《ハッキング・ドラゴン》 †
効果モンスター
星7/光属性/ドラゴン族/攻2300/守2000
【条件】なし
【効果】自分の手札のモンスター(ドラゴン族)1体を相手フィールドに表側守備表示で特殊召喚する。
その後、相手フィールドの攻撃表示モンスター(レベル8以下)1体を選んで持ち主の手札に戻す事ができる。
最強ジャンプ(2023年2月号) 付属カードで登場した光属性・ドラゴン族の最上級効果モンスター。
手札からドラゴン族1体を相手フィールドに表側守備表示で特殊召喚し、相手フィールドのレベル8以下の攻撃表示モンスター1体を手札に戻す事ができる効果を持つ。
弱小モンスターを送り付け、相手の大型モンスターを処理することが狙い。
自身の攻撃力は最上級モンスターとしては低めだが、攻撃力の高いモンスターをバウンスし、守備力2300未満を送り付ければ攻める分には困らない。
アドバンテージ上では1枚の損だが、アドバンス召喚したモンスターをバウンスしたり、相手の次の通常のドローが減るので総合的に見ればプラスとなる。
他に貫通や連続攻撃ができるモンスターがいれば送り付けたモンスターもまとめて処理できる。
特に貫通は低守備力のモンスターを出しておけばかなりの戦闘ダメージとなる。
相手フィールドに3体もしくはマキシマムモードのモンスターがいると特殊召喚できない状況となり効果の発動ができない。
また、《業火の結界像》も特殊召喚先を制限されるため苦手。
展開力の高いデッキや【マキシマム召喚】が多い環境では使用は控えた方がいいだろう。
- 「ハッキング(hacking)」とは「コンピュータの解析・改造行為」を指す。
犯罪等のネガティブなイメージがあるが、それらは「クラッキング」と呼ばれハッキング自体は悪行ではない。
ただ、相手フィールドに自分のモンスターを侵入させ、バウンスにより損傷を与える効果や下記のアニメの口上や攻撃名からクラッキングと同等の意味で使われている。
- 召喚口上は、「つまらないデータをつまらせる!その隙突いてバックドア!四角いものもマルウェア!アドバンス召喚!《ハッキング・ドラゴン》 !」。
遊飛が使用した時の召喚口上は、「つまらないデータをつまみだす!その隙突いてバックドロップ!四角いものも丸めてポイ!特殊召喚!《ハッキング・ドラゴン》 !」に変化していた。
- バックドアは、コンピュータ用語で正規の接続にIDやパスワード等を必要とするシステムにおいて、そうした認証を回避して接続できる機能の事である。
システムの仕様として付ける事もあるが、セキュリティの欠陥によって生じる事もあり、システムを改竄される場合もある。
マルウェアはウイルスやスパイウェアなど、ユーザーが使用するデバイスに悪影響を及ぼす、悪意のあるコードやソフトウェアの総称を指す。
英語のmalicious(悪意のある)とsoftware(ソフトウェア)に由来する。
- 攻撃名に使われているランサムウェアは、インフラのぜい弱性を利用して侵入し、データを暗号化して使用できない状態に変え、そのデータを元に戻す(復号する)には対価(金銭や暗号資産)を要求する不正プログラムを指す。
収録パック等 †
外部リンク †