フュージョン・効果モンスター 星9/闇属性/ギャラクシー族/攻3400/守2500 「ヴォイドヴェルグ・レクイエム」+「ヴォイドヴェルグ・ヘカトンケイル」 【条件】このカードをフュージョン召喚した自分メインフェイズに、 手札2枚を墓地へ送って発動できる。 【効果】相手フィールドの裏側表示のカードを2枚まで選んで持ち主の手札に戻す。 この効果の条件で通常魔法カード2枚を墓地へ送った場合、 さらに次の相手ターン終了時まで、お互いは通常魔法カードを発動できない。
最強ジャンプ(2025年3月号) 付属カードで登場した闇属性・ギャラクシー族のフュージョンモンスター。
フュージョン召喚した自分メインフェイズに手札2枚を墓地へ送る事で、相手フィールドの裏側表示カードを2枚まで手札に戻し、コストが通常魔法2枚の場合は次のターン終了時までお互いに通常魔法を発動できなくなる効果を持つ。
素材は最上級モンスター2体と非常に重い。
《ヴォイドヴェルグ・レクイエム》は専用サポートカードも豊富だが、もう片方の《ヴォイドヴェルグ・ヘカトンケイル》は主力モンスターとレベルが合わず、ほぼこのカードのためだけの投入となる。
更に効果に手札コストに2枚のカードが必要であり、フィールドに正規素材を揃えてフュージョン召喚を行う場合、素材の調達から発動までを1ターンで行うのはほぼ不可能。
相応の墓地肥やしが求められるが墓地を素材にできる《ヴォイドダスト・フュージョン》を用いるのが最も有力な選択肢。
あちらの制約による攻撃制限で仕留められずとも、後半の効果が適用できていれば返しのターンもある程度は相手の動きを鈍らせられる。
それ以外ではレジェンドカードではあるが、《E・HERO プリズマー》で後者のカード名を代用するのも理に適った運用と言える。
依存しにくいとはいえ、やや扱いづらい《ヴォイドヴェルグ・ヘカトンケイル》を採用せずに済むためデッキスロットを他に回せる。
基本の効果は裏側表示カードの2枚までのバウンス。
壁の除去や攻撃前の露払いとなる。
通常魔法2枚をコストにした場合は次のターンまでお互いの通常魔法の発動を封じる。
前半のバウンスで魔法カードを戻す事で次のターンにそれらを腐らせることを狙える。
自分側はこのカードにリソースを割いているため影響も受けづらい。
ただし、通常魔法以外の魔法カードは封じられない点に注意。