《交戦魚サメガロン》のバックアップ(No.11)

《交戦魚(こうせんぎょ)サメガロン》 †

効果モンスター
星７/水属性/魚族/攻2300/守 500
【条件】手札のモンスター（水属性）１体を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの守備表示モンスター１体を選んで表側攻撃表示にする。

　守備表示のモンスターは攻撃力が守備力より低いことが多く、効果を使用後にこのカードで攻撃すれば大ダメージが見込める。
　だが、効果だけ見るならば《風使いトルネ》の弱体化版であり、攻撃表示モンスターには無力で手札コストも指定されている。
　このカード自身も最上級モンスターで出すためにカードを消費しがちなことを考えると、更に手札コストを要求するこの効果は少々重い。
　《アンカー・モーレイ》はサルベージ効果により、このカードのアドバンス召喚のリリースや手札コストを補充できるため、併用すれば少しは使いやすくなるだろう。

　現状水属性、魚族共にこのカードが最高攻撃力であり、《海》・《大海洋》があれば中途半端な攻撃力も補える。
　さらに《サバイバル・ソードフィッシュ》の効果とそれらのフィールド魔法を組み合わせることができれば、《青眼の白龍》の戦闘破壊にまで手が届く。
　特に《大海洋》なら《サバイバル・ソードフィッシュ》なしでも2500打点を、《サバイバル・ソードフィッシュ》があれば《青眼の白龍》を一方的に戦闘破壊できるようになる。
　水属性あるいは魚族最上級アタッカーとして運用し、効果は有効に使える場面があれば使う程度でよいだろう。

「交戦」とは読んで字の如く、戦いをまじえることであるが、「鮫」の漢字の旁（つくり）である「交」と掛けてあるのかもしれない。
古代の大型サメ「メガロドン」もカード名の元ネタだろうか。