ドラゴン族モンスターによる種族デッキ。
レベル7・8の最上級モンスターが質・量ともに充実しており、パワフルなモンスターによる豪放なデュエルが楽しめる。
《ドラゴニック・プレッシャー》を使うためにできるだけドラゴン族で統一する。
―罠カード
墓地アドバンテージが重要となるデッキ。
《ドラゴンズ・セットアッパー》・《ドラゴンズ・アップセッター》・《フェニックス・ドラゴン》と下級の主力がいずれも墓地に依存しており、手札コストを払うカードをうまく使いながらまずは墓地の状況を整えたい。
上級以上のドラゴン族は一度墓地に落とせば《フェニックス・ドラゴン》で回収できるので、手札に眠らせて通常のドロー枚数を減らすよりも墓地に送ってデッキを回すことを優先したい。
相手のデッキタイプや戦況を見て《フェニックス・ドラゴン》で最適な最上級ドラゴン族を回収、攻めに転じていく。
《ドラゴニック・プレッシャー》や《ビックリード・ドラゴン》の存在から、多くのデッキが苦手とするマキシマムモンスターの突破を行いやすいのは大きなメリットと言える。
《ドラゴニック・プレッシャー》はドラゴン族3枚という厳しい手札コストを要求するため、これを発動するにはデッキのドラゴン族比率を高める必要があり、他種族との混成デッキが作りづらい。
《ドラゴニック・プレッシャー》を安定して使うならば、ほぼドラゴン族統一デッキを組むことを強いられる。
必然的に《ダーク・リベレイション》がない事が相手に悟られるなど、デッキタイプが読まれやすいのも情報アドバンテージ面では不利と言える。
最上級モンスターへの依存度が高いため、手札事故はどうしてもつきまとう。
手札コストカードや《ドラゴン・エンカウント》を使ってうまく手札を切っていけるデッキを構築しよう。
また最上級モンスターのアドバンス召喚を阻害する《魔将ヤメルーラ》はデッキ単位でかなり苦手である。
下級・上級ドラゴン族で《魔将ヤメルーラ》を突破する手段もとぼしく、《祭神モドリーナ》等で何度も発動されるとそのまま詰みかねない。