遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ †
1999年からKONAMIが製造・販売しているトレーディングカードゲーム。
集英社の「週刊少年ジャンプ」に連載された高橋和希原作の漫画「遊☆戯☆王」に登場するトレーディングカードゲームを再現したゲームである。
略称はOCG(Official Card Game)・遊戯王OCG。
本Wikiで取り上げる「遊戯王ラッシュデュエル」は、この「遊戯王OCG」の姉妹商品であり、OCGをベースにルールを簡略化したゲームである。
なお「遊戯王ラッシュデュエル」と「遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ」は別のゲームである。
そのため、OCGのカードをラッシュデュエルで使用する事も、ラッシュデュエルのカードをOCGで使用する事もできない。
これゆえ、ゲームを超えて極端に強いシナジーが発生しているかのように見えるカードが双方に登場しており、度々ネタにされる。
最大の違いはドローフェイズのドロー枚数と、通常召喚回数であろう。
この2つはKONAMIもラッシュデュエルの売りとして大きく宣伝している。
この他、OCGとラッシュデュエルの主なルールの違いは以下の通り。
その他
- また、OCGにおいて複雑であったり、分かりにくい裁定を持つカードが登場する場合、効果処理の順番を入れ換えたり、効果分類を変更することもある。
- 商品名が何度か変更されている。
これまでに「遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ」→「遊戯王ファイブディーズ オフィシャルカードゲーム」→「遊戯王ゼアル オフィシャルカードゲーム」→「遊戯王アーク・ファイブ オフィシャルカードゲーム」と変わっており、2017年に再び「遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ」に戻った。
詳しくはOCG:遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズを参照。
- 「遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ」の海外版として「YU-GI-OH! TRADING CARD GAME」がある。
「遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ」の略称である「OCG」と区別する為、「YU-GI-OH! TRADING CARD GAME」は「TCG」という略称で呼ばれることもある。
- 海外版の内、韓国語版とアジア圏向け英語版は「OCG」である。
なお、現在ではアジア圏向け英語版のロゴは日本語版と同じロゴとなっているが、かつてアジア圏向けで販売されていた「アジア圏専用のカード」のロゴは「遊戯王TRADING CARD GAME」であり、この仕様のものも含めて「OCG」に分類されている。
- TCGのスピードデュエルでは特別なマーカーが印刷されたスピードデュエル用カードを用いるが、スピードデュエル用カードは「スキルカード」を除いてTCGの通常のデュエルで使用可能である。
- 明言はされていないが、同作においてラッシュデュエルの前のルール「ゴーハデュエル」は遊戯王OCGをモデルにしたゲームだと思われる。
第91話でオーティスは「(ゴーハデュエルは)徐々に複雑化し、規制にまみれ、遂には子供たちの手を離れてしまった」と述べているが、これは(少なくとも前2つは)現実のOCGが辿った道である。
ゴーラッシュ!!の第62話でも遊我が上記のようなことを語った上でラッシュデュエルを生み出した経緯を話している。
- その「ゴーハデュエル」自体を作ったのもオーティスであると語っている。
※カードの種類はラッシュデュエルで登場したときの種類。
関連リンク †