[[《コンタクト》]]([[コクーン]]関連において) --[[《破天荒な風》]]⇒[[《ナナナ》]] --[[《光の護封剣》]]⇒[[《悪夢の鉄檻》]] --[[《非常食》]]⇒[[《グリフォンの羽根帚》]] //--[[《フォトン・サンクチュアリ》]]⇒[[《迷える仔羊》]] //出すトークンの中身も重要な現在では相互水準かと --[[《ブラック・ホール》]]⇒[[《カオス・エンド》]] --[[《魔法効果の矢》]]⇒[[《魔力浄化》]]・[[《魔力終了宣告》]]・[[《アーマーブレイク》]] --[[《魔法石の採掘》]]⇒[[《魔法再生》]] --[[《妖刀竹光》]]・[[《真刀竹光》]]⇒[[《折れ竹光》]] --[[《威嚇する咆哮》]]・[[《和睦の使者》]]⇒[[《ヒーローバリア》]]⇒[[《ヒーロースピリッツ》]] --[[《強烈なはたき落とし》]]⇒[[《はたき落とし》]]⇒[[《墓場からの誘い》]] --[[《クロスカウンター》]]⇒[[《カウンターパンチ》]] --[[《くず鉄のかかし》]]⇒[[《ダブル・ディフェンダー》]] --[[《激流葬》]]⇒[[《大落とし穴》]] //--[[《最終突撃命令》]]⇒[[《レベル制限A地区》]] --[[《次元幽閉》]]⇒[[《炸裂装甲》]] --[[《シフトチェンジ》]]⇒[[《地縛霊の誘い》]] --[[《昇天の角笛》]]⇒[[《ライト・バニッシュ》]] --[[《聖なるバリア −ミラーフォース−》]]⇒[[《閃光のバリア −シャイニング・フォース−》]]・[[《細胞爆破ウイルス》]]・[[《フロッグ・バリア》]]等 --[[《戦線復帰》]]⇒[[《ロスト・スター・ディセント》]] --[[《立ちはだかる強敵》]]⇒[[《挑発》]]・[[《アース・グラビティ》]] --[[《連鎖除外》]]・[[《断絶の落とし穴》]]⇒[[《ねずみ取り》]] --[[《転生の予言》]]⇒[[《希望の光》]] --[[《ドレインシールド》]]⇒[[《体力増強剤スーパーZ》]]・[[《ホーリージャベリン》]] --[[《八式対魔法多重結界》]]⇒[[《フォースフィールド》]] --[[《ギャクタン》]]⇒[[《盗賊の七つ道具》]] //--[[《魔法の筒》]]⇒[[《ディメンション・ウォール》]] --[[《妖精の風》]]⇒[[《スクラップ・クラッシュ》]] --[[《リビングデッドの呼び声》]]⇒[[《正統なる血統》]]・[[《エンジェル・リフト》]]等~ **関連リンク [#link] -[[上位互換]] -[[相互互換]] -[[下位種]] -[[用語集]]
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